自己紹介

自分を紹介するとき、いつもなんと言っているだろう。「(本名)です。北海道出身です。趣味は、映画鑑賞と絵を描くことです。よろしくお願いします」という感じだろうか。社内の別部署の人にする時は、部署名と仕事内容くらいは付け足す気がする。なんとも味気ないものだ。性格面についても触れた方が良いだろうか?しかし、自分の性格をその場でパッと要約するのはなかなか難しい。

そういうわけで、自己紹介について考えてみる。正直なところ、そういう機会があるときは大抵、他の人間が言った内容をそのまま使うので、あまりきちんと考えたことはないなと思う。

そもそも、自己紹介をする必要はなんだろう?これから付き合いが発生する人間の名前がわかった方がいいのはわかる。では、出身や趣味を付け足す理由は?簡単だ。その後の話題作りのためだ。前情報が全くない人間に対して話しかけるのは腰が引けるが、多少の情報があると「北海道出身なんだって?どの辺に住んでたの?」とか聞きやすいのだ。

人間は雑談をして相手への好感度を上下させる。極端な話、成績が悪くても仕事ができなくても、「いい人なんだな」とか「真面目な人なんだな」と思われると何かと得だ。何か問題を起こしたときに「あんないい人がこんな事をするなんて、相手が悪い事をしたに違いない」と、勝手に弁護してもらえる。そういう、善悪はともかく、所属するコミュニティにおいて味方をつけるためには、ある程度は周囲に自分の情報を開示した方が良いし、相手に興味がある態度をとっておいた方が良い。そのとっかかりのための自己紹介だ。と、思う。

では、どんな内容を話すと効果的だろう。個人的にこれは、「出身地」「趣味」「好きな◯◯」あたりかなと思っている。付け足すなら「強み」と「弱み」あたりだろうか。特技とか配慮して欲しい事ともいう。ネガティブな事は言わない方が良い。と、ここで「自己紹介」でGoogle検索をして、一般的な例を見てみることにする。ふむ、「生年月日」「今住んでいる場所」「出身校」「好きな言葉」「部活・クラブ」「自慢話をしないこと」なるほど。やはり、相手が、自分に対して共感しやすいこと、共通点を見つけやすいことを話すといいのかもしれない。全く共通点のない人間と話すのは緊張しちゃうしね。

では、終わりに自己紹介しようと思う。

こんにちは。私のハンドルネームはniko、これは中学の時に出た同人イベントで名乗ったのが始まりです。年齢はひとまず成人済み。出身地は北海道で、今は本州にいます。趣味のまず一つは映画鑑賞。よく観るジャンルはアクション、SF、たまにホラー。二つ目は絵を描くこと。主にiPadでサブカル系の絵を描きます。絵を描く事は特技にもなるかも。好きな食べ物はお肉(特に牛肉)と、ブロッコリーとほうれん草。辛い物と苦い物と酸っぱい物は少し苦手。失敗が多い分、リカバリー方法もたくさん知っていることが私の強みです。どうぞ、よろしく。

いかがだろうか。あなたと私に、共通点があると嬉しい。


#自己紹介

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?