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防災オタクの読書好き、おすすめ本を考える

能登半島で大きな地震が起きた。

おそらく一年で一番多くの人が、平和で健康で安全に過ごせますようにと祈ったであろうその日に。
私たちのささやかな願いなんてお構いなしに、地球は揺れる。
と、ここまでを1月2日に書いていたが、凄惨なニュースを日々受け取り続けて、気が滅入ってしまい何も書けなくなってしまった。

こういうとき客観的に素早く言葉をまとめられる人が羨ましいと思う。一年間たくさん文章を書いたのに、全然早く書けないしまとめられない。

それはさておき。
何度か過去に書いたように、私は結構な防災オタクだ。
noteにも何冊か書いているが、過去に読んだ防災関連本は20冊以上ある(と思う)。

付け焼き刃の発信や、怪しい情報の拡散は控えたほうがいいと思う一方で、今は多くの人の防災意識が高まっている時なので、何か役に立てることはないだろうか。考えた。

おすすめ防災本

というわけで、おすすめ防災本を紹介することにした。
都市部・子連れ・マンション暮らしの私が選んだものなので、偏りがあることはご容赦ください。

1.全災害対応! 子連れ防災BOOK

子連れに特化した防災本。ノウハウや知識系だけど、実際に被災した当事者の意見を元にまとめてあるので、とても実践的。
ビニール袋と新聞紙でおむつ作るより、おむつストックを少し多めに備えるほうが合理的じゃない?というスタンス。
現実にできそうな対策が多いので、すんなり入ってくる。

未就学児がメインだけど、家族の防災を見直すのに役に立つ一冊だと思う。

2.人が死なない防災

2023年のベスト本にいれたし、感想文も書いたので、詳しくはそちらへ…。
ノウハウというより、災害との向き合い方を学べる本。
ただ知識を持つのではなく、結局はどう活かすかなので、自分事として捉えることが必要なのだと思う。

3.人はなぜ逃げ遅れるのか

これも災害心理学の本。最近だいぶ注目されるようになって似たような本がいくつか出ているけど、これが元祖じゃないかな(私の知る限り)。
日本だけでなく世界中の様々な事例が紹介されていて、読み物として面白い。
自分にもきっとある「正常性バイアス」の怖さを感じられる。

4.マンガ 日本沈没

防災というより、災害の怖さをリアルに知りたい人向け。
ただし、マジで怖いので、心配性の人はしばらく外に出られなくなるかもしれない。それくらい怖い。
だけど首都直下地震が起きたら、きっとこうなるんだろうな。怖い。
思い出すだけで外出たくなくなる。

パッと思いつくところで何冊か上げたが、定期的にこの記事は更新していこうと思う。
私も一通り勉強して、わかったつもりでいて、最近の書籍には詳しくないので、これを機に復習してみよう。

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