尋常性乾癬 ビオチン療法
乾癬と共存する生き方 ビオチン療法との出会い。
私が出会った治療法、これを信じて前に進んでいます。2019年5月に発症して尋常性乾癬だと診断されたのが2019年11月です。
この頃は日増しに増える皮膚の赤い腫れ、お風呂上がりには赤みが増すので鏡にうつる自分の姿を見るのがとても悲しかったし、服を脱ぐたびに舞う白い粉に悩まされていました。
朝には枕カバーにいっぱい付いたフケのような白い物を見てため息が出る毎日で、朝から憂鬱になりました。痒みを我慢出来ずにベランダでワサワサと髪の毛を揺らして白い粉を少しでも飛ばす本当に辛い日々でした。このままどうなってしまうのか、不安で心が壊れてしまいそうでした。
ビオチン治療を知ってからは、私にはこれしか無いと感じ、早く試してみたいと思いました。3種類のサプリメントのビオチン ビタミンC ミヤリサン(宮入菌)これらを直ぐに購入しました。このサプリメントを一緒に服用する事がビオチン治療です。
その後まるで導かれたように、ビオチン治療を行なっている病院がある事を知り、すぐに予約を入れました。初診を受けたのが2020年2月でした!
3ヶ月後の現在の私の乾癬は、赤みが薄くなって、盛り上がりや粉が飛ぶことそして痒みもなくなりました。頭皮の指に引っかかる瘡蓋や痒みもほとんど無くなり、ただフケのような粉はまだ少し残っています。
油断は出来ないですが、これからも私はこの治療を続けたいと思っています。
左の写真は2020年2月背中の一部です。 右の写真は2020年5月です。
左の写真は2020年2月の右脚です。 右の写真は2020年5月の右脚です。
ひどい時は写真を撮るのも避けていたので、一番酷い時の写真がありません。
脚にある赤い丸が、背中、お尻、お腹、脚の後ろ側にたくさんありました。現在は形が残っていても赤みや皮膚の盛り上がりがなくなっています。
ビオチン治療を始めたのが2020年の2月なので3カ月でこんなに薄くなりました。
掌蹠膿疱症・尋常性乾癬・アトピー性皮膚炎に対するビオチン療法
「掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)」「乾癬(かんせん)」「アトピー性皮膚炎」は治らないものと諦めていませんか?これらの病気は、本来体内にあるビオチンというビタミンが欠乏することによって起こる免疫異常が皮膚に病変をひき起こすものです。つまりこの治療にはビオチンの投与が必要なのです。アトピー性皮膚炎は体質もあるのですが、ビオチン治療はいままでにない効果をあらわしています。
乾癬の症状
乾癬(かんせん)とは、皮膚が赤く腫れ、その上に乾燥した白い垢が付着し、ぽろぽろと剥がれ落ちる炎症性角化症です。 頭部、肘、膝、腰部などこすれ易いところに好発します。 乾癬は周りの人にうつることはありません。乾癬の皮疹はウイルスや細菌によって起こるものではないからです。 また、家族で体質が似て発症することはありますが、遺伝することはないといわれています。
乾癬の病型
尋常性乾癬:約9割がこのタイプで、円形・楕円形の紅色皮疹がみられます。
乾癬性紅皮症:尋常性乾癬が汎発化し、身体全体が赤くなります。
関節症性乾癬:手足の指・背骨の関節炎症状を伴います。
滴状乾癬:発熱した後などに、小さい発疹が出ます。
膿疱性乾癬:発熱など全身症状を伴い、多数の膿疱を呈します。
乾癬の検査:血液検査 尿検査 関節炎のある方はレントゲン検査
ビオチンとは
ビオチンとはビタミンB群に属するビタミンで、腸内細菌によって作られ腸から吸収されて体の中で「糖」「脂質」「アミノ酸」の代謝や免疫の働きに重要な役割を果たしています。 ビオチンが欠乏すると糖、脂質、アミノ酸代謝が障害され、免疫機能にも異常が起こってきます。免疫異常により多く作られたIgAが手掌や足底の表皮の分厚い皮膚細胞に沈着した場合が「掌蹠膿疱症」で、骨膜や関節にまでも沈着した場合が「掌蹠膿疱症性骨関節炎」です。また、IgAが普通の皮膚細胞に沈着した場合「尋常性乾癬」になると考えられます。「アトピー性皮膚炎」の患者はビオチンの欠乏によって表皮バリアの脂肪成分に異常が起こって水分が逃げやすくなっています。 ビオチン治療を続けることで免疫機能が正常化し、膿疱症や乾癬、アトピー性皮膚炎が良くなるのです。また、ビオチンは本来体の中にあるビタミンなので副作用は認められません。 ただし、ビオチンを飲んだからといってすぐに治るわけではありません。よくなったり悪くなったりを繰り返します。自己判断ですぐにやめたりせず我慢強く治療しましょう。ビオチンはD型1種しかありません。 誤った情報に惑わされないようにしてください。
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