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市場徒然歩記

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直居敦が「見て」「歩いて」「感じた」ことを書いてます。「朝エクスプレス」では毎日誰か、興味深いゲストをお迎えしています。番組は朝からせいぜい午前中。午後からは打ち合わせにいったり…
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#日経CNBC

“NISA円安論”を憂う

円安が止まらない。原因は? 市場のことだから、ひとつだけが理由ということはないのだが、的…

6割の投資家が今年中の最高値更新“あり”!--配信番組でのアンケート調査から

“6度目の正直”で33年10カ月ぶり高値へ 連休明け9日(火)は、日経平均株価の終値が385円76…

投資家サーベイ「黒田総裁の通信簿」――そして次期総裁の課題は?

日経CNBCが毎月実施しているアンケート調査「投資家サーベイ」。2月2日~6日にかけて「黒田…

信越化学・金川経営から学ぶこと――「基本をとことんやり抜く」凄み

信越化学工業の金川千尋会長が1月1日亡くなった。享年96歳。この日をもって会長職を退任した。…

藤野英人さん、レオスのこれからを語る――志・技・経営をどう受け継いでいくのか

1月12日(木)、日経CNBCのゲストトークコーナーにレオス・キャピタルワークスの会長兼社長、…

コロナ対策と経済 バランスをどう考えるのか?――小林慶大教授に聞く

新型コロナ対策と経済の両立をどう図るのか?――私たちがずっと悩まされている問題です。小康…

「構造的に上がりやすい」日本株

17日(金)の日経平均株価は3日ぶり反発。朝方は週末の3連休前ということもあり、もう少し方向感に乏しい印象でしたが、終わってみれば176円71銭(0.6%)高の3万500円05銭。結局週間では118円21銭(0.4%)の上昇を確保しました。なにせ、日経平均株価は8月20日の年初来安値2万7013円25銭から、9月14日の年初来高値3万670円10銭(高値・安値はいずれも終値ベース)まで、1カ月足らずのうちに3656円(13.5%)も駆け上がってきた後です。まして今週後半は急ピ

分断と思考停止を超えて――“東京2020”の先を考える

この文章を書いているのは2021年8月8日(日)の午後です。東京は朝、土砂降りの雨で、いつもの…

“組織風土の問題”という思考停止――頻発するガバナンス不全の背景を考える

三菱電機による鉄道用装置の不正検査問題は経営トップの辞任表明に至った。東芝をめぐる経営の…

“ESG&テック投信”に市場の逆風――運用・販売・投資家に問われること

ESG、テクノロジー・グロース系投資信託の行方が関心を集めている。象徴は4月26日に設定し…

日銀ETF問題③ 保有長期化なら“最大株主”の責任を

“短期集中連載”と大見えを切った日銀ETF問題。浅学の身には手に余る大きなテーマで時間が…

日銀ETF問題② 現実感伴わない出口論 “ホテル・カリフォルニア”か?

18日にアップした「日銀ETF問題①」では“日銀点検”の点検を通じて、日銀が決して知見が深…

日銀ETF問題① “日銀点検”の点検 “アウェイ”の戦いで矛盾が拡大

日銀のETF購入について、これまでも筆者は折々に論じてきた。現在、ある意味での転換点に差…

ゲームストップ株問題など公聴会――根深い背景、市場かく乱は続く

新興証券会社ロビンフッドなどを対象として米国下院の公聴会が18日に開かれた。SNS(交流サイト)やスマートフォンなどを舞台として株式市場を大きく混乱させた“事件”だが、格差社会の拡大や公正な市場の仕組み作りといった本質的な問題を抱えており、市場をかく乱する動きはまだまだ収まりそうにない。19日(金)の日経CNBC、朝エクスプレス「マーケット・レーダー」では野村総合研究所、エグゼクティブ・エコノミストの木内登英さんをゲストに迎え、『「ゲームストップ」公聴会の論点』というテーマで