伸びしろNo.1事業！KLEEMANNディーラーアワードを受賞
広報SOです。
このたび、世界的な自走式破砕機・スクリーンメーカーであるドイツKLEEMANN社より優秀な販売店に贈られる「KLEEMANNディーラーアワード」を受賞しました。
今回は一般的にはあまり見ることがない、破砕機の世界と、モバイルプラント事業部について紹介したいと思います。
破砕機とは
何に使われているの？
一般的にはあまり馴染みがありませんが、「砕石業界」という業界があります。この業界では岩石を砕いて大きさ別に選別したものを、主にコンクリートやアスファルト合材の材料として販売する事業をしています。
きれいに整えられた石や砂（骨材と呼ぶ）を作るには、岩石を細かく砕く機械と、砕いた岩石を大きさ別に仕分けする機械が必要です。
前者の岩石を細かく砕く機械を「破砕機」
後者の砕いた岩石を大きさ別に仕分けする機械を「スクリーン」
と呼びます。
破砕機、スクリーンのなかでは、「定置式」と呼ばれる文字通り定置するタイプの機械と、「自走式」と呼ばれるクローラー付きで走らせることができるタイプに分けられます。
過去は定置式が主流でしたが、近年、イニシャルコストおよびランニングコストを抑えられることから、自走式の需要が増加しております。
KLEEMANN社について
KLEEMANN(クリーマン）は1857年、ドイツで設立された老舗の自走式破砕機・スクリーンメーカー。
国際的に建設機械関連事業を展開しているグループ、WIRTGENグループに所属しています。
KLEEMANN製品はハイブリッド駆動により世界一の低燃費を実現していることから、評価が高く自走式破砕機で世界シェア3位、世界各国に年間1,000台ほど納入しています。
製品デザインもとっても素敵です～！
モバイルプラント事業部
つづいては、モバイルプラント事業部についての紹介です。
活動内容
日工は、2015年に上記のKLEEMANNの日本国内総代理店になりました。
国内の自走式破砕機需要が増加していることと、前述のとおり砕石がアスファルト合材や生コンクリートの材料に使われていることから、既存事業のネットワークが存分に活かせられると考えたからです。
特に生コンクリート製造業を営むお客様のなかには、砕石業も営んでいるお客様が多くいらっしゃいました。
最初はプロジェクト的な立ち位置で、主に既存の取引先に対して販売活動を行っておりましたが勢いがのってきた2019年に自走式製品を集中的に販売する組織「モバイルプラント事業部」を立ち上げました。販売部門と業務部門に分かれており、販売部門では全国各地への訪問活動やデモンストレーションイベントの実施を、業務部門では2018年に設立した東京モバイルセンター（埼玉県吉川市）にて在庫機や部品の管理を行っております。
また、販売だけでなく、ドイツでトレーニングを受けたスタッフが日々修理や部品交換などのアフターサポートも行っております。
モバイルプラント事業部ではKLEEMANN社以外にも欧州製小型破砕機・コンベヤの取り扱いや自社開発製品の自走式土質改良機「Mobix」の販売も手掛けております。
プラントエンジニアリング・メンテナンスで培ったノウハウやコネクションを最大限活かした結果、とんでもない成果をあげております！
破竹の勢い！2年間で売上約3倍
モバイルプラント事業部は売上・利益ともに右肩上がりで、今の日工で一番勢いがある事業です。
発足当初の2019年の売上高5億円に対して、2021年には約3倍の14.7億円にまで成長しました。
2021年の自走式破砕機・スクリーンの国内需要は年間220台ほどで、
当社はシェア23%を獲得するまで勢いを上げています。
自走式破砕機の需要は右肩上がりなので、今後も人員強化し2024年にはシェア50％を目指します。
KLEEMANN社から見ても相当なインパクトだったもようで、
このたびめでたく、世界すべての子会社、ディーラーから10社しか選ばれない「KLEEMANNディーラーアワード」を受賞するに至りました。
KLEEMANNディーラーアワード受賞コメント
受賞コメント
弊社モバイルプラント事業部長の曾根武志氏より、受賞コメントをいただきましたので紹介します。
お取引先各社様、関係者の皆様のご支援、ご協力のお蔭により、このような賞を授りました。この場をお借りしまして、厚く御礼申し上げます。ドイツKLEEMANN製品は性能面、製品完成度、デザインなどで、日本のお客様から高い評価を頂いております。今後もより良い製品のご提供と共に、海外製であっても、国産品と同様に安全、迅速、正確なメンテナンスサポートがご提供出来ますよう、体制作りやスタッフのスキル向上を更に強力に進めてまいります。引き続き、ご指導、ご鞭撻の程、よろしくお願い申し上げます。
曾根氏は事業部長としてマネジメントや、全国各地の砕石業者へのPRをしつつ、時には自らKLEEMANN製品のメンテナンスも行っちゃう、とってもパワフルな方です！
安全第一でこれからのご活躍もお祈りしています😊
さいごに
今回は、シェアや納入台数が右肩上がりで成長しているホットな事業「モバイルプラント事業部」について紹介しました！
自走式の需要は右肩上がりですので、これからますます力を入れ
ていき、年間100台の納入を目指していくようです。
今後もイベントなど、レポートしていければと思います！
取材協力：モバイルプラント事業部
ライター：ＳＯ