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オジサン

友達と電車のシートに座っていたら
目の前にスーツ姿のオジサンが立った

吊り革にビニール傘の持ち手を掛けて
ぶら下がった傘を掴んでいた

かなり酔っ払っているのか
口は半開き、目は閉じていて
電車が揺れるたびに
傘と一緒に左右前後に揺れていた

しばらくすると
眠りが深くなってきたのか
膝の力がフニャッと抜けて
傘を掴んだまましゃがんでしまった

すぐに立ち上がって
元の体勢に戻るんだけど
また力が抜けてしゃがんでしまう

目の前でずっと繰り返し
伸びたり縮んだりするオジサン

見てないフリして
会話を続けた友達と私

だから何?って言わないでね(笑)
どうでもいい話なので
オチはありません

ただ一言…

我慢も限界、下向いて爆笑w

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