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日本代表への、思いの変化

人間、単純なもので。

パラグアイ戦の勝利の後、気持ちは大きく変わっている。

<パラグアイ戦前>

<パラグアイ戦後>

約10%が、「どうでもいい」から脱し、約15%も「勝って欲しい」に変わっている。

本質的に、代表の置かれた状況は何も変わっていない。それでも、サッカー村の上空に漂う暗雲は少し晴れ、一筋の光が見えてきたように思える。

いずれにせよ、

「日本代表を素直に応援できない」

という、サポーターにとって真に不幸な状態から少し抜け出したのかもしれない。

今思うとあのモヤモヤは、単純な代表、協会への「不信感」だけではなかったようだ。

これに加えて、単純に代表戦が勝てなさそうという「期待感のなさ」が混ざり合い、ドロドロした単純に言語化できない黒い感情に混乱し、

「どうでもいい」

なんて、投げやりな態度に繋がったかもしれない。

ただこの黒い感情、「不信感」と「期待感のなさ」の配合比率は人それぞれで、

「期待感のなさ」のウェイトが高かったタイプは、今回特に晴れやかな気持ちになっただろう。

パラグアイのプレスが緩かったとしても、何人かの選手がコンディションの高さをうかがわせ、無得点ゆえに見えなかった得点の形も見えた。

また、「不信感」も解消こそされてはいないものの、少しすっきりした部分もある。

ケイスケ・ホンダ、不在での勝利だ。

実態はともかく、元ACミランの10番は、今回の混乱を招いた、原因のうちの1人に見えている。

繰り返すが実態はわからない。ただ少なくともそう考えているファンは多そうだ。

そんな僕たちにとって、発言だけは前向きな金髪のベテランが不在での勝利にすかっとしている気持ちになっている。

とはいえ得点シーンの度に、露骨に何度も、ベンチからピッチを見つめるケイスケ・ホンダの表情を抜く、日テレのカメラワークに辟易とさせられた。

矛盾するように聞こえるが、彼を「戦犯」に仕立て上げることまでは望んでいない。むしろ、サブとして「ケイスケ・ホンダ」な態度を見せ、チームに一定の緊張感をもたらして欲しい。前に進んでほしい。

僕たちにある気持ちは一つなのだ。

「素直に応援できる、正しい道に進んでいる日本代表であってほしい」

いずれにしても、実態に大きな変化はないものの、少し前向きな気持ちでコロンビア戦に臨むことができそうだ。

初戦黒星の場合決勝トーナメント進出はわずか8.7%というデータもある。引き分けで十分なので、なんとしてでも勝ち点をもぎとり、2戦目以降に臨みをつなぎたい。

今後のことは、終わってから考えよう。

今は、今だけは、一つでも多くの勝ち点を、心の底からお願いしたい。




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最後に

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