桜木みなとさんに狂わされた素敵な1日〜沼落ちブログ〜

9月某日、宙組公演『HiGH&LOW　－THE PREQUEL－』『Capricciosa（カプリチョーザ）!!』を初観劇しました。
優しいお友達に誘っていただき人生二度目の宝塚！本家ハイローも拝見したことがなく事前知識は友人のプログラムだけ。ここでプログラムを見ながら「このカーキの服の人が1番タイプかな〜」なんて呑気に思っていた私………(大伏線)
宙組自体は初めてだったのでワクワク感に包まれながら幕が開きました。

前回の宝塚初観劇の時、拍手のタイミングが分からずふにゃふにゃしてたので最初の拍手にタイミングよく入れて満足していたら、コブラがガラスぶち破って登場。何これクソカッケェ。真風さんのコブラに殴られるならグーパンでも本望だなと思いました。(ニヤリ)

その後SWORDの方達(方達)が大階段を順番に降りてきて初心者に優しく(?)グループごとに歌って下さる場面で完全にスモーキー(RUDE BOYS)に目を奪われる………

実物やばい！！！！！！！！！

かっっっっっっっっっっっっっっっっっっっこいい！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！

ビジュアル好きすぎるなオイ。めちゃくちゃかっこいい何このイケメン⁉️

ビジュアルだけじゃなく、達磨一家とガラッと雰囲気が変わってどこか儚さを纏って登場した彼らの雰囲気に引き寄せられずにはいられなかった。その真ん中でスモーキー様が真っっっっっ直ぐ前を見据えて歌っていて、双眼鏡持っていなくて肉眼だったのに、気がついたら寂しさを強さを持つ目線に完全に釘付けでした。姿勢といい目線といい何かを訴えかけられてる様な感じで。これはスモーキーヤバい… とその場面で捌けるまでずっと追ってました。意識して追ってたわけでもなく「気になる存在」みたいな感じで、どこで何してるかずっと気になっちゃう。今覚えば開始数分で心を奪われてたんですね………(恐ろしい)  カナの病状と同じくらいスモーキーがずっと気になってました。

(これは3回目の観劇でやっと気づいたことなんですが、階段降りてくる途中でスモーキーが振り返って妹さんと目を合わせて一瞬だけ笑顔になるんです。けど顔を前に戻した時にはあの"リーダー"スモーキーのお顔に戻っていて！（泣）マスクの中ですごい変顔になりました、あれ毎回やってらっしゃるのですか…)

ここからスモーキーのことを語り出すとすごい分量になる＆語彙力がないので割愛すると、その後もスモーキーが登場するたびに目線はスモーキーに釘付けになり、RUN THIS TOWNで完全に落ちる。カナとコブラが去った後のverとかもう………(号泣)        これに関しては好きすぎて全く上手く纏められないんですがスモーキーの感情の波に襲われた様な。他にも腹式呼吸ヤバいとか声デカいとか色々思ってたけど！！スモーキーの普段は見えない感情が歌として表現されることに何の違和感も感じなくて、ミュージカルとかでたまに感じる"突然歌い出した感"がなかった。むしろ余計入り込んでしまう………これができるのってすごい凄すぎる。演技力すごい。この辺から興奮が混じっていました最早。鼻息が荒くなるんですよねRUN THIS TOWNの後…

そして完全にスモーキーに入れ込んだ私は最終的にスモーキーが登場する度こんな状態になる(比喩)↓

\  ズッ、ズモ゛ーキぃ゛〜〜〜〜！！！！！！ /

(興奮しすぎて全部濁点になるんです)

(図らずとも桜木みなとさんの愛称と酷似するというもはやこれは運命？𝓓𝓮𝓼𝓽𝓲𝓷𝔂………)

勿論スモーキーというキャラ自体がとても魅力的でかっこいいからそこは本家の凄さだなと思うのだけれど、それをここまで訴えかけられる程のレベルにつくりあげて、宝塚版でハイローを知った私がここまで取り憑かれるキャラにする所が尊敬の域（涙）この時点で私は普段の桜木さんを知らなかったんだけれど普段はとっても元気な方らしい………………いや、普段から死ななかけてるとは思ってないけど元気キャラの方がここまで完成度高くつくりこめるんですか………プロすぎる………当たり前で失礼かもしれないけど本当に心の底から舞台に真剣に向き合って役作りして全力で毎回の舞台に挑んでいるんだなと感じました。

そして好きと尊敬でわけわからんほどドテカ感情のまま終わらないで〜と思いつつ1幕大拍手して終了。(楽しいアドリブとか、カナちゃん可愛すぎるとか、SWORDのそれぞれのかっこよさとか本当に全部素晴らしかった！けどそこまで語っているとパンパンすぎるので割愛涙)

・・・・・・・皆様、お気づきでしょうか。(急)

ここまで私は"スモーキー"として認識し"スモーキー"に取り憑かれていたのです。本当の戦いはここからでした(?)。呑気にスモーキーやばいと興奮しながらドーナツ食っていた幕間の私、プログラムでその方の名前が「桜木みなとさん」だと知った私、そこに待っていたのは──────────────

そう、その先には2幕が待っていたんだァァァァァ‼️(ジャジャジャジャーン)

ドーナツを無事腹に収め、2幕スタート。(切り替え)『カプリチョーザふんふふんふーん🎶カプリチョーザ🎶Yeah🎶キラキラで楽しくて堪んないな〜🎶』と空っぽの頭でノリノリで楽しんでいた私は数分後に気づくのです。なんかあの人かっこいいな〜なんて。今思えば何で最初から探さなかったのか不思議でならないけど脳は覚えていたみたいで私のレーダーが反応。裸眼かっぴらいて観察…………………………………………………………うん、うん、やっぱりかっこいいニタニタ！あれ、でも待てよ。見覚えが…お、おや、え、待ちなよ。待ちなよ。(誰も待ってないよ)

あれって、あれって、

スモーキー！！！！！！！！！！？？？？？？？？

否、　桜木みなとさんじゃん！！！！！？？？

衝撃も衝撃。びっくらポン！よりびっくり。(うるさい) 私が入れ込みまくって心を痛めまくった儚いスモーキーはデンジャラスなイタリアの健康体になっていた。色気をティンカーベルの粉の様に振り撒きながらキラッキラの笑顔で踊っている。いやティンカーベルより撒いてる。眩しすぎる。さっきまでほっておいたら死にそうだったのに！！！！！！！！！

愉快なカプリチョーザの音楽が頭の中をエンドレスで流れている間に動揺している私の目の前ではくるくると場面が変わっていて。時々見失いつつも頼りない裸眼をかっぴらいて桜木さんを探す私。色んな衣装で出てくる桜木さんですが、笑顔が太陽の如く光り輝いていてキラッキラしてるので見つかる。無理。さっきまで病弱だったのに太陽になってる、サンライズになってる。笑顔が太陽すぎてすぐ見つかるとか何事だ。というか色気、色気、色気。無理。年齢制限はないのでしょうか？最早なんだか見ちゃいけない気がしてくる。踊りもキレキレだし音の取り方好きすぎるし。無理。ウインクとかもっと無理。音なってないですかウインク！？パチン✨✨✨✨✨✨✨って！無理無理無理無理無理無理無理─────────────────

前半でかなりキャパオーバーだったのにカプリチョーザはさらに私を追い込む。ヴェネツィアで………………………………………………………(察し)

最初は普通に娘役さんかな？と思っていました。でもなんだか様子が……………

ウェｯ！？！？！？！？！？！？！？

桜木さん！？！？！？！？！？！？(2度目)

うんいやしっかりさっきまでイケイケのイタリア男だった桜木さんでした。変幻自在すぎるでしょ〜〜〜〜〜〜〜！？さっきと打って変わってめちゃくちゃ優雅な踊りもこなしまくってらっしゃるし。完全なる女神様…………ここはどこですか？なんだかズブズブして……………ギャップ沼すぎるがな…………………………………………………………………

それまた呆気に取られている間にあっという間に今度は男役に戻っていました。？( '꒳​' )？桜木さん3人くらいいるんじゃ？( '꒳​' )？

ビシャビシャとまたHappiness色気な桜木さんを浴びまくっているとまた雰囲気の違う場面に。

オペラだ〜🎶(オペラ音楽好きです)

『中心で歌い出す赤いベレー帽的なのを被った赤い衣装の方可愛い！歌もうまい〜〜〜🎶🎶🎶🎶』

引っかかった。

見事に引っかかりました。

また途中で気づきました。

桜木さんやん！！！！？？？？？？？(3度目)

宝塚初心者なので衣装が変わるとすぐに識別がつかなくなるにしても私の脳は直感的に桜木さんを何度も見つけ出していました……………ここで再認識したのはやっぱりお声と歌声もすごく好きだということ！イケヴォすぎます。声がタイプって私の中ではかなり重要なんですよね。声が好きだと堕ちやすいんです。もう好きなところしかないどうしよう。

本当にショーはあっという間でこんな感じで桜木さんに揺さぶられて気がついたらカプリチョーザ完璧に踊りこなせる気になっていた＆フィナーレになっていました。テンション最高潮！！！！！！！！！エトワールが本当に素敵で！(留依蒔世さん！！本当にすごくて拍手が自然と大きく…！)何もかも最高。最高最高！！！！！！！！！！！！！！！！！！

何かの舞台を見に行ってこんなにも終わりが寂しかったのは初めてでした。それくらい魅了された約３時間。コロナ禍の中、こんなにも素敵な舞台を届けられることに感謝と勇気を沢山いただきました。コロナが流行してから様々な舞台やコンサート、イベントが何度も何度もなくなって。私も以前音楽に打ち込んでいたので、それこそ不要不急と言われ青春の全てをかけていた舞台が沢山なくなった経験があり、今でもそういったニュースを聞くと本当に涙が出ます。訳もわからないまま誰も責められないまま中止続きの毎日が本当に辛くて何の為に音楽をやっているのか何度も考えました。感染対策を重ねてもあっけなく中止の文字で全てが終わってしまう。制限された中一生懸命もがいていてもどうなるか毎日わからない。不要不急って何なんだろう？音楽や、その他エンタメは不必要なものなのか？

以前ほどではなくなったかもしれませんが、今年の夏もまた感染状況が悪化して、きっと宙組さんも見えないものと闘いながらのお稽古だったのではと感じました。「コロナでもこんなにも楽しく最高なものを時間を届けられるんだ！」とその事が本当に本当に嬉しく、勇気をもらえました。桜木さんだけではなく宙組さん全体にこんなにも感動する楽しい時間を頂いて、本当に感謝です！

ここまで読んでくれている方がいるかわかりませんが、観劇が終わった後もスモーキーから始まりカプリチョーザギャップで沈められた桜木さん沼から抜け出せず、完全に桜木みなとさんに沼落ち致しました🎉()

その後即行動したことといえば舞台写真をこんなんなんぼあってもええからね〜と言いながら買い漁り、プログラム、ルサンク等々も無事GETし、夏休みのアルバイト代をはたいて高級双眼鏡を衝動買いしました。(1回目の観劇で双眼鏡忘れた事地味に根に持っていました、2回目からこちらを構えスモーキーハンターしていました笑)　　　　　　　　　　　　幸せなことに沼落ち1回目も含めて3回観劇することもできて、どのお席から観ても桜木さんは素敵だと言うことと、ますます好きだということを再認識しました。双眼鏡で逃さず観るとますます危険。まさか沼落ちするとは思ってなかったので限界学生には痛手の出費ではありますが後悔はなし‼️‼️‼️　(一応ですが趣味に関しては家族からのサポートはなく、一連の予定外出費はアルバイト代を溶かしました)