編み物
小学校の家庭科の授業での出来事
そろそろ冬支度を始めようかという季節
手編みのマフラーを作ることになった
「マフラー編むなら
ちょっと大変だけどこれで作ってみたら?」
お裁縫が得意だった母が
手芸店で買ってきてくれたもの
めちゃめちゃ細い毛糸と細いかぎ針
さっそく学校に持って行き
教えてもらったとおりに編み始めた
…ん?
気が付くと、明らかに周りの友達と違う
みんな、太い毛糸でかぎ針も太い
中には棒編みの子もいたけど
とにかく太くて扱いやすそうだった
編み始めるとよくわかるが
細い毛糸は、なかなか長さが出てこない
最初の方は、何段か編んでも
クルクルとよじれてしまう
目の数を数えるのもけっこうしんどい
「何それ?ネズミのしっぽ?ww」
作業を見に来た先生に言われて
周りの友達にも笑われて
恥ずかしかった~~~~(T_T)
今でも、この時受けた心の痛み
なんとなく覚えているから不思議だねw
でもね…
一生懸命、編み続けた
毛糸が細いから
段が増えてもなかなか長くならない
みんなは出来上がっているのに
まだまだ長さが足りない、でも
一生懸命、編み続けた
そして出来上がったマフラーは
ふんわり柔らかで肌触りがとても良い
あまりの出来栄えに、頑張った自分自身に
泣きそうになるほど、感動した
だから何?って言わないでね(笑)
どうでもいい話なので
オチはありません
ただ一言…
出来上がったマフラー
クラスみんなにも褒められた(゚∀゚)
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