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【惰話】書くことが無いので淡水の話を2つ

ホントにもう仕事が溜まりに溜まっておりまして、マリーナに行くどころか、ちょっと食事に出かけるなんて事もままならない感じになっております。

そんなわけで何も書く事が無いのですが、再来週末は知人のヨットにお呼ばれされての瀬戸内海クルージングなんて素晴らしい響きのイベントも待ち構えていたりして。
すると、次回いつになったらこのブログ的なやつ非航海日誌を書けるのか?と思いまして、無理矢理何か書く所存でございます。
貴社ますますご清栄のこととお慶び申し上げますな、ここまでが枕ですわうむ。

さて、私の毎夏のイベントと言えば、清水タンクです。
清水タンク、普段は空にしていますが、ウチのヨットの構造上

埋め込まれて、まだ見たことの無いタンクはここにある(らしい)

中を完全にドライにするのは難しい。
とは言っても水を入れて放置しておけば、特に井戸水の現マリーナでは心配な事が。
海から上げて船体を洗ってると、ホースからたまに苔みたいのが出てくるんですよね…
そんな水を入れっぱなしにしておくと、タンク内の水質悪化… と言うかタンクや清水ライン内の汚染は避けられない気がします。
どうせ飲料として使う事は無いのですが、やはり気分は良くないですわな。

そこで、

哺乳瓶の除菌剤。
いつもはミルトンと言う会社?ブランド?製品?を買い求めていましたが、通販サイトでは欠品中でしたので、これを買いました。
どうせみんな、中は次亜塩素酸ナトリウムでしょ?
これをドバドバと突っ込む予定です。

あれ?話が終わっちゃったな…

無理矢理話を繋げますと、清水と言えば淡水(そりゃそうだ)。
私憧れのヨット遊びがフレッシュウォーター淡水でのセイリングです。
いや、そりゃお前、琵琶湖や霞ヶ浦、頑張ったら諏訪湖とかで出来んじゃね?と言うツッコミもありましょう。
いや、正確に言うと淡水っていうか私の場合は、お気に入りの場所までトレーラーで運んで行き、

あ、これはドイツ人夫婦所有の、ウチのと同型艇です
私ならマスト立ててから水に浮かべるな

こんな感じでバカンスのセイリングをスタートさせ。
河川や運河を伝い、

日本だとびっくりですが、欧州ではよく見る光景
浅そうなキャナルは先行艇が欲しいですな、怖いから

時に水道橋を渡ったりして

↑憧れのスウェーデンはDalsland運河のHåverud水道橋
(74ftのボートまで通航可)

そして時には跳開橋や閘門ロック

ロックの先に跳開橋と、ご馳走みたいなコース
こういう大きなロックは村営だったりしますけど、小さいロックは、近くの家が代々ロック管理者(灯台守の家みたいな感じ)だったりして、毎回その家に「開けてー」って言いに行ったり、或いはロープを引けば動くような仕組みのセルフサービスだったりもします

通って、お好みの池や湖でセイルを揚げて、セイリングを楽しみつつ、

湖のアンカリングは、控えめに言って最高

夕方にはアンカリングしてのんびり… みたいな?

湖畔のキャンプ場ではマリーナとか係留施設を兼ねてる事が多いドイツ

他にも、スウェーデンでよく見かける

建物はレンタルなのか個人所有なのか… 羨ましい
古風な屋根

こう言う、バカンスで利用する舟屋みたいな感じの場所で気ままに過ごせたら、どんなにハッピーな事か…

こう言うのが、欧州かぶれの私の理想の夏休みですわ。

マストが倒せ、キールもラダーも上げれば喫水40cm(普段は155cm)と言うウチのヨット。
純正のトレーラーもビルダーが販売していて、もうこんな夏休みを満喫する気満々なんですが、残念ながら日本にそんな場所は無いし、そもそもそんな長い夏休みなんか私には無かったか…

つまり、早く仕事を引退しないとダメだって事だ。