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金融庁、サイバー指針案は軟化へ 業界団体と水面下で調整


金融庁は、金融機関にサイバーセキュリティー対策の強化を促すために新たに策定するガイドライン(指針)の当初案で強制的な色合いが強かった部分を見直す。各業界団体に素案を示し水面下で調整していたが、複数の業界団体が修正を求めたことを受け、軟化させるとみられる。6月末にも新指針案を公開してパブリックコメントを募集し、早ければ8月に最終確定させるスケジュールを描いている。

金融庁は、サイバー攻撃の脅威が高まるなか、個別金融機関の自主的な取り組みに任せるだけでは不十分と判断。監督指針とは別に、新指針の策定を進めている。

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