マガジンのカバー画像

新時代のセールス理論

10
今井晶也によるシン・セールス理論。2020年以降の新しいセールスモデルに関わる記事をご紹介しています。
運営しているクリエイター

記事一覧

生成AIと営業の共存について

営業と生成AIの共存について、わたしの考えを残しておきます。 こちらは2023年の12月における市況感や、私が営業支援や講演活動を行うなかで集めた情報をもとに立てた仮説であり、もっと言ってしまえば妄想です。 なんだ今井、いきなりリスクヘッジするじゃん? そう思われた方もいるかもしれませんが、だって仕方ないじゃないか(えなり君 調)。 生成AIの進化が予想のナナメ上すぎるから、予測ではなく妄想になっちゃうんだよ。 …ということで、皆さんの本業のおつまみ程度にお召し上がり

セールス・イズ (科学的に成果をコントロールする営業術) の見どころ(発売記念)

祝、8月27日発売決定!! おめでとう、わたし!!!! 出だしから肯定感 高めにすみません、8月27日(金)に扶桑社からデビュー作を出版することが決まりました、セレブリックスの今井と言います。 デビュー作の名前は、 Sales is 科学的に成果をコントロールする営業術 となりました、「セールス・イズ」です、 大切なことなのでもう一度いいます、「セールス・イズ」です!! え・・・? 文章途中で切れちゃってないかって?? 科学って大袈裟じゃないかって? 名前だけ

営業DXとは?その正体に“ざっくり”迫る

このコラムは 営業DXが何か?だけでなく、営業DXで「何を便利にしますか?」ということを考えるための記事です。 営業DXをはじめて耳にする人も、何となく…という理解レベルの人も、これを読んでいただければ “ざっくり説明” できるようになる筈です。 そう、キーワードは “ざっくり” です。 教科書的な「 営業DX とは?」を調べても、なんだかフワっとした理解になりますよね。今日はそういうのやりません。(ドヤっ) 本コラムは、筆者自身のこれまでの体験、営業関連のイベント出

新規営業されるなら何がいい?

皆さんが企業の購買者だったら、どんな方法で営業されたいですか? それは電話ですか?メールですか?SNSのDM(ダイレクトメッセージ)ですか?それとも問い合わせフォームですか…?? …おいおい、また今井が何かはじめたよ。 恐らく、私のことを知ってる方はこのように思ったはずです。 そして同時に、こうも思った筈です。 『え、ただのTwitterアンケートで3500回答⁉︎』 ハッキリ言ってそれは私のセリフです。 会社を休んで、栃木県某所にて『今日は忍者になる』と決めていたの

営業組織・営業マネジメントの課題が”ざっくり”わかる調査レポート

2021年1月、未だCOVID-19による経済や企業活動の回復の兆しが不透明な中、営業組織においてもコミュニケーション手法や関係構築のあり方の変化が求めらています。 そこで営業支援を行う株式会社セレブリックスでは、世の営業マネジメント・営業組織の課題や関心事は何なのか、SNSを利用して調査を行ったのでレポートを共有します。 <注意> ・本調査はSNSで調査しています ・営業組織の役職者を調査対象とした ・課題は1名あたり複数の回答を選べます ・今回の調査対象は n=261

シン・セールス理論の完全解説|ニューノーマルで選ばれる、購買体験とセールスコンテンツ

<ご挨拶> 本作品は、コロナ禍における企業の顧客開拓において、弊社の研究が少しでも役に立てば…という想いで執筆しました。大変長い作品ですので、シン・セールス理論の提唱について結論を急ぐ方は第3章以降をご覧ください。 ※しっかり理解しようとすると2時間以上かかります。 最下部ではシン・セールス理論の解説ウェビナー(無料)のご案内もしていますので、是非ご活用ください! *** コロナウイルスにより、私たちをとりまくビジネスの前提は大きく変わりました。これまでの あたりまえ は

営業力とは何か?を問う

みなさんこんにちは、セレブリックスの今井です。 初めましての方、よろしくお願いします。 私はセールスエバンジェリストとして、主に法人営業のセールスモデルの研究や最新営業手法の開発などを行っています。 周囲からはよく、「スカーフの人」とか「パスタの人」、「群馬の人」と呼ばれています。どれも間違っていませんが、何故そうなったのかは想像にお任せします。 ところで先日、NewNormalな時代のシン・セールス理論について考えていた時に、そもそも営業力って何だっけ・・?と内省する

「Sales is cool = 営業はカッコいい」のつくり方。私が考える未来のセールスの描き方と営業革命

まず、1分。 何故このテーマでnoteを書くのか語らせてください。 手前味噌ですが(死語?)わたしはセールスエバンジェリストとして、営業に関する さまざまな 調査や研究を行っています。 そして所属する会社、CEREBRIX(セレブリックス)では「営業代行」や「営業コンサルティング」というサービスを行っています。 この営業代行というサービスの特長として、CEREBRIXというひとつの会社にいながら、様々な業界・商材の営業活動を行います。 有形のものを営業することもあれば

これからのセールスは 「コンテンツを作れる人」 が勝ちます。

そろそろハッキリさせましょう。 営業におけるゲームモデルの前提が変わった今、「どんな能力を持った人がトップセールスになって行くのか」を。 私の中では、ひとつの結論が生まれいています。 これからの時代は、コンテンツを作れる営業が勝利するでしょう。それは営業の世界でも #コンテンツファースト の時代がやってくるという事です。 この考えは、先日セレブリックスが開催した テレワーク購買モデル大研究 という、New normal(withコロナ)時代の購買や営業のスタンダードを

信用と信頼は違う。“信頼”されるためのただ一つのルール。

わたし達はビジネスでもプライベートでも度々「信頼関係」を大切にしないさいと言われます。(よく言いもします) 著者の私は、CEREBRIXという営業支援会社で法人営業のコンサルティングや研究活動を行っています。こうした営業会社にいるとクライアント先などのいたるところで「顧客に信頼される行動を取ろう」とか「信用を失うな」という言葉を耳にします。 どれも正しいし、素晴らしい考えだと思います。 一方で、こうした会話がなされるたびに、私が感じることが有ります。 「信用」と「信頼