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「一冊で読む日本の近代詩500」 編著 西原大輔 読書感想文とお礼

図書館で借りて読みました。
詩のことを知るのにとても参考になる本でした。(この場を借りて)ありがとうございます。
この本のお蔭様で好きな詩人が何人も見つかって嬉しいです。
また、好きな詩とそうではない詩がハッキリと分かれるということがわかって驚きでした。
好きな詩はページを開いた瞬間に、そうでない詩はなかなか頭に入ってこなくて何回か読み直さないとならなくて、読み直して何とか理解してもそれでもしっくり来ない。このコントラストがくっきりと明瞭で交互に繰り返すので、コントみたいで滑稽に思えて来るほどでした。
自分にとってしっくり来ない詩を何とか読み進めた先に出会った好きな詩。それもこの本の狙いなのかも知れません。
この本で知ることができた好きな詩人は17人いました。
高見順、津村信夫、新美南吉、草野心平、知里幸恵、山之口獏、木山捷平、武者小路実篤、大手拓次、千家元麿、金子光晴、坪井繁治、八木重吉、井伏鱒二、安西冬衛、金子みすゞ、

編著者の西原大輔さんは、500編の詩のひとつひとつに丁寧な解説をされていらっしゃいます。詩の世界全体を俯瞰で見る広くて深い愛情が無いと出来ないことだと思います。




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