御茶ノ水を少し歩く
先日、用があって御茶ノ水に行ったら、3時間程時間が空いてしまった。
天気も良かったので、少し散歩をすることにした。
神田明神というの神社が近くにあるらしいので、トコトコと向かった。
しばらく歩くと鳥居が現れた。
鳥居のすぐ横で甘酒を売っていたけれど、鳥居をくぐって進むと、左右にやはり甘酒を売っているお店があった。有名なのか?少し心惹かれたけれど、この時期何となく心配なので、大好きな甘酒はまた今度にした。
大きな福の神(?)がいた。
おみやげやさんも充実していて、つい500円の可愛い鈴を買ってしまった…。
参拝をして神田明神をあとに、湯島聖堂へ向かう。
神田明神から車道を挟んで目の前にそれらしき建物が見えるけれど、横断歩道がないので道を下り、横断歩道を渡って、また道を上っていった。
それらしき入口を通って人気の無い道を進んで行くと、向かいから若い男性がゆっくりと緩い下り坂を降りてきた。すれ違い、その道を上っていくと、右手に多きな像が立っていた。周りには誰もいなくて、息を呑む静けさの中、巨大な像が私を見下ろしている。圧倒される存在感。孔子像らしい。
さっきの人もこの像と向かい合ったのだろうか。。。
心拍数が上がった。少し怖かったので、離れた場所から写真を撮った。
孔子像を後に進んで行くと、墨色の大きな門が見えてくる。大成殿。
中には男性が一人、他に年配の親子らしき女性が二人いた。
さきほどの、人で賑わっていた神社とは違って人がほとんどいない。
大成殿は静かな美しさを感じさせる。ここは、以前何となく入り込んだ事があった。その時は、孔子像のある入口の反対側から入ったんだった。
その時も同じように、人がいなかった。独特な佇まいに、また息を吞む。
湯島聖堂から聖橋に出ると、ニコライ堂が見える。
まだ時間を潰さなくてはいけないので、歩いて向かってみる。
ニコライ堂は日本の正教会の大聖堂で、日本で初めてにして最大級の本格的なビザンティン様式の教会建築とWikipediaに書かれている。
昔、一度だけクリスマスの儀式を見学に来た事があった。本格的に行われる儀式を、映画を観るように長時間眺めていたのを思い出す。
今は感染防止のため、見学を中止しているという張り紙があり、門は閉じられていた。
さて、まだまだ時間が余っている。
少しエネルギーが切れてきていたので、久しぶりにスタバのコーヒーを飲むことにした。ホットのカフェモカ、トールサイズを頼んだ。
店内は人が多かったので、外のベンチを探して座った。
カフェモカはホイップクリームが溶けて少しぬるくなっていた。ひとくち飲んだらチョコレートの味が美味しくて、一気に飲んでしまった。
仕方ないので、その後1時間半くらい、セブンイレブンで買ったペットボトルのミネラルウォーターを飲みながら午後5時半まで時間を潰した。
御茶ノ水を少しだけ散歩した一日。
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