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【読書感想】「最高の仕事領域」をみつけよう!GAFA部長が教える 自分の強みを引き出す4分割ノート術

年明け、一番最初に読んだ本。
「最高の仕事領域」をみつけよう!GAFA部長が教える 自分の強みを引き出す4分割ノート術  著者:寺澤伸洋 世界文化社発行

分かりやすい図と、イラストもあるので読みやすく、さくさく1時間もかからずに読めました。ただ、この本の醍醐味は読むことではなく、ワーク。

自分の仕事ってこれでいいのかな。このまま定年まで働くのかな。自分が成長できているのかな。という漠然という不安を解消するためには、まず自分自身の得意(強み)を知ること。「見える化」すること。
見える化すると「やりたいこと」が見えてくる。自分が最もパフォーマンスを発揮でき、やりたいことが出来る場所、それが「最高の仕事領域(スイート・スポット)」。まずは、この見つけ方が分かりやすく書かれています。

自分に向いている「最高の仕事領域」の見つけ方

1,ノートを4分割

このスイートスポットを探すために、ノートを4分割。そのノートはA4見開きで、A3。縦軸に「好き」「嫌い」、横軸に「得意」「苦手」と書き、自分の経験してきたことを箇条書きに書き出します。
早くも、私は、ここで一つも思いつかず、早速脱落か、、と思うのですが、この本では、その箇条書きの前段階の作業も教えてくれています。
別の頁に経験の洗い出しを書くと。

2,まず、経験した職種、部署から深掘り

そういわれても、やっぱり思いつかない私のために、さらに図付きで解説します。経験した職種、部署を横に、縦に深掘りすると。
私の場合は、横軸に「人事、給与」「SDGs推進」「総務」「広報」「法規」「労務」「教務」、、、。わぁ!書ける書ける。
縦軸にそれぞれにの部署でやってきたことを書きます。「人事」なら「研修計画」「給与システム導入」「給与計算」「年末調整」、、、と。「SDGs推進」なら、「他機関調べ」「学内調整」「ヒアリング」「広報戦略」「ネゴシエーション」、、と。

3,これを4分割のノートに書き込む

「2,」で書き出せれば、4分割ノートに書き込むのも楽です。
コツをつかむと、「人と話すことと」とか「自分の意見を伝えること」とか、仕事以外でも「メイク」とか「料理」とかそんなワードもどんどん出てきます。

4分割ノートでタグ付けとブランディング。

4分割ノートを見ながら、得意の分野をタグ付け。ブランディングしていきます。こういったタグ付けで、唯一無二になっていっく方法が書かれています。
また4分割されたそれぞれで、好きと得意には「最高の仕事人」。好きと苦手には「下手の横好き」。嫌いと得意には「優秀な不幸者」。嫌いと苦手には「空回りの苦労人」と名付け、それぞれどうすればいいかが、詳しく書かれています。


1,「空回りの苦労人」は一歩踏み出す勇気を

実例を加えながら、我慢するなと著者は説きます。
私の場合、ここに書かれた内容は少なかったものの、ここに異動させられたら、全力で逃げねば!と思いました。

2,「下手の横好き」は質より量でレベルアップ

私の場合、ここに書かれた項目が多かったので、身につまされます。
「好き」という情熱はあるものの、「あなたじゃなくても出来るから」と言われ、その仕事を奪われたらどうしようか、、という不安は常に持っています。

3,「優秀な不幸者」はアンテナを張ってチャンスを増やす

若手職員にこういう方が多いような気がします。
ちなみに私には、この項目に書いたものはありませんでした。得意なものは、知らず知らずに「好き」になってます。

4,「最高の仕事人。スイート・スポッター」こそ、チームの起爆剤

ここに書かれた項目を活かして、「チャレンジ」と「達成感」の工夫をし続ける。どれだけチームを巻き込めるかが役割です。

その他、具体的な実践メソッドが展開など


「やりたいことを最大限に発揮できるような物事の考え方」「仕事の進め方のスキル」「思考を柔軟にするノートの使い方」「コミュニケーションのとりかた」などが書かれています。

まとめ

実際にワークをしながら、読みなおすと、読み落としていたところが見えてきます。
私でも脱落せずにワークができましたし、繰り返し読みたい一冊でした。


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