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#環境建築

日建設計・設備フォーラムから生まれたアイデア②「データセンター✕地球環境」

新技術の力を結集し脱建築へ期待小上 佳子、北川 大輔 日建設計 エンジニアリング部門 設備設計グループ  データセンターのニーズ内閣府はSociety5.0を日本が目指すべき未来社会の姿として提唱しました。サイバー空間とフィジカル空間を高度に融合させた社会の実現のためにはAIやIoTなどのデジタル技術の更なる革新が期待されています。 日本は国際的にみると未だデジタル後進国であり、国内DX化は今後更に拡大していくと考えられます。そのため、国内のデータセンター需要はますます大き

~日建設備の提案力~ 設備フォーラムから生まれたアイディア

中尾 理沙 日建設計 エンジニアリング部門 設備設計グループ 日建設備メンバーによる設備フォーラム設備フォーラムは、日建設計エンジニアリング部門設備設計グループで20年以上行われてきた社内限定イベントです。 年3~4回行われ、毎回テーマに沿ってプロジェクト紹介やディスカッション、ワークショップを行ってきました。フォーラムにより最新のプロジェクトを共有したり、意見交換を行うことで、設計技術の向上とともに設備設計メンバーの交流の場ともなっています。 ID200クリエイティブの

環境設計のための最強のネタ本 『建築の環境価値BOOK』⑥ ~実プロジェクト紹介「成城学園初等学校」~

中川 沙知子 日建設計 設計部門  アソシエイト 「次の100年」を支える新校舎成城学園初等学校は仙川沿いの閑静な住宅街にあります。都心には珍しい豊かな緑と起伏に富んだ地形は、昔から初等学校の子供たちにとって恰好の遊び場であり、「自然と親しむ教育」を学園理念とする教育方針に則った理想的な学び場として親しまれてきました。  2017年に創立100周年を迎え、『次の100年』に向けて舵を切るため、時代に沿った新たなカリキュラムを具現化する上で、この「自然と親しむ」伸び伸びとした

環境設計のための最強のネタ本 『建築の環境価値BOOK』① 一般公開はじめました!

堤 遼 日建設計総合研究所 環境部門 研究員 『建築の環境価値BOOK』 一般公開はじめました! 日建グループ社内向けに制作した『建築の環境価値BOOK』を7月7日より一般公開しました。7月から9月にかけて、3回に分けて配信します。 本書は、建築の環境価値に関するエビデンスを分類・整理し、日建設計が関わったプロジェクトの具体例も示しながら、わかりやすくまとめたものになります。建築関係の方はもちろん、環境価値に関心をお持ちの方にもご一読頂ければ幸いです。 建築の環境価値とは