私が受けているヴォーカルレッスンを晒します

歌いに出掛けると、どこで習ってるんですか?どんな練習してるんですか?と光栄なことに聞いてくださるかたがちらほらいらっしゃいます。ありがとうね。

歌を習ってみたい、もっと自由にうたえるようになりたい!という方のために私が受けているレッスンについて紹介します。

今回はボーカルトレーニング(歌い回しの鍛練)の先生について。(発声のほうは後程)

どんなところで習っているのか

わたしはプロのアカペラグループのトライトーン(Web)のワークショップにたまにでていまして、そのなかでも、ソプラノのちづるさんの個人レッスンを受けています。月に一度くらい。プロに習っている!というとかっこいいのですが、特に、うまくなくても、また、プロになりたいという人でなくても、下のいずれかの条件を満たせば習うことができます。

・トライトーンのワークショップの規定のものに参加する。

・生徒からの紹介

こんな具合です。私を直接知ってるひとは、お声掛けください(笑)。

さて、ここから、私なりのレッスンを受ける心構えなどを話していきます。一例なので、これがベストということはないです。

レッスンする曲を決める

レッスンの日取りが決まったら、曲を決めます。まあ、前後しても構いませんが。曲は自分の好きな曲で構いません。挑戦で歌ってみたい曲を選んでもいいです。できれば楽譜もあるといいです。ない場合は別料金で先生にお願いも可能です。曲が見つからない場合は相談しておすすめをいただくこともできますが、はじめての場合はしにくいですね。

私の場合、多くは毛色の違う二曲持っていっています。片方ずつ入れ替わっていく感じです。理由は3つ

・完成度が高すぎても低すぎても、時間の無駄になるから、2つうちの一曲がレッスンにそぐわなければさっさと切り捨てられるから。

・そもそも私が飽きっぽいから、45分を一曲だけやると集中力がもたないから。二曲でレッスンにメリハリを持たせたいから。

・レッスンは、課題を見つけにいくところ、それの解決の糸口を見いだすところで、そこの場で習得をする(反復する)ことを目的にしていないなら

こんな感じです。これはいろんな意見がありそうですが。あくまで私の場合。3曲持っていったこともありますが、2曲が落ち着きますね(笑)。

レッスンの前の練習のしかた

レッスンの前はできるだけ練習しています。忙しくてなかなか到達したいところまでいかないですが。

準備として、

・原曲をきく
・楽譜を見ながら歌ってみる
・歌い回しとして気を付けるところを印をする
・発声的に気を付けるところに印をする

(日本語の曲でなければ)
・意味をしらべておく
・見慣れない単語は発音記号をみておく
・苦手な発音など、ひっかかりやすいところに印をつける
などなど

多い…。けど、その準備をしておいて歌いこむわけです。今回はボーカルトレーニングの話なので発声のことは触れませんが、発声上気を付けるところに印をするのは、発声をかじってないとできないので、やってない人はスルーで問題ないです。

レッスンのために準備したぶんだけ自分に還ってきますし、それが先生にも伝わるので、先生はとても嬉しい気持ちになるそうです。書き込みの楽譜みたとき、励みになるっていってたかな。

なので、出来たかどうかはおいといて、自分にできる限りのことをやっています。

レッスンのながれ

いっぱいいっぱいに練習して当日を迎えます。緊張する!!

お部屋にはいると先生が、最近どうー?と優しくお話してくれます。

すこし緊張も落ち着いたところで、録音もセットし、一回歌ってみます。詰まって歌えなくならなければ一曲徹すことが多いです。

一回歌ったらアドバイスの始まりです。全体のこともあれば、個別の音やリズム、発音や発声のこともあります。細かく修正していきます。このとき、先生の、お手本も沢山聞けるので幸せな時間です。時には先生が歌いあげてしまうことも(笑)。それはそれで、貴重なものとして音源を聞いてはニヤニヤすることができます。

そうそう。お手本はできるだけ見て聞いておくことにしていて、一緒に歌わないようにしています。録音にいれておきたいというより、観察することに、集中したいからです。声、歌い回しや口の形首の位置、すべてがヒントになりうるからです。

それから、自分で事前に書いておいた注意点ができてないことも多いです。書いてあるここよここ。良いことかいてるじゃない(笑)!とつっこまれつつ、わかってるけどできないこと、へのヒントをいただけるのも先生ならではです。

そんなこんなで45分はあっというま。たくさんの課題が浮き彫りになったところで終了です。

レッスンが終わったら

終わったら、できるだけその日か次の日までに一度復習します。耳とからだがお手本やそのとき歌った感覚を覚えているうちに一回やっておくと、定着しますからね。

そのあとは適度に、他の曲の合間に歌って、次のレッスンまでに課題をすこしでも潰せるように頑張ります。

最後に

どうでしょうか。ちょっとイメージつきましたか?それでもよくわからない。気になる。というかた、私のレッスンだったら、見学に来てください!私は生徒ではあるけど、レベルとか経歴とか関係なく、みんながうまくなればそれでいいと思ってるし、そのためのアシストを惜しむ気はありません。

また、すでに習ってる人も、たまには他の人のレッスンみて、何かヒントになるかもしれないので、おすすめです。悩みが解決するかもしれません。

また、この記事を読んで、私はこうしてる、とかアイデアありましたら、コメントなどくださいね。私もとっても知りたいです。

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