【インペラ交換2021】【エアエレメント交換】男には負けると分かっていても交換しないとといけない時もある

2021年3月11日 16:48

インペラ交換2020はこちら（続いてるわけじゃありませんが）

去年のインペラ交換が2月8日で今日は3月10日と約13ヶ月の間隔となってしまいました。
勿論毎年交換をする事にしていますが、

「毎回13ヶ月間隔で作業すれば10年間で10個インペラが必要なところ9個で済むのでは？」

なんてバカな事を考えつつマリーナに到着するといい天気で

カモメも呑気に飛んでたりしてますが、キャビンに入り。

交換するインペラ周りのパーツを引っ張り出し、エンジンにアクセスします。
ウチのヨットはこの下段のステップを

外しまして、

インスペクションドアを開けると

ウォーターポンプ（海水側）様のご尊顔を拝む事が出来ます。
っと、クーラント側の冷却水パイプのタイラップが、

切れてぶら下がっています。
これは必要な部品だったっけ？とパーツリストを見たら「ナイロンバンド」と言う名前でしっかりと書かれていましたので（9番ね）マストな部品なのでしょう、ヨットだけに（それはMastや）。

と言うかこのタイラップが無いと何かあった時にベルトに当たる可能性があるのか。
パイプリテーナーの形を変えてくれればいいのに… とか思いつつ適当なタイラップを探しまして、

忘れないうちに留めておきました。

しかし、ここってこんな黒いタイラップで何か留めてたっけ？と言う違和感も後押しし、去年の写真を見てみると、

むしろ、もっと目立つ白いタイラップで留められていました。
俺の目は節穴か！記憶力はニワトリ並みか！とセルフ突っ込みです。

タイラップが変わってるのは、昨年の緊急事態宣言で他県への移動自粛が出た時に業者さんに頼んでやってもらった修理の際に変えられたのでしょう。　今まで気づかんかった…

いや、別に油水分離器の取り付けが甘くて気がつかなかったらまずかったとかオイルフィルターが規定のトルクの倍以上か？と言う勢いで締められていたとか、クーラントリザーバータンクへのパイプの配管がおかしくてやり直したとか、その他色々あったのでちょっと後悔してるんですよ、知らない業者さんに外注に出したの。
この時は県外移動自粛で自分のヨットに行けないと言う事もあって自分での修理を断念したわけですが、次回はやっぱり自分でやるか知ってる業者さんに頼まないとダメだな… と。

いやいや、愚痴になってしまいましたが気を取り直して本来目的のインペラの交換を…

さーて… って、あれ？　なんだこれ？
ここ1ヶ月見ない間にポンプブラケットやボルト、ナット類がめちゃくちゃ錆びています！

↑廃工場に打ち捨てられてる機械状態じゃん！
去年の写真と見比べてみると…

ボルトやナットにちゃんとレンチが噛んで回せるのか？と言うレベルでまずい感じになってます。
と言うか、前回乗った時の運行前点検では当然こんなに錆びていませんでしたので、ここ1ヶ月でこうなったとしか…
と言う事は前回の水漏れによってこんな風に？？
どちらにせよ、こんな屑鉄チックなエンジンで安楽な気持ちで海に出る気はおきませんから、ダメなパーツをリストアップします。
最低限の部品交換をするなら…