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複素電圧降下
平成21年度 電験2種 2次試験 電力管理 問2(2)
基本的な事柄を間違えてるのだろうとわかっているのですが、それが何かわかりません。
(2)需要家Cの負荷に流れる電流は負荷の特性によって決まり80-j60、進相コンデンサーは遅れ無効電流-j60を供給するので、BC間を流れる電流は80
同様に需要家Bの負荷に流れる電流は80-j60、よってAB間を流れる電流はI=160-j60
AB間のインピーダンスはZ=0.8+j0.6なので、AB間の電圧降下は
ZI=(0.8+j0.6)(160-j60)=128-j48+j96+36=164+j48となりその大きさは170.88
よってA点の線間電圧は6600-1.732*170.88=6304となります。どこが間違っているのでしょうか?(1)も同じ方法で計算したら(1)は正解でした。何故でしょうか?
ということで、今回は電圧降下を考える際に注意すべきポイントについて解説します。
今回は古い問題のため、電験王の解説ページはありません。
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