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朝起きて 白湯を飲むような女になりたい、

■はじめに

 白湯を飲む女が嫌いだと 10代後半から20代前半頃まで思っていた。
 白湯を飲むこと自体は構わない。
 いけ好かないのは 朝起きてまず白湯を飲むことが美だと思っている女だ。
 今思えば 嫉妬だったのだろうと思う。
 白湯の似合う女に生まれたかったという嫉妬。
 その頃の私に似合うものといえば キンキンに冷えた冷水に デカビタ・ファンタなどの清涼飲料水。
 かなり「女」を意識したところで 良くて緑茶かジャスミン茶 もしくはヘルシー路線をいかないのであればリプトンのミルクティーだ。
 白湯から最も遠い位置にいる女 それが自分だということを知っているからこそ 朝起きて白湯を飲む女に憧れともいえる嫉妬をしていたのだろうと思う。
 さて。白湯を飲む女を嫌いだと思ってから、早10年が経とうとしている。
 今現在の気持ちを率直に言わせてもらうとしたら 「朝起きて 白湯を飲む女になりたい」 だ。
 欲を言えば 白湯を飲み 適度な運動をし、ヘルシーな化粧を施す女になりたいのである。
 しかし現実は 朝から前日飲みきれなかったデカビタを飲み シリアルは味噌汁を入れるようなお椀にてんこ盛り。
 顔を洗い 歯を磨き 化粧水を塗ったら終了。
 メイクポーチの中にはいつ頃買ったのかも分からない(とっくに使用期限の過ぎているであろう)化粧品が眠っている。
 もちろん なりたいと思っているのだから何度もそういう女を目指そうとしたことがある。
 だが 自他ともに認める意志の弱さに 「神様は乗り越えられる試練しか与えない」 という言葉は嘘であることを痛感する。
 神様は乗り越えられない試練を与えることもある。
 そんなダメ女の代表格ともいえる私が ダメ女といわれるようになってしまったのは幼少期からの影響が大きいように思える。(いつか話す機会があれば深掘りしたい)
 私が目指したいのは誰からも憧れられ 「努力している女の子の味方です」 や 「一生懸命努力している女の子ってかわいい!!女の子だーいすき!!」 ということを言えるような人間ではなく 「意志よわよわ豆腐メンタルなんですけど共に頑張りましょ!?…ね!?」 と言えるようなお仲間意識強めの女だ。
 どちらがいい女か ではない。(前者のほうがかっこ(かわ)いいのは確かだよね)
 どんな種類の人間と一緒に自分の目標に向かって頑張っていきたいか を重要視している。
 美容にかけるお金もない。
 生まれ備え持ったものも大したことない。
 意識も低けりゃ意志も弱い。
 だけど可愛い(きれい)と言われたい。
 一般的にSNSで見かけるようなフォロワー数もたくさんいる爆美女たちとは住む世界も違う女が それでもなお必死にしがみつきたいと思いこのnoteを書いている。
 それに…この広い世界には自分以外にもいると思う。
 可愛くなりたいが…SNSでバズっているような爆美女たちの美容法を真似たところで自分なんかが変われるわけがない。
 そもそもこの人たちは生まれ持った肌が綺麗だ… ニキビなんかできたこともなさそう…そう思っている可哀そうな女たちが!!!
 可哀そうな女って言ってごめんね。
 でも実際 自分で自分をそう思う。
 いや…話それるけどああいう爆美女がいうところの 「ニキビできちゃった…(泣)」 ってホントにポツンと小さいのが1つだけ…みたいな感じよね。
 そりゃアンタ…そのニキビすら可愛いって何事????…って劣等感の塊の私は落ち込むのよ。
 こちとら 生まれて初めてニキビができたのは小学校3年生ですぜ!?(古の記憶)それからずっと今現在までの長い付き合いっスよウヘヘヘヘ…なんて キモヲタ女の思考がにじみ出ちゃうわけよ。
 …話がそれましたが 私くらい気持ち悪い思考の人間はいないかもしれないけど 同じように自分に自信が持てなさ過ぎて爆美女たちのライフハックや美容情報を素直に受け止められない人たちがいるんじゃないかと思っている。
 あと思うのは綺麗になるのってお金かかりすぎじゃない???
 爆美女オススメのコスメとかって高くない???
 ちょっとお試し♪…みたいな価格じゃなくない?????
 って思っている人…いるでしょ???
 いるって言ってよ。
 …そんな人たちが少しでも 「自分と似ているな」 「自分と同じだな」 「この人がこんなことできるなら 自分にもできるかもしれない」 と思えたり 一緒に頑張ってくれるという人が居てくれたらなという気持ちだ。うん。


■ 「私」 のステータス


 さて、ここまで読んでもらい少しでも 「わかるわ」 と思って貰えたならこの後も読んでほしい。
 「いや、わからん…思考がキモイて…」 と思った方は、どうかこういう人間も存在しているということを知っておいてもらいたいのでこの後も読んでほしい。
 まずは、今後 白湯の似合う女になるのが一体どんな人間なのかを知ってほしい。

■身長 / 170cm
■体重 / 63.7kg(執筆時現在)
■オイリー肌寄りの混合肌
■永遠にでき続けるニキビ&一生滞在しているニキビ跡
■深爪(爪伸ばすと白いところ多すぎて不潔っぽく見える…)
■髪質は硬めで多めで癖毛

 …こんな感じだろうか。
 自分で書いていて絶望的なステータスだと思う。
 まず、見てわかると思うが身長がでかい。
 そして重い。
 だが、人生で一番体重があったときは77.7kgを記録していた。
 スリーセブン☆…なんて浮かれた気持ちでいたがただのデブだ。
 しかも良くないのは、スリーセブンを経験してしまったからこそ63.7kgという現状にあまり危機感を感じられないことだ。
 このスリーセブンを経験してしまったことによる精神的怠惰と激太りに伴い肉割れした太もも、伸びるようになった皮膚は思わぬ贈り物だ…要らん。
 そしてよく聞く骨格タイプやパーソナルカラーなどは診断したことがないため不明。
 …あれ、ちゃんと診断しようとすると普通に万飛ぶのよね。調べてびっくりした…。
 ちなみに、肩幅広くて背中も広く、腕など筋肉質というか…太め。
 お尻が出ていてドナルドダックと呼ばれた過去。
 …自己判断ではあるが…恐らく骨格ストレートかと。…色気はないが。


■まず手始めに…


 いきなり変わろう!!!…といって変われるものでもない。
 そんなにすぐ変われるのならば、それは変わる前から完成していたということ…。
 私のように自信のない女は自信のない部分を指摘されると傷つく半面、なにくそ精神で改善しよう!!…という思考には至らずにウジウジと悩み、どう頑張っても爆美女という同じ世界に住んでいるとは思えない人間と比べ、テンションが地の底に落ちる。
 私の話ばかりになり申し訳ないが 自分に自信がないゆえに人の目を気にしすぎ、本屋でファッション誌の立ち読みはおろか購入さえできない人種だった。
 そんな人間が、エステや脱毛サロン、ネイルサロンなど数多の美容系サロンに行くことなんて到底不可能なのだ。
 …ということで、私がまず初めに何をするか考えた結果はこれだ。
 ズバリ 皮膚科へ行く だ。
 これも、学生時代の私なら無理なことだった。
 何故なら人に肌荒れやニキビを見られ「ひどいね~」と言われようものなら『医者から見てもひどいのか…』と心が折れる恐怖からである。
 しかし、大人になるにつれ病院へのハードルは年々下がってきている。
 大人はすぐに体を壊すのだ。
 若いころの病院要らずの肉体とはまるで違う。
 すぐにガタが来る。
 これを理解できる人は同志だし 理解できない若人は今のうちに体のメンテナンスをすることをオススメする。
 …話が戻るが 私と同じように病院ですらハードルが高いという人もいると思う。
 だが、そこは…そこだけは今後 朝起きて真っ先に白湯を飲むような女になるための第一歩だと思って行ってほしい。
 もちろん病院なんてごまんとある。
 勇気を出して行ってみて辛辣なことを言われたなど自分に合わないと思えば別の病院を探してもいいだろう。
 まずは病院に行き 高いコスメやスキンケア用品を買うよりも 医者に診てもらい、きちんとした医薬品を処方してもらおう。

■皮膚科に行った結果…


 長年の肌荒れ&ニキビ跡と近年の新米ニキビたち。
 やつらを消すために皮膚科を訪れたが、本当に特に恥ずかしいこともなく診察終了。
 学生の頃は肌を見せるという行為そのものが恥ずかしく、年中マスクをして過ごしていたがマスクをすること自体が肌に悪いと言われ悪循環だった。
 ニキビを隠したくてファンデーションを塗りたくってはニキビが増え…、ニキビが増えるとマスクで隠す生活だ。
 それが大人になってみると案外恥ずかしくないものでしれっと見せられた。
 今回処方されたのはベピオゲルとナジフロキサシンクリームという塗り薬だ。

べピオゲル
ナジフロキサシンクリーム


 古の皮膚科の記憶では、ディフェリンゲルとダラシンTゲルという塗り薬を処方された記憶がある。
 余談だがこのディフェリンゲルの副作用(?)が辛くて、皮膚の落屑や赤み・ピリピリヒリヒリする痛みがしんどかった…。
 肌が良くなるための通過儀礼らしいが、冬の冷たい風が顔に当たると、痛くて辛かった思い出が蘇る…。
 そして今回処方されたベピオゲルの説明を聞いたが、どうやらこのベピオゲルも顔が乾燥するのと、痛みや赤みが出る薬らしい。
 ピーリング効果があり、皮膚の角質がはがれるから乾燥したり痛みを感じたりするんだと…。
 まずは慣らし塗りということでTゾーンから開始して、徐々に頬やおでこ全体など塗る範囲を広げていくよう指示が出た。
 ちなみに、ベピオゲルは1日に1回(夜)、ナジフロキサシンクリームは1日2回(朝・夜)とのこと。
 ディフェリンゲルの件があるからビビっていたが、塗り始めて3日(執筆現在)経った今のところは乾燥や痛み、赤みなど特にない。
 1週間~2週間ほどで上記の副作用が出やすいと聞いたのでこのまま続けてみようと思う。
 そして、ニキビ治療に要する時間は大体1年~1年半ほどだと先生に聞いた。
 分かってはいたが中々続かない三日坊主の私は、改めて医者に続けようねと言われ決心をすることとなった。
 まずは薬の副作用などが酷くないかを確認するために、年内もう一度受診するよう言われたため次回は受診したら更新しようと思う。
 病院などで特に次回の受診日などを言われないと『治療終了?それとも自分のタイミングでまた来るの?』とイマイチ受診のタイミングがつかめずにそのまま通院フェードアウトすることが多かったが、今回のように受診タイミングを指示されると通院しやすいなと感じた。
 そういう面で不安がある人は受診時に『次回はいつ頃くればいいですか?』と聞くことをオススメする。
 行く予定が決まっていると、意外と頑張れる。

■おわりに


 まずは次回、病院受診時までに処方された塗り薬を継続することを目標にしてみようと思う。
 今までの経験上、色々なことを一気に目標にすると続かないから小さなハードルを一つずつ越える作戦だ。
 最後まで読んでくれた人たちは変わりたいが変われないで来てしまった私と同じ種類の人間かと思う。
 だが、ここまで読んでくれたということは本当に変わりたいという気持ちだけは大きいのだと思う。
 気持ちだけ大きくても変わらなきゃ意味がない、自分自身にそう言い続けてきた私が一歩を踏み出そうとしている。
 もしもほんの少しでも興味があったら見守っていてほしい。
 そして出来ることならば共に、白湯を飲むような女になる努力をしてほしい。

 X(旧Twitter)にて写真や日常を更新していく予定なので、垢抜け・自分磨きをしている人はぜひ仲良くしてくれ!



求む!!同志よ!!!






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