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6.「ホーム」を離れる

君はカメラが好きになるメモ: 6.「ホーム」を離れる

5.「ホーム」の道を作る の悪い点でも書いたのですが、
同じ道は飽きます。。
そんな時は、ホームの道を離れます。

ホーム以外の道を、あえて歩いてみます。
遠回りの道、
何もないとわかっている道、
最寄り駅から一駅前か後の駅で降りるのもいいかもしれません。

良い点
・新鮮
・新しいホームを見つけられることがある
・ホームの良さのを再認識できる

悪い点
・思った以上に何もない(いろいろ歩いた結果できたのが「ホーム」です。「ホーム」になれなかった道に何もなくても仕方ないです。)
・ホームでの被写体を探す目線が染み付いているので、初めての道でも同じように被写体を探してしまう。だから発見できるものがホームに似てしまう。結果、「ホームに勝てない」と言う感想になってしまう。
・見方を変えたり、フラットな見方にしないと、発見が少ない。

悪い点の「見方を変える。フラットな見方にする。」は、新しい被写体を発見させてくれます。
「何もない」からこそ、探します。
被写体の探し方、モノの見方を無理矢理に変えて探します。
そうすると、
今まで魅力を感じなかったものが、「あれ、これ良いかも?」と思えてきます。(思い込みかもしれません笑)
でも、
その新しい見方と、新たに魅力を感じた感性でホームを歩くと、ホームも新鮮な気持ちで歩くことができます。

最近だと
いつもの道では、道端の草花にばかり目が入っていましたが、
道草が生えている土を支えている擁壁に目が行きました。
積み上げられたブロックの直線と、雨水抜きパイプの丸。そこに、規則性なく生える苔と、ブロックの隙間から生える草。

直線と丸のシンプルな形状を無視するような自然。
時間をかけて侵食していった様に圧倒されます。
道の時の流れに痺れます。
Instagramに投稿すると評判は良くないですが泣、私の中で今一番熱い被写体です。)

ホームを離れて新しい目線を手にいれます。
その目線持って帰り、新しい発見します。

離れて戻る。
そこに新しい発見があります。

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