第六弾 専業主婦編③(HN:アル38歳 倉科カナ似)
アルとのお付き合いが始まってから数ヶ月、
何度もデートをした。
ホテルへ行くこともあればランチだけ、飲むだけの時もあった。
人妻ということを除けば普通の恋人同士。
しかしやっぱり不倫関係だから周りの目には注意しなきゃならないのを痛感した出来事があった。
この日は昼から会ってランチしてホテルへ。
晩御飯の支度をすると言うので18時くらいに車で彼女の自宅方向へ向かった。
当然自宅まで送るわけにはいかないので少し離れた住宅街の閑散とした場所に車を停めた。
まだ少し時間があるから車に乗っていたいと言うので車内で話をしていた。
でも彼女の手は俺の股間に。
危ないなぁと思っていたのだが気持ち良さに負けてやらせることに。
それだけでは彼女の気持ちは収まらずに俺のモノを引っ張り出して咥え舐め始めた。
しばらくそのまま舐めさせてたのだが油断していて前方から歩いてくる学生に気づくのが遅れた。
いま顔をあげさせるとモノも見えちゃうし実際は学生が気づいてないのに慌てた動きで気づかれたら嫌なので彼女の頭を押さえて動きを止めさせた。
運良く学生はコチラに視線を送ることもなく通り過ぎていった。
彼女にそれを伝えると顔を上げて立ち去る後ろ姿を見て言った。
「あっ!息子だ!」
それを聞いて一瞬にしてモノが萎えた…。
・行為を見られた?
・自分の母親だと気づいた?
・関係が終わる?
様々なことが頭に浮かんだ。
とりあえず同じように動揺してる彼女が落ち着くのを待ってから帰らせて俺は自宅へ向けて車を走らせた。
1時間ほどして俺が自宅に着く頃に彼女からメールがきた。
「バレてるかわからないけど息子は普通どおりな感じだった」
俺は余計な詮索はせずいつもどおりでいることを念押しした。
アルとの関係は旦那の単身赴任が終わるまで2年弱続いた。
その時が来るまでオフ会などの話で登場するけど個人的に変わった話は観覧車の中とか映画館とかしかないのでここまで。
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