海の小瓶

2019年5月〜2020年8月、 飛び降りて死にきれなかったあの日までの 約1年5ヶ月…

海の小瓶

2019年5月〜2020年8月、 飛び降りて死にきれなかったあの日までの 約1年5ヶ月間、不定期に書いていた過去の日記。 私がいなくなっても インターネットの海で漂っていてね、 だけど見つけてくれた誰かがいたら もっと嬉しい、ありがとう。

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自己紹介のようなもの。

noteに文章を書き始めて、 もうすぐ2年が経ちます。これとは別の名前で、今も使っている最初のアカウントです。 そしてこれは、過去の私がスマホのメモに 書いていた日記を残すためだけに作った、 2つ目のアカウントです。 飛び降りた3年前、 親に「辛いから消してほしい」と言われて 一度メモの日記を消しました。 私のせいで、これ以上そんな顔を させたくなかったから。 でもね、 本当は自分のことばを捨てたくなかった。 それから時間が経ち、私は一人暮らしに戻り、気分の波次第で

    • 記録に

      2019年5月22日 外に出ると5月の匂いがした。 5月の匂いって、 冬とはまた違った感じで胸につかえる。 第1志望の会社から面接の連絡があった。 ESとか筆記とかリクルーター面談とか 色々くぐり抜けたあとの やっとの一次面接だったから、 ほんとうに嬉しかった。 受かったわけじゃないのにね。 ESをずっと添削してくれた先輩に 思わずLINEで報告してしまった。 面接、頑張ろう。そして楽しもう。 応援してくれる人のために。 ここがきっと、頑張りどころ。 18時頃学校の

      • 心象

        2019年5月21日 お風呂上がり、歯磨きしていた瞬間。 ふと中3の夏を思い出した。 胸がきゅってなる感じ。 薬でも飲んで自分が自分でなくなって 溶けてしまえばいい。 夜の生ぬるい空気に溶けていく、私。 夜中に家を抜け出して、 好きだった音楽を聴きながら 公園のブランコて夜空を見上げる。 赤い繭の男のように このまま溶けてしまいたかった。 歴史学はむずかしい つかめそうでつかめない、 中原中也の詩を思い出す "ゴム風船の うつくしさかな'' 儚いから尊くて愛おしい

        • 内面

          2019年5月20日 自分のことを話すのも、 他人に話をふるのも苦手。 息が詰まってしまう。 期待に応えられない私。 それでも好きでいてくれるのだろうか。 私みたいな面白みのない人間、 つくづく好きでいてくれることが不思議になる。 考えれば考えるほど話題とか 質問なんて出てこない。 自分の無能さに嫌気がさす。 人付き合いは大変だ、 でも人といる時間は好きだ。 こんな世界、わずらわしい、 消えてしまいたい。 押し込められて疲れちゃって、 早く自由になりたい。

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        自己紹介のようなもの。