被災していない私が思うこと。
東日本大地震から10年。たくさんテレビで特集されていて、それをみて感じたことを少し。
「母が亡くなった」「友達が亡くなった」「家族は無事だったけど家は流された」
10代、20代の子が淡々と話しているのをみて、ああ、これがこの地域ではよくあることなんだな、と心臓がぎゅんってした。
きっと当時はたくさん泣いたり怒ったり、感情に振り回されたけど、10年経って、悲しい気持ちがなくなることはないけど、冷静に話せるまできたのかな。
関係ないが、私は姉を亡くしている。突然死だった。
最初は毎日泣いた。それが2日おきになり、1週間おきになり、1ヶ月おきになり、今では思い出して泣くことはほとんどなくなった。
当時は友達にも話せなかった。うまく感情がまとまらなくてどういう風に話せばいいかわからなかったから。今も、正直わからない。
夢を見たことを覚えている。姉が植物人間(って言い方は今はしないのかな)になったけど、生きている夢。それでもいいと思った。ぬくもりを感じて、話を聞いてもらえるだけで。
実際にそうなったらきっと今以上に大変なのかもしれないけど。
一生受け入れることができないと思っていた現実を、なんとか自分なりに受け入れている自分がいる。
テレビの特集の話に戻る。
地元に残って、地元に戻って、地元のために。特集だから、そういう人たちをピックアップしているのだろうけど、そうじゃなくてもいいと思った。
もちろん、地元のために、と頑張っている人たちはとても素敵だ。これは大前提として。
みんな、それぞれの人生だから。震災に遭ったから、被災者だからといって、それに縛られなくたっていいと思った。
上京したければすればいいし、親に反抗したっていい。地元を捨てたっていい。厨二こじらせてもいいし、金髪ピアスでうぇーいうぇーい言ったっていい。
震災に遭ったとしても、遭わなかったとしても、それぞれの人生を好きなように生きてほしいなって思った。
震災の経験は未来に残すべきだけど、その使命感で自分自身の本当にやりたいことややりたくないことを見失わないで欲しいなって思った。
真っ直ぐ生きるに越したことはないけど、真っ直ぐいかないのが人生じゃん!
そして、そのことを後ろめたいなんて思わないで欲しいな。
これからの人生、たくさん笑えますように!
文章下手すぎてまとまりなさすぎて自分でもびっくり!
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