セイミツ工業が攻めだした!?
Twitterアカウントまでも？ 老舗がついに動いたか。
40周年を迎えての大変化
セイミツ工業といえば、アミューズメント機器パーツの老舗である。スト2～3rdの頃はレバー・ボタンともにセイミツのものがコンパネに取り付けられていたこともあり、オールドゲーマーにとっては馴染みが深いメーカーだ。とくにレバーパーツに関しては、硬めの感触で短めのシャフトという三和電子のソレと大きく異るプレイフィールを持つLS-32が有名で、操作時の暴発が少ないことから、多くのファンを惹きつけてやまない。
もちろん今でもさまざまなパーツを提供する現役のメーカーである。先に紹介したLS-32シリーズだけでなく、柔らかめのレバーもあるし、近年においてはレバーボール用のストラップであるとか、削り出しのメタルボールといったおちゃめな製品も出している。
ただ、気質的に一本気な職人集団という趣があり、あまり表に露出してくることがなかった。並び称される業界の雄である三和電子が割と表に出てくるパリピタイプなのに対し（ちょっと言い過ぎな感じもするが）、セイミツは寡黙でおとなしい。そんなイメージであった。
あったのだ。
あったのだが、先々月あたりからそんなセイミツが急に攻め始めてきている。まず、ホームページビルダーで作ったような古のデザインのままであったWebサイトが急に現代風になった。
左上のロゴはホームページビルダーで作ったままではないかとかいろいろあるが、かなり思い切ったリニューアルである。なにせ以下のようなデザインを長らくつづけての上への切り替えだったからだ。
Webサイトの刷新だけにとどまらず、BASEを活用したオンラインストアもオープンさせている。このセイミツ工業のロゴはどうなんだとかいろいろあるが、オープンしてくれただけで、その一点の事実だけで十分だ。
そして、ついに始まったのが公式Twitterアカウントである。いまだに本物かどうかよくわからないのだが（ノリがかなり軽い）、変なツイートはないので多分本物なのだと思われる。
モダンな存在へとどんどん昇華していくセイミツ工業。創業40周年を迎えての大変化に今後も期待をせざるを得ない。
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