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にむにむの一日。天気と地震

この記事は Tokyo City University Advent Calendar 2023の11日目の記事です。

前日は きもしょ さんによるGoogleフォームとGASで、Discordサーバーの招待リンクを自動発行&メール送付です。



introduction

今回は にむにむが天気と地震の情報を集める時に普段していること について書くよ。まずは一日のルーティンみたいなものを紹介して、あとは、地震や雪などの現象についてにむにむがどのようにして情報を集めたり考えたりしているか を書いていく。ルーティンに関しては、大学がある日だと変則的すぎて難しいので、大学もなく、特に出かけもしない、休日の一日を紹介する。


朝9:00 起床

パソコンをつけて、地震ソフトJQuakeを起動し、
Youtubeを開いて、BSC24自然災害情報共有放送局の配信を付ける。
JQuakeはこんなやつ↓

JQuake
緑の点のとこは生活振動(自動車とかの揺れ)で揺れているところ

1日に平均して数回の有感地震が発生し、無感の地震もいくつか発生する。JQuakeでは、無感の地震にも反応が出て、音が出るので、普通の人だとしつこいと感じるかもしれない。そもそも強震モニタ自体が高度利用者向けのものであるが。音が出る基準に関しては設定で変更できるので、揺れる前に地震に気づきたい人にオススメ。JQuake のダウンロードはこちらから。
JQuakeは現在、防災科学技術研究所(NIED)の利用条件の更新に伴い、緊急地震速報はProject DM-D.S.Sに加入していない状態では利用できなくなっている。また、加入していない状態では各観測点の震度や加速度などの数値情報も表示されない。
現在(2023年12月)、私は月額550円でProject DM-D.S.SのJQuakeプランに加入して、緊急地震速報の情報を利用している。

BSC24自然災害情報共有放送局はライブ配信サービスを通じて、地震・津波・噴火・異常気象等の自然災害を主に情報共有をしている。緊急地震速報や各気象情報を即時におしらせしてくれる放送。Youtubeはこちら。ニコニコ生放送はこちら放送を見る時は概要欄を必ず読んでね。

この二つを基本的に一日中つけてる。
朝はよっぽど変な天気とか、出かけるとかじゃない限り、天気を確認することはない。めちゃくちゃ寒かったりすると、NERV防災のアメダス観測点の情報をチェックしたりするかも。

昼13:58 ゴゴスマ(平日に限る)

情報はいろいろ見た方がいいので、テレビの天気予報もチェックする。
ゴゴスマの天気予報は長いと30分くらいちゃんとやってくれるので、個人的には好き。

昼(不定期) ウェザーリポート昼~夕方編

ウェザーニュースのソラミッションでウェザーリポートを行う。
昼間に送る時はだいたい『今日のソラヨミ』か『夕焼けミッション(?)』。
夏はゲリラ雷雨のミッションみたいなやつがあるので、それを送ることもある。
写真に体感等の情報を付加してリポートを送る。

2023年9月13日10時39分
2023年11月28日16時54分

夕方17:00~18:00 翌日の天気確認

このくらいの時間に翌日の天気の詳しい記事がウェザーニュースのお天気ニュースch.で出るので、それを確認する。翌日になんかある時(例えば、、、台風とか大雨とか雪とか)はウェザーニュースのYoutubeを確認したりとかもする。

夜(不定期) ウェザーリポート夜編

ウェザーニュースのソラミッション、『月・星リポート募集!』を送る。
これも写真に体感等の情報を付加して送る。

2023年12月10日0時

画面の汚れじゃないよ。星。
何も見えないときは画面を明るくしてみてね。

夜23:00以降(不定期) 就寝

寝る。パソコンの電源もすべて切って。地震とかは震度2くらいか、スマホの通知が鳴らないと気づきません。万一、大きめの地震が起きた時は飛び起きて、パソコンの電源を入れて 情報を集める。実際、今までに何回かやったことがある。


常時見るもの

JQuake

常につけているJQuakeくんはこんな感じで、地震があると反応する。無感地震でも検知する。

これは、2023年11月19日午前2時41分に発生した地震の反応。この時間は普通に起きてて気づいた。
有感地震で、震度分布はこんな感じ。

気象庁震度データベースより

これは、2023年11月19日午後9時41分に発生した地震の反応。これも有感地震で震度分布はこんな感じ。

気象庁震度データベースより
これ表示したら震度分布が隠れた。
隠れないように表示 とかないのか。

慣れれば、揺れの反応の仕方でどこら辺が震源か考えたり、震源の深い地震を判別したりできる。

まあ、こういう予想をするのは小さめの地震の時だけで、、、
大きな地震の時は普通に到達予想円が表示される。

左端に少し映ってる青線がP波(初期微動)
オレンジ色のがS波(主要動)

この地震の震度分布と地震情報↓

気象庁震度データベースより

検知があると音で教えてくれるので、作業中でも気づける。住んでいる地域が大きな揺れを観測しそうなときには最前面に表示されるような設定もしているが、JQuakeを使ってからそのような地震に遭遇したことは一度もない。
そもそもここ半年くらい最大震度5弱以上の地震が起きていない。東日本大震災以降で一番間隔開いてるとか言われていたような。地震は気まぐれ、そういうこともある。

雨雲レーダー

これ、雨が降ってないときは暇つぶし感覚で見る。ウェザーニュースは会員登録してあるので、30時間くらい先まで適当にチェックして、少しでも降りそうな時間があれば、覚えておく。

雨が降ってるときは、過去1時間以上前から遡って流れをみる。大雑把で広範囲の降水域の動きを確認するためなら予想の動きを見るのもいいが、小さい範囲の予想は予想通りにならないことが多い。過去の動きから予想するのが大事。いっぱい見れば見るほどわかるようになる。ただ最近はだいたい予想通りだなって感じのもあって、、、まあ よくわからなかったら聞いてくださいな。


その他 特殊な現象への対応

地震

最大震度5強以上の地震が発生した場合
まずは震源位置、地震の規模、震源の深さ等情報を集め、津波の可能性の有無を確認し、気象庁の情報を待つ。

BSC24で情報収集を行う。

地震発生後1~2時間後に行われる気象庁会見を観る。
※自分の地域が被災した場合は避難行動を優先する。

海外で大きな地震が発生し、日本に津波等の影響を及ぼす可能性がある場合。

一旦USGSで情報を確認する。USGSに情報が出ていない場合はドイツのGFZで確認する。

気象庁からも情報が出るので、Twitter等で確認。
震源の情報が出てから津波の有無に関しての情報は少し時間がいるので、それもまた少し待って確認。

待ってる間に長周期地震動のモニタを見てみたりする。海外地震の反応が綺麗に見える。

これ12月2日のフィリピンの反応

普段↓

若干の海面変動、もしくは、0.2m以上の津波が予想される場合は気象庁の津波潮位観測情報を定期的にチェックする。
潮位観測情報で波が到達するとこんな感じで変化が見える。

フィリピンで日本時間12月2日23時37分に発生したMw7.6の地震による影響

12月3日の午前3時から6時の間に偏差が大きくなっているのが分かる。
まあ、十数cmくらいだから若干の海面変動だね。

ゲリラ雷雨

多くの場合は自分がいるところに到達する前に雷雲等の存在に気付く。雷雨発生の可能性が高い場合は前日に天気予報等でも注意喚起が出る。
ウェザーニュースの会員登録をしていると、近くで落雷があった時に通知してくれるモードを設定できる。
雷雲等が到達したら、雨雲レーダーを見つつ、流れを読む。家にいるときとか、どこで落雷が起きているのか確認したい時は、雷ライブマップをみる。

わかりやすく画像に文字を追加しています。
2023年7月3日23時33分

十字のところが落雷地点。赤丸は直近数分で落雷したところ(多分)。落雷した地点を表示する時間は設定で変更でき、最大120分まで。画像では90分に設定。おそらく海外のサイトなので、日本だけでなく世界各地を見れる。
雷雲がどんな感じで移動してきたかを可視化して見ることが出来る。

台風

TVやら天気図やらいろいろ情報を見つつ、台風が発生したらいつぐらいに影響が出始めそうか確認する。台風が発生したら、発達具合は予想が難しく変わりやすいことが多いので、情報が更新されるたびに確認する。台風に関しては自分で考えるよりもTVの解説観たりとか、ウェザーニュースの動画を観たりすることが多め。

台風が接近して来たら、もう外に出ないで、川の様子も見ない。家の中で引きこもってニュースを確認しよう。ちなみに、どうしても川の様子を見たければ、国土交通省 川の防災情報で確認すればヨシ。

地図を拡大してカメラマークを探して押せば見れる。
水位の情報も確認できる。

国土交通省のHPにないカメラでも、市町村のHPから見れたりすることがある。横浜市はこちら
リアルの川の様子は絶対に見に行くな。

大雪

関東平野南部の雪の予報は難しくて当日になっても降雪量もろもろ予報が変わりやすい特徴がある。自分で予想できる域を超えているので普通にTVとかウェザーニュースとかで確認する。
雪が降りだして、積もる予報じゃないから大丈夫かなと安心せずにこまめに予報を確認することがオススメ。

関東平野南部に雪をもたらす南岸低気圧の接近は数日前から天気図で確認できるので、もしかしたら降るかも…?くらいの予測はできるかも。ただ、南岸低気圧の通るコースがわずかに南北にずれるだけで、雪から雨に変化したり、もはや降らなかったりするので、確実に降ると予想することは難しい。
また、気温・湿度のわずかな違いでも雨、みぞれ、雪と変化するので本当に難しい。

2022年1月6日

神奈川で雪が積もることって実際そんなに多くないので、今年も降ったらいいな。とは思う。
2022年1月6日の雪では10cm弱積もった。記録があった。

噴火

これに関しては分からない。富士山とか噴火したら私は喘息持ちだし、火山灰で終わると思う。
横浜でも10cmくらい積もるとか。電車がいっちゃん最初に止まる。レールの上にちょっとでも積もったら列車の位置確認できないらしい。停電も相当長引くだろうし、、富士山が噴火したら全てが終わり。
火山灰をどれだけ早く処理しきれるか、が復興の鍵かなと思う。


おわりに

今回は にむにむが天気と地震の情報を集める時に普段していること について紹介したよ。これが全て ではないけど、天気とか考える時にしてるのはだいたいこんなもん。時と場合によるけど。

ここまで読んでくださってありがとうございました。
明日は コーギー さんによる『音声合成沼に引き込む』です。


おまけ

こちらの Tokyo City University Advent Calendar 2023 と並行して、TCU裏 Advent Calendar 2023なるものも開催されています。
裏アドカレ本日の記事は ❦抗鬱⃝꙼̈Ꮇёℜö❦ さんによる『2024年度1Q環境のポストデッキメタゲーム予想』です。こちらもぜひ読んでください。


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