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【夫婦の会話】学校の勉強を理解するには幼少期の体験が大事っていうお話。

今日夫がTwitterで小学校の学習は体験が伴わないと理解が出来ず躓いてしまう。というような内容のものを見たみたいで、その話題が広がったので子どもの体験と勉強について纏めておこうと思う。

タワーワンションは子どもの成績に影響する説?
そういえば、随分前にこんな記事を読んで、夫(当時はまだ同棲中)とその時も五感での体験の大切さについて話したことがあって、今日もその話になった。

※ちなみに夫はタワマン嫌い派、私はミーハーなので興味もありつつこだわりない派ですw

何だか長くなりそうなので
今日はまず、タワマンと成績への影響について話したことを書いておこうと思う。

🧐全ての基礎となる小学校の勉強への理解には、それを裏付ける「体験」が大事らしい。

外には五感で体験できることが沢山!

では、タワマンはどんな影響を与えるんだ?
タワマンの特徴と失われる機会は主に以下だったよね〜。という雑談。

●変化の無い環境

例えば、タワマンの上階では転落防止の観点から窓が開かない仕様になっていて、毎日の温度調節は、空調によって安定的。虫も入ってこないし、自然の風も音も入ってこない。

→五感で感じる体験ができない。
→変化のない環境は刺激がなく、何かに興味を持つきっかけを失う。

●外へ出るまでの面倒くささ

エレベーター待って1階まで降りて、そこから公園へ行くのがそもそも面倒くさい。
→外に遊びに出て、公園で砂場遊びしたり、木登りしたり、色んな人や動物と出会ったりする機会が減っちゃう。

私たち夫婦は、別に成績優秀でなければならない必要は無いと思っているけど、ゆっくりでいいから興味持って、*ちゃんと理解して、勉強というものが面白いものだと感じてもらえたらいいなとは思っている。

*ちゃんと理解:ただ公式の暗記とかじゃなくって、何でそうなるのか体感的にも理解してもらいたい。


そんな会話もある程度の所で終わり、ゴロゴロしながらタワマンの話ってどんな話だったか気になり出したワタシ。キーワードをあれこれ検索していたら当時見た元記事も見つけたので、一部引用させていただく。
プレジデントオンラインに掲載されていた、プロ家庭教師の西村則泰さんという方のものでした。

外に出るのが面倒な子は、世界が広がらない。小学生の学習には、イメージが不可欠だからだ。子供は自分が体験したことや見たものでないとイメージできない。イメージができないと頭の中に知識が入りにくいし、そもそも問題を理解できないこともある。だから、実体験の乏しい子は、成績が伸びにくい。

「タワマン上層階の子『成績は低迷』の理由」プレジデントオンライン、2018年9月7日)

🧐自然と生活が小学校の学習理解に欠かせないということらしい
印象的だった具体例は、算数と国語。
ふむふむ、国語にも影響あるのかぁ。

以下2つがその具体例をサラッとまとめたもの。

  1. 砂場でバケツに砂を増やすことを経験していないから算数の「足す・引く」の意味を理解できない

  2. 四季を肌で感じた経験がないから、国語で情景を思い浮かべたり、比喩表現が理解できない("初夏のような"の初夏のイメージが湧かないらしい)

当たり前に思っていた「四季」のイメージも持たなくなる恐れがあるのか。教科書上の国語だけじゃなく、英語や人とのコミュニケーションにも影響があるようだ🧐


●集中力を高める「体験と興味」

今日の夕方からの夫との会話。
夫: 「子どもの興味があることは、止めない方がいいんだって!例えばトーマスが好きでトーマスのおもちゃでずっと飽きずに遊んでて、親がもうトーマスは卒業ねって取り上げるのは良くないんだとか。興味あることに没頭している時にシナプスが刺激されて集中力も養われるらしいよ〜」

私: ほうほう。確かに止めない方がいいって聞いたことあるかも〜。

🧐興味を持ったもの、何かに没頭するということは集中力を高める訓練にもなる


丁度同じタワマンの記事にも、集中力について、記載があったのでこちらも引用させていただく。刺激は大事なんだね。

子供の集中力は、“ゆらぎ”(風のそよぎや、揺れるカーテンによって室内に差し込む光がゆらゆらと変化するもの)があるほうが続く。同じ状態が続くと飽きて、疲れる。エアコンや照明はときどき強弱が変わるものを選ぶといい。少し不安定で不快なくらいの方が、人間の身体感覚は鍛えられる。

「タワマン上層階の子『成績は低迷』の理由」プレジデントオンライン2018年9月18日

🧐不安定で刺激がある環境の方が集中力が続くということか


今夜の体験「カボチャの種」

今今の出来事。夫が苦手な料理に(ぶーぶー言いながらも)挑戦中。カボチャを使うものをリクエストしたのだけど、

私:「最初にスプーンとかで種を取るんだよ」

と言ったら、スプーンを使ってクリクリくり抜きながらこう言った。

夫:「あ〜、こんな簡単に種って取れるんだ。なんか、メロンみたい。だからウリ科なのか。南(みなみ)の瓜(うり)って書くもんね〜」

大人でも、初めての体験(カボチャの種を取る)で、理科と国語(漢字)に繋げて納得していたのを見て、体験の意義を見た気がする。

一緒にいた私も、ウリ科なのか〜と知ったり。

こんな風に子どもと一緒に体験して、時には子どもから教わったり出来るのかなぁ、と思ったら将来が楽しみになった1日でした。

苦手どころか嫌いな料理頑張ってくれてありがとう夫くん!

料理苦手な夫のカボチャ料理の果て。笑 美味しかったよ❣️


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