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国際こども本の日

ハイ・ホー婆からのテレパシーが送られてきた時、マックロファージ巡査はノンビリ昼食を摂っていた。

本日のメニューはあいも変わらず、主、ずんぐりむっくりから届くタバコの煙り。樹状巡査部長はそんなもの食えるか!!と、オカンムリだけれど、マックロファージ巡査はそうでもなかった。


好き嫌いなく何でも食べるのが彼の長所。


マックロファージ巡査

今日は、樹状巡査部長が本部に不審者情報を知らせに行ったから、一人で気ままだと思ったのになぁ、

ハイ・ホー婆さんか…

あの人、このタバコの煙りに、ヤラれて仕事ができないんだな。そ〜、言われても食べて始末するのは限界あるし…

気の毒だけどさぁ、見回りに行くと、愚痴、聞かされちゃうよなぁ〜、部長なんて、行きたくないもんだから、本部に連絡〜とか言って、逃げるし…

でも僕、良かったよ、現地限定派遣採用でさ、だって、本部とか、部長は確かにエリートかも知んないけど、短命だもん。

部長もせいぜい1週間の命だから、もう、何代目の部長だか、分かんない。僕は、地元を巡回して、

ゴミだ、病原体だって言われる物を食べたって、半年は生きるもんね。好き嫌いなく何でも食べて、ストレスフリー。偉くなって、美味しい物食べても、ストレス溜まって早死にすんだ!!

この前の部長はお前、ブタみたいにガツガツして生きてる意味あるかとか、ないとか、言ってたけど、僕の意味を考えるのは僕だけだもの、

僕が今日も、腹一杯、食べられて幸せなら、それは意味とか意義とか言っている奴らの出る幕ないねぇ…


などと考えながらマックロファージ巡査はパトロールの準備を始めた。そこに、ブ〜ンと、現れたのは蜂の妖精、クリクリだった。



つづく

免疫システムは、基本的に2つの仕組みから成り立っています。1つは「自然免疫」。常に体内を監視し、侵入者に対していち早く攻撃態勢を整えます。異物が侵入した初期段階の防衛線です。

免疫は体内に侵入した異物に対し、まず「自然免疫」が攻撃を仕掛け、それでも撃退できない場合は「獲得免疫」が出動するという“2段構え”を講じています。両者は密接な連携プレーであらゆる状況に対応します。

マクロファージは自然免疫で、体内に侵入した細菌などの異物を食べる能力に優れており、食べた細菌を消化・殺菌することで、細菌感染を防いでいます。




大変貧乏しております。よろしかったらいくらか下さい。新しい物語の主人公を購入します。最後まで美味しく頂きます!!