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ひとこと日記(230306-230312)

3月6日(月)
松本ののんびりとした空気感が抜けないまま始業。お昼は松本で買ってきた牛乳パン。長野の牛乳パン、ふわふわで素朴な甘さで大好き。

夜は同僚とごはん。私に「『夜と霧』を読みました、肉村さんに問いたいことがあります」と誘ってくるヤバい女だ(好き)。

ファミレスで3時間、しらふで人生の原体験になったことを互いに話す。彼女を含め「まじめに頑張っているひとが報われる世界になってほしい」という思いの強い人が周りに数人いるのだけど、その人たち自身も幼少期からまじめに頑張ってきた当事者なのだろうと思う。

3月7日(火)
同僚たちと打ち上げのLAS。全部美味しかったけど、特にハーゲンダッツのクリスピーサンドを模したフォアグラのサンド(マンゴーソース)が衝撃的においしい!白ブドウジュースとフォアグラの後味が舌の上で混ざりあう幸福感。

ソフトドリンクのペアリングでも、ワイン同様に白ブドウジュースをワイングラスで出してくれて、お酒を飲むひとと変わらず楽しめるのが嬉しい。下戸だと皆が「ワインと合うねえ」とワイワイしているのにその輪に入れない悔しさと羨ましさに涙を濡らすことが多いので。

3月8日(水)
会社のえらい人とピザランチ。夜は仲良しの同僚2人と焼き魚定食屋へ。最近、自分の胃のキャパシティを見誤って注文してしまう。今日はホッケが立派すぎて食べきれず、半身を2人に譲る。以前もラーメンの替え玉をしたくせに残し、2人に譲った。回転寿司で満足するのが8皿から5〜6皿に減っている、という自覚を持たねばならない。

3月9日(木)
口内炎のようなものができてツラい。

夜はエステの最終回。3年前、慰謝料の一部を「せっかくなら自分のお金じゃ絶対やらない・でも気になるものに使おう🧡」と突っ込んだのだ。コロナ禍を挟み超スローペースで通った結果、体重はほぼ変わらなかったものの、二の腕やお腹や太ももはかなりサイズダウンしていた。横から撮影した写真を見ても、3年前と比べて確実に体が薄くなっていて嬉しい。

私より明らかに若いスタッフさんが、契約更新の営業トークで「ここにいらした時は27歳で、いま30歳。3年なんて一瞬でしたよね?時間って残酷で、歳をとるほど痩せにくくなるので今がチャンスです!」と言ってきて苦笑した。

私の3年はとっても充実していたし、「もう○歳になってしまった」なんて気持ちが老いを招くのではないか。

それはそうと、筋肉量が落ちていたのはショックだった。健康な老人になるために運動せねばならない…いや切実に。

3月10日(金)
口内炎らしき痛みがどんどこ増して顔が腫れる。耳鼻科にかけこむと「顎下腺炎」との診断。抗生物質を出してもらう。

夜は以前一緒に仕事をしていた大先輩を囲んで食事。先輩のおごりでサイゼリヤ豪遊パーティーだったのに、口と顎が痛すぎてプリン一皿・チョリソー2本・カクテルシュリンプ2個しか食べられず苦悶。

先輩の仕事の話を聞くと、日本の未来を諦めていない大人がいることに涙が出そうになる。同年代の友人はもう「こんなオワコン国家に子どもを産むのは子どもに悪い気がして、海外移住も考えている」という人がいて寂しさを感じることがあるので、なおさら。

3月11日(土)
顎の痛みが酷くなり、「春爛漫な土曜日にマックでてりたまからの映画🌸😎」という完璧な計画はあっけなく崩れる。

致し方なくみかんゼリーを口にすると激痛。いよいよ泣きそうになる。医者には「食べないほうがいいもの?無いよ」と言われたのに、調べたら酸味のあるものはダメらしかった。おい、医者!!

こういうとき「治らなかったらどうしよう」と不安になる人、悲しむ人、怒る人の3タイプいそうだけど、私は確実に怒るタイプだ。

布団を干して家を出る。ふかふかの布団で眠ることでこの怒りを精算したい。

Dolbyで「BLUE GIANT」を鑑賞。想像の100億倍良かった。ジャズの、音がキラキラチカチカギュンギュンほとばしるパワーと煌めきが、音楽と映像で完璧以上に表現されていた。若者を応援するかっこいい大人がたくさんいたのもツボで、後半はずっと鼻を啜っていた。


3月12日(日)
顎が寛解!!固形物が食べられるようになった幸せを噛み締める。

早乙女ぐりこさんにお招きいただき、銀座資生堂パーラーで開催された「ちょっとしたパーティー2023」へ。

ハロプロやらジャニやら酒やら食やら二次元やら、あらゆるジャンルのオタク女17人がめかして集結しおしゃべりする会。

お焚き上げビンゴという天才的な企画も面白かった。もう使わないけれど捨てにくい品物を持ち寄って景品にする。私は読了したエッセイ2冊を持参したが、みなさん「アプリで会った男に渡された小説」など秀逸だった。ビンゴの番号は百人一首で代替、という雅さ。

好きなものがある人っていいな、とつくづく思う。会社の大事な行事と推しの卒コンが被ったとき、卒コンを優先することを誰も咎めない。相手の好きなものを否定しない。誰かの娘でも母でも妻でも会社の一員でもなく、「〇〇が好きなxxさん」になれるのもいい。本当に楽しくてあっという間の3時間でした🍰

今週は人とたくさん喋ったな!

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