詩 詩を書くこと その四
山のみちを整備すること
わたしが整備している
この山のみちは
まだ名前もないくらいに
知られていないけれど
ひとりだから
少しずつだけれど
それでもいつ人が来ても
いいように
下草を刈ったり
危ないところには
ロープを張ったり
道に迷いそうなところには
目印に なのはな色の
リボンをつけることにした
ときどきは
景色を楽しみながら
沢の音や鳥の声
昆虫たちの声を聴きながら
もしも気まぐれに
ここに山あそびに来る人が
困らないように
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