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日記(東京、新卒社会人の憂鬱)

GWは図書館に行って本を借りて、東京に行って、あとは本を読んだ。それ以外は何をやったか覚えていない。久しぶりに良いGWだった。ここ数年はGWだからといって特別何かをやったりどこかへ行ったりした記憶がない。

5月4日だったかな、FFさんに教えてもらった東京のおすすめスポットの21_21 DESIGN SIGHTというところに行った。美術館?なのかな、ちょっと詳しくはわからないけど、私が行ったときは科学とデザインに関する展示会をやってた。

私は美術が全然わからないので(中学のとき2を取ったことがある)、西洋の絵画とかが飾ってあるような美術館より楽しめたのかもしれない。もちろん全然わからないからこそ行ってみて、本当にわからないのかって確かめる意味もあるのだけど。

私は科学とか機械が結構好き。勉強も国語とか社会をやるより、数学とか理科をやってる方が楽しかった。でもいま関心があるのはもっぱら文系的なもの。だから文系に進めばよかったかなと思うことがたまにあるけど、やっぱりこう大人になって、数学とか科学に触れたときに学生時代に勉強しといてよかったと思う。

大人になってから数学とか科学を勉強するのはたぶんムリ。だからほとんど忘れているけど、強制的に学ばなければいけないタイミングでそれらを学べたのはよかったって思う。

科学技術を使ったデザインの展示がメインで、やってることは難しくてまったくわからないんだけど、ぼんやりと何が言いたいのかわかる、ちょっとした知識の分だけ解像度が上がる。そういうときに無駄じゃなかったんだなって思う。

全部見終わって持った感想としては人間って美しいなだった。最先端の技術が使われた義手とか義足、あとは二足歩行のロボットとかも展示されていた。そういうのを見ると未だに科学は人間を越せてないのかって思った。

noteに書けるようになるまで時間が空くなと思ったからツイッターに感想を軽く書いたので、そのままコピペする。

「人の背中につけるロボットアームみたいな展示がいちばん印象的だった。それをつけた人が踊る映像が流れててとても美しかった。人間の肉体というのはこんなに美しく機能的なのに、背中につけられたロボットの腕はどこかぎこちない。その対比がよかった。」

近未来のディストピア的な美しさがあった。色んなことを考えた。将来人間は肉体を捨てる時が来るのかもしれない。そこまではムリでも確実に肉体の拡張は近い将来やってくるだろうと思う。

その背中につけるロボットアーム(ポケモンのカイリキーを想像してほしい)の映像に、それをつけた二人の女性がその機会の腕で抱きしめあうという演出があった。それを見て、未来では肉体なしで抱きしめあうこともできるのかななんて考える。

でも同時に、相手を抱きしめる機会の腕のぎこちなさがとても印象的だった。触れたら壊れてしまうものを抱くみたいに、ゆっくりと少しずつ腕を曲げていく。

それって発展途上ゆえの美しさだと思う。なんか皮肉だなって思うけど。

東京の話をちょっとすると、人がいっぱいいた。私よりお金持ってそうな犬と子供がたくさんいた。

大体ウチから電車で二時間くらいで、近いとも遠いとも言えない距離だなって感じ。何か目的があるなら気にせず遊びに行ける距離ではある。電車は苦じゃないし、東京は好きだし。また近いうちに行きたいね、予定というものが一切ないから逆にいつ行くか決められない。

いつもならこれで終わりなんだけど、せっかく時間を取って書いているのでもう少し書く。社会人になって意識的に時間を作らないと文字が書けなくなってきている。

新卒社会人の憂鬱。五月病編に入ろうとしているのか、GW明けは憂鬱。おもしろくない、おもしろくないってずっと言ってる。

私の人生これでいいのかな。このまま行くと一生独りだよ。でもどうしたらいいのかわからない。

一人でいる方が好きだ。美術館だって誰かと行ったらあんなに色んなことを考えることはできなかったと思う。一人暮らしを始めてストレスがほんとうに減った。私は一人が向いているというか、一人じゃなきゃダメなタイプ。

でも一人が快適すぎて、このままずっと今日の繰り返しで、一人で生きていってしまうって不安になる。このまま死ぬまでずっとこの生活でいいの?って思う。

ずっと家にいれてしまうから、意識的に外に出ることを目標として生きている。東京に行ったのはそういうこと。

私は6月末までオンラインで研修をすることになってる。ずいぶん手厚くやってもらってるなぁ、やったーって思いつつ、嫌なことを引き延ばされてる感じがして憂鬱。毎日が社会人にしては楽すぎる。いつかいまの幸福分の不幸がやってくるんじゃないかって怯えている。

努力で勝ち取った幸福なら何も考えずに享受できるんだけど、私はなんか運がいいだけって感じが昔からずっとある。人生、運とセンスだけで乗り切ってるんじゃないかって最近よく思う。それ以外に努力とか技術みたいな、他の武器があるならいいんだけど、私は何もないから運とセンスが通用しなくなったらと思うと怖くて仕方ない。

ここでいうセンスって、大抵のことを人並みよりちょっとできるってことで、私はそのおかげで上手く立ち回れた気がする。

不安なことばっかり。嫌なことは仕方がないとして、良いこと、楽しいことをもっと見つけていかないと生きていけないぞって感じがする。何か新しいこと始めなきゃって声を出してみたけどなかなか続かない。お仕事が忙しくない間にやりたいことを見つけて、どうにかして5年くらいは生きていける生活のシステムを作りたい。

まあ、人生って無駄に長いし急がなくてもいいのかなって思ったりもするけど、どうなんだろうね。

マシュマロ


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