命の重み
生きとし生きる生物の
すべてに命が宿ります
命に差はあるでしょうか
虫の命は軽いのでしょうか
牛、豚の命は尊いでしょうか
人間の命は重いのでしょうか
解剖学者でもある
養老孟子さんは
6月4日を虫の日として
虫供養というのを
年に1回行うそうです
以下養老孟子さんの
インタビューの一部です
𐂂𐂂𐂂
(インタビュアー)
虫供養について
教えてください
(養老さん)
今の世の中っていうのは
全く気が付かずに
虫を殺している
減らしているって
言ってもいいんだけど
こんなに夜を
明るくするだけで
虫の生活は完全に
乱されていますし
それから高速道路で
車を走った人は
誰でも知っているんですけど
窓にべったりと
潰れた虫で
車で轢いてる虫も
本当に数知れずでしょ
環境保護みたいに
言うんですけど
何も珍しい生き物だけ
保護するよりも…
人々は生き物の
生きる環境を
徹底的に潰してきた
𐂂𐂂𐂂
今の自分達の生活は
どれだけの命の循環の中に
成り立っているのでしょう
何も難しい話ではありません
他の命に少しでも
心を寄せれば
年に1回どころか
日々両の手を合わせれる場面は
いくらでもありそうなものです
頂きます(ました)という
命への感謝
ごめんなさいという
詫びの気持ち
循環の中で
生かされている
ことへの有り難さ
命に優劣はなく
すべての存在に意味があると
そう仰います
そこに気づくことで
人間都合の世の仕組みは
自ずと変わっていくと
思うのです
せめて
他の命への敬意を持って
日々生きていたいものです
最後まで
ありがとうございます☺︎
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