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大手行G運用会社、「不芳ファンド」開示 改善策示し信頼確保へ


大手行グループ(G)傘下の資産運用会社で、自社が運用するファンドの社内評価の開示が進み出した。3月に始めた三菱UFJアセットマネジメント(AM)は、不芳(ふほう)ファンドの原因分析と改善策を公表している。りそなAMは、運用開始から5年以上経過するファンドを対象にレポートを公表する予定だ。三井住友DSAMも2024年度内に対外発信を検討している。

金融商品組成時における適正性の検証や運用品質の管理・改善などを行う「プロダクトガバナンス」高度化の一環。金融審議会の市場制度ワーキング・グループで議論されたことも背景にある。自社商品評価の〝見える化〟は野村AMが2023年5月から行っていた。

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