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【20-02】シャフト周りのテストをした初夏セイリング

昨日は大雨が降る中、作業中の様々な工具や資材が散乱したキャビンの整理をして海に出せる状態に戻しました。
昨日の雨は何処へやら?今朝は素晴らしい天気で、

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マリーナには青空に初夏の香りが漂っています。
残念ながら昨日の大雨で海水は若干濁り気味、真っ青な浦賀水道ブルー(←今作った言葉だし、そもそもそんな自慢出来るような物では…)とはいきませんが、波も無く、なかなかのコンディション。
残念ながら風は2〜3m程度とそよ風な感じではありますが、南南東からですから少し沖に出ればそれなりに吹いてくれるかもしれません。

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強い日差しに夏真っ盛りかと勘違いしてしまいそうですが、うっすらと見える富士山の頭に残る雪が今は梅雨時だと言う事を思い出させてくれます。

さて、今日は修理の終わったシャフト周り、グランドパッキンやPSSの水漏れが無いか?などの試験と、県外移動自粛で数ヶ月間ヨットを動かしていませんでしたので、各部を色々動かしてやると言う感じの出航です。

セイルカバーを外していると、昨日の雨でセイルに溜まった雨水が否応なく自分に降り注いで来たり(コクピットデッキがびちょびちょに)、久しぶりにティラーカバーを外したので

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ああ、こんなの作ったなぁと、すっかり忘れていた自作のティラーを見たりしつつ、色々出航準備をしていざ海へ!

今日は久しぶりにヨット仲間1人を乗せてダブルハンドでのセイリングです。
と言うか、よく考えるとこのヨットに変えてからはウチの奥さんが1、2回乗ったくらいで、あとはずっとシングルでしか乗った事しかないな…

久しぶりの海に久しぶりのヨット、若干緊張気味に海に出ました。

エンジンを2YM15の最大回転数3,600RPMにして前進、後進させても異常振動は出ません、水漏れも今のところ大丈夫そうです。
ではでは、セイルを上げましょう…

今日はガフスパーにカメラを付けてみたので、セイルアップをこんな感じで撮影です。
外国人のプロセイラーっぽく、ウインチハンドルを使わずメインセイルを上げてみました(カメラで撮ってたから)。 本当は更に素手だとカッコいいですが、面の皮も手の皮も厚くない私はグローブしないと無理ですわ。

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セイルを上げて快調にマリーナを後にし、沖に出ると風が5〜7mくらいになって来ました。
艇速は4.5ノット、少し見栄っ張り気味に言うと5ノット弱出ています。

途中、

東海汽船のジェットフォイル「セブンアイランド愛」が鼻先を通ったり(45ノットで走るボーイング929、速度差10倍ですわ…)。

上の動画はマストトップ(と言うか正確に言うとガフスパーエンド)から見たジェットフォイルとの交差ですが、260トン超の船が40ノット以上で走った直後のウェーキ(航跡波)とは思えないあっさり具合です。
やはり排水船と違ってハイドロフォイルの抵抗の少なさがわかりますなぁ…
などと感心しつつ、

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チーバくんの描かれた「しらはま丸」(東京湾フェリー)に癒されたりして、約3時間のセイリングを楽んで帰港。
今日はたまたまお隣のヨットのオーナー氏が帰港風景を撮っていて下さったので、二元同時中継みたいな感じで…

移動距離は10マイルちょっと、最高速度は5.5ノットでした。

紫の三角形を描いたのが今回のトラックです。 左の二辺は帆走、右の一辺は機走でした。

ちなみにこれを書いてるのは夜中ですが、日焼けが酷くて寝られません… 

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