誰でもできるクラシック音楽の聴き方
クラシック音楽って、どうも敷居が高いし、どうやって聴けばいいか分からない。私もその一人。
そんな私でも、クラシック音楽の演奏会に行ったり、クラシックCDを聴いたりしている。どうやってクラシックに親しむのか?
その聴き方は、次のとおり。
クラシック音楽が好きな友人を持つ
クラシック音楽が好きな人から、お薦めされたら、そのままそのCDを聴くようにしています。そして、図書館で「音楽の友」などの雑誌を、さらっと目を通してます。でも、内容をほとんど覚えていませんが。。
こういうことをしていると、「クラシック音楽が好きな人」として認識されるのか(?)、不思議なことに演奏会のお誘いが来ます。で、「これも何かのご縁」と思って、できるだけ演奏会に行くようにしています。
割とこれだけで、クラシック音楽が身近になります。
作曲の背景を調べてみる
一気に、その曲が身近になる方法は、まず、その作曲家がどんな人生を送ったのかなどを調べてみること。
例えば、ショパン「雨だれ」を聞くのであれば、彼が39歳で亡くなるまでの間の人生。ショパンの恋人。ジョルジュ・サンドとの生活や、悩みなどを調べてみる。
その後で「雨だれ」を聴くと、サンドの帰りを持っているショパンの心細さ、不安が一緒に聴こえてくるような気がしてきます。
ネットで検索するだけで、様々な解説を読むことができますし、歴史に詳しい人は時代の背景なども調べると尚音楽が身近になってきます。
演奏会では、メロディラインではない楽器に注目してみる
有名な曲で、メロディラインは頭にはいっている曲でもすべての楽器のスコアが頭に入っている訳ではないので、メロディラインではない楽器に注目して、その楽器の音を集中して聴いてみるのも楽しいです。
オーケストラの場合の、私のお勧めは弦楽器のヴィオラとチェロです。前に座っていて見やすいというのもありますし、ヴァイオリンの旋律に隠れて深みや厚みを出していることが多くて、発見があります。
頭で理解の後は、単に贅沢な時間を楽しむこと
クラシック音楽が分からないと思う人(私も含め)は、まず頭を使ってみると、すっと入っていけたりします。
でも、やはり最後は、脈々と引き継がれてきた音楽を楽しむことだと思います。
テレビやCDで聴くと気が散ってしまうという人(私)は、やっぱり演奏会に行くのがお勧め。
耳だけではなく、肌でも振動を感じ、眼でも聴ける。かつ、他のことに気にせず集中して聴けるので、やっぱり感動も大きい。
贅沢な時間。ふと眠気に誘われても、それはそれでやっぱり贅沢な時間です。
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