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【トロントってこんな感じだった?と思ったこと】INFJとカナダ 🇨🇦

こんにちは。
くもくもです。

2023年11月からワーホリビザでトロントに滞在しています。

以前の記事でちらっと書きましたが、今回でカナダに来るのは3回目です。

1回目は中3の夏(1ヶ月)
2回目は大学3回生の年(1年間)
そして今回の渡加に至ります。

特に前回は1年間トロントに滞在し、キラキラではないながらもカナダ生活を満喫したので、今回の入国もワクワクでした。

ただ、生活していく中で「おや?こんな感じだったっけ?」と思うことがあったので、書いてみます。
(前回の滞在は2018〜2019年、コロナ前です)


空港編

5年前

当時の私は海外経験が少なかったため、飛行機を降りて延々と続く動く歩道に圧倒されていました。

入国審査にも慣れていないのに、自力で学生ビザを発行してもらわないといけない…
「何を聞かれるんだろう?」「そもそも質問の意味わかるのかな?」「入国拒否されたらどうしよう…」とずっとそわそわしていました。

ビザ発行のためには、観光客とは違う「immigration office」(移民局)に行く必要があるけど、どこにあるかわからない…
なので、本当に私にとっては大きな行動「人に聞く」ことをしました。

初めてカナダで英語を話す瞬間だったのでドキドキでしたが、あっさり「ああ、あっちだよ!間違えないように気をつけてね〜!じゃあね〜!」というテンションで言われ、「フレンドリーな国だな〜」と単純な感想を持ったことを覚えています。

移民局での入国審査では、留学エージェントさんが準備してくれた書類を何か言われる前にとりあえず全部出しました。
質問は「どのくらい滞在するの?」とか「半年のホームステイ終わったらどうするの?」という感じで10分もかからなかったと思います。
(待っている列もなかったので、あっさり終わりました)

2023年

前回の経験から「immigration office」に行く必要があることはわかっていたので、心の準備はできていました。

しかし、私には一つの不安がありました。
「ArriveCan」と呼ばれる、事前にオンラインで税関申告をするシステムのことです。

5年前はこんなの無かった…
コロナで入国制限が厳しかった時に、ワクチン接種証明や自主隔離先のアドレスを登録する目的のために作られたシステムらしいです。

入国制限が解除された今、事前登録は任意です。
税関検査窓口の前に、ATMみたいな機械がいっぱい並んでいるので、その機械をタッチ操作して税関内容を登録することができます。(日本語も選べます)

ただ、この列がまあ長い…

私はその場で臨機応変な対応をするのが苦手なので、事前にアプリを入れて日本で登録を完了していました。(アプリの場合はカナダの電話番号が必要です)

事前登録が終わっている人は「express line」に並び、パスポートを機械にスキャンすることで、税関検査がスムーズに完了します。

しかし、アプリで情報登録すると、画面上に「登録が完了しました」というメッセージは出ているものの、QRコードとか登録番号とかが出てこない…

これはめちゃくちゃ不安でした。
「express line」に並ぶ人も少ないし、本当に登録できているかもわからないし、もう一か八かでパスポートをスキャンの機械にかざしてみました。

結論から言うと、これで無事に入国はできました。
ただ、スキャンが完了するまでの時間が長すぎて無駄に不安を煽られます。
私は何度も「本当にスキャンできてるの?」とパスポートを持ち上げてしまったため、余計に時間がかかりました。
同じ状況になる人多いと思うんですけど…笑

パートナーによると、この「ArriveCan」はシステムトラブルが多々あるらしく、事前登録をしていても「express line」で認証できないこともあるそうです。
その場合は、大人しく通常lineでATMもどきの機械をいじる必要がありそうです…

生活編

5年前

簡潔に言うと、クリーンな印象でした。

入国したのが4月になる直前ということもあり、雪が溶け始めて晴れの日々に向かう、1番気持ちの良いタイミングでの渡航だったのも好印象の要因だと思います。

都会でありながらも、公園の規模は大きいし至る所に木が生えている。
ビル群は多いのに、空が広い。
そして緑がすごい!日本にある緑よりも鮮やかで、主張が強い緑なのに落ち着く!

そして都会ならではの交通の便の良さ、欲しい物はだいたいお店がそろっている。

TTCと呼ばれるトロントを網羅する、地下鉄、バス、ストリートカーに乗るとだいたいどこでも行けました。
もちろん日本のように定刻通りに来ることは少ないですが、まあ許せる程度の乱れでした。

私がTTCで1番好きだったのは、購入するとそのカードで1ヶ月TTC乗り放題になる、マンスリーパスです。しかも月ごとにデザインが違って、かわいかったです!
(今はPRESTOと呼ばれるチャージ型のカードしかありません)

色々含めて「あ、好きだ」と思いました。笑

私は、2019年の3月までトロントに滞在しましたが、滞在の後半になるにつれて「カナダはもう良いかな〜」と思うことが増えました。

「飽きた」とも言えますが、一つには2018年の10月から大麻が合法になったことがあると思います。

その時は街の中心から少し離れた場所に住んでいたので、あまり影響はありませんでした。
ただ、ダウンタウンに行くとふっとゴマみたいな匂いがしたり、少しだけ嫌な気分になることはありました。

ただ、全体の印象としては「住みやすい場所」という感じでした。
何より、そこに住む人たちがリラックスモードで好きでした。

2023年

治安が悪くなっている…

今住んでいる場所がダウンタウンなのですが、アパートの玄関前にも普通にホームレスの人たちがいる。

5年前もホームレスの人たちを路上で見ることはありましたが、絶対に数が増えてる気がします。
しかも、お店の前じゃなくてアパートの前に。

特に何をされるとかではないですが、INFJの私にとってお家とは安心以外の何物でもない特別な場所なので、その圏内でホームレスの人たちを見るとドキッとしてしまいます…

あと、前回の帰国間際に合法になった大麻の影響がすごい。
街中で大麻をタバコのように吸って歩いている人がめちゃくちゃ多いです。

吸う吸わないはもちろん個人の自由なので全否定はできないですが、匂いが結構キツイので、外なのにそこらじゅうに大麻の匂いが充満しています。

また、交通機関TTCについてですが、以前にも増してダイヤが乱れています。
というより、時刻表なくなったのかな?というくらい、いつ来るのか予想出来ない状況です。

しかも、何のためかわからない工事がずっと行われていて、週末になると必ずどこかの区間で臨時運休があるので、代わりのバスを探したり、いつもより1時間早く家を出たりと不便だな…と感じることが増えました。

前に来た時より、人が増えている印象もあります。
そのせいか、どこに行っても混んでいるし、住んでいる人たちもどこか慌ただしい感じに変化していると感じました。

あのゆる〜いリラックス感が好きだったのにな〜とちょっと寂しく思う日々です。

おわり

私は政治問題等に疎いのであまりわかりませんが、パートナーによると、ちょうど5年前くらいからトルドー首相が移民を積極的に受け入れる政策を始めたそうです。
そのあたりから、物価は上がり、ホームレスが増え、色々な面で徐々に住みにくくなり始めたと…

ということは私は偶然にも、その境目を経験できていることになります。
同じ場所にずっと住んでいない限り、なかなか出来ない経験なので、街が変わる節目に偶然にも立ち会えたのは、光栄だなと思います。

今の季節が、街へのマイナスな印象に多少の影響を与えているのは確かだと思います。
しかし、クリーンだった街にモヤがかかった感じは直感的に感じました。

今は、夏になったらまた少しは印象変わるのかな?と思いながら日々を過ごしています。
「これからカナダに行く!」という目的で読んでくださった方、マイナス面にフォーカスしてしまい申し訳ありません。
あくまで個人的な感想なので、さらっと流していただければと思います。

長くなってしまいましたが、読んでいただきありがとうございました!
それでは、良い1日を!


くもくも

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