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【ヨット近況】【フェンダー吊具04】冬眠から覚めぬエンジン

5週間ぶりにマリーナに。
マリーナに行く時以外に車に乗るって事がほぼゼロなので、自分の車を見るのも5週間ぶりですわ。
しかも前回のマリーナからの帰りに洗車したと言うタイミングだったので、

トンネルを抜けようが何だろうが雪は雪

こんな雪混じりの雨の中に行きたくは無かったのですが、スルハル金具や燃料系のホース類の交換が終わっていますので、そのチェックのために仕方なくと言う感じ?

◾️まずはフェンダーハンガー

最初にフェンダー吊具ハンガー(と作ったスペーサー)の実装実験。
簡単な事から先にやっちゃいます。

前回作った

↑これを試しに付けてみて、問題無いようならこれを以て決定版という事に。

小雨降る中、ライフラインにスペーサーをはめて…

スターボードサイド

うんうん。
で、ハンガーを装着…した写真は撮ってなくて、いきなりポートサイドでロープまで通した状態ですが…

いきなりポートサイド

ああ、いいですね。
想定・想像通りの感じです。

別角度から
フェンダー用のロープを注文しよう

フェンダーのロープがちゃんと引っ掛かるかどうかと言う、この製品そのものの評価については引っ張ってみても問題無い感じですし、友人先人が既に実装しているので大丈夫でしょう。
よし!残り6個を量産しよう。

さっき3個作った

フェンダー吊具ハンガー編はこれにて終了。

◾️スルハル金具とか

艇の内と外の2人がかりで作業しないとダメなスルハル金具の交換(テープとかを活用すれば一人でも出来ますが、そこまでしたくは無い)。
当然、ボッチセイラーの友達のいない私に手伝ってくれる人は無く、作業そのものをマリーナにお願いしていましたが、それが完了。

ふんふん。
エンジンの冷却水取水口、トイレの取水口、トイレの排水口、

当たり前ですけど、ちゃんと全て終わっています。

陸置保管艇なので、船底塗料を塗るか否か考えてしまうところ。
ラダーの補修の時に使った船底塗料が余っていますので塗ってもいいんですが、塗ると無駄に抵抗増加に… と考えると塗るのを躊躇ためらうし、でも見た目だけを考えるなら(船底全て)塗り上げたいし… うーん。
小さい艇だから塗料を剥がして全部塗っても大した手間じゃ無いんだけど、どうしようかなー(悩)。
本当は全部剥がしてゲルコート仕上げのピカピカ仕様にしたいんだけど、そこまでの根性は無いし…
もしやるなら、船を直接地面に(斜めに)置いて片側終わったら一回起こして反対に倒して… みたいな感じだろうか?

さて、将来の作業(候補)はいいとして、中を見てみます。

ロッカーを開けて…

青いのはFFヒーターの燃料ライン保護用のホースで交換してない

うんうん。
燃料、燃料リターン、冷却水、トイレ給排水、燃料タンクベント、あらゆるホースが新しくなって、気持ちいい。
海に浮かべて漏水試験をしたいところではありますが、その前にエンジンが直らないとね…

◾️そしてエンジン

さて、水が混入したかも?かかりませんと言われたエンジン。
燃料ポンプやヘッドカバーも外されて、メカメカしい感じに。

勿論こっちのホース類も新品

現状はノズルテスターでノズルは問題無いと判断され、次の目星は燃料ポンプか圧縮か。
ポンプはポンプ屋さんでオーバーホールに出されました。
圧縮は微妙… 抜けてるわけじゃ無いけど… ちょっとこの辺は歯切れ悪く書いておきますわ。
バルブシートとかタイミングとかならまだマシ(それでもお金は結構飛んで行く)ですが、シリンダー内壁とかなら最悪ですな。
普通のエンジンならそんな心配はしませんが、私の艇の2YM15エンジンは、
前のオーナーがウォーターロックからの海水の逆流でシリンダーやピストンを錆びさせ、シリンダー内壁を0.2mm程ボーリングするも傷がとれず、結局スリーブを入れて焼き入れして新たなシリンダー内壁に… と言う平成の大修理をしているらしいのです。
んーーー、腰上シリンダブロックの修理なら嫌だなぁ…
と言う感じ。

とりあえず燃料ポンプがオーバーホールから返ってきて、それからですな…

いっそ最低限の修理だけして5〜60万で売ってしまい、新しいエンジンに載せ替えたいところではありますが、YMシリーズは世界中でタマ不足と聞いておりますので、すぐ入手出来るか微妙なところ。
そして10年以内には近い将来きっと「私のヨットライフ最後の大改修」としてディーゼルを捨て電動で出ようヨットの電動化してると思うんですよねぇ…

そんな感じで、来週までに燃料ポンプが戻ってくれば次回は今日の続きでエンジン。
そうでなければ次回は鍋敷とゴミ袋のお話でもしますかね。

次回は多分鍋敷の話