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日経電子版が2022年にやって良かったこと

こんにちは。日経スタッフです。もうすぐ2022年も終わりになりますが、いかがお過ごしですか。今回は、日経電子版が今年取り組んできたことを振り返ってみたいと思います。日々様々なニュースを発信していますが、それ以外のアップデートを中心にご紹介させてください。

紙面イメージの文字をコピペできます

「日本経済新聞 紙面ビューアー」という、朝刊や夕刊の紙面イメージをスマホやタブレットで見られるアプリがあるのですが、iOS版では昨年末から「メモ機能」を提供しています。記事の余白部分にメモを書き込んだり、本文にマーカーをひくようにハイライトを設定したりできます。保存して後から振り返るのに便利な機能です。

このメモ機能が、今年はさらにパワーアップしました。ハイライトした文字をコピーして他のアプリでペーストして活用できるようになりました。

例えば、紙面に書かれている「日経平均株価」という文字を選択。ハイライトした部分をタップすると「テキストをコピー」することができます。縦書きの文字を選択してコピーするのはなかなか難しい開発だったそうです。


紙面ビューアーアプリでテキストをコピーできます

紙面の文字をコピーできると、その後の活用アイデアが広がります。日経平均株価の最新の値動きを見たり、紙面に出てきた気になる企業名を調べたり…。著名人のインタビューの一部をコピーしてメモに保存しておくといった使い方もあるかもしれません。

読みこなしコミュニティに挑戦

日経電子版を読みこなしたい20~30代の方が集まるオンラインコミュニティ「iThink!」を開催しました。同世代の方が集まってアウトプットの練習をすることで、より意識的にインプットをしてもらいたい…という狙いの新しい取り組みです。

参加者にはSlackの専用のワークスペースに入ってもらい、紙面や電子版の記事の要約などにチャレンジしてもらいました。春から夏にかけて3期に分けて、合計1200人の方に参加していただきました。

こうした施策は初めてで、運営側のメンバーも手探りながらコミュニティを盛り上げようと奮闘しました。オンラインイベントを開催したり、投稿のハードルが低めのSlackチャンネルを開いたり…。課題として積み残した部分は、今後のコミュニティ施策に生かすべく企画中です。

iThink!の企画から実践までは、コミュニティエディターの島田さんがnoteの記事でもまとめたので、よろしければこちらもご覧ください。

若手記者にメールを書いてもらう

日経電子版では以前から会員向けにニュースレター(メールサービス)をご提供しています。これまで10以上のタイトルのほとんどが編集委員やベテラン記者がニュースを深掘りするものだったのですが、そうした点で、今年スタートした「with NIKKEI」は少し変わったメールでした。

4人の筆者はすべて20代から30歳前後までの現場の記者。それぞれの担当分野を取材しながら、ニュースと自分たちのつながりについて考えるメールをお届けしています。最近配信したメールは「同棲カップルの権利保護」「ふるさと納税に挑戦」といったテーマでした。

4人の筆者の詳細はこちらのリンクでご確認いただけます。もしご興味もっていただけましたら、無料でご登録いただけますと幸いです。チャンスがあったら記事とメールの執筆の違いなどを筆者に聞いてみたいと考えています!

スマートウォッチでも読めます

今年は新しいApple WatchやGoogle Pixel Watchといったスマートウォッチの端末が発売されましたが、日経電子版は早速、スマートウォッチ版のアプリを提供しています。電子版で配信している速報記事などをウォッチ画面で見られるほか、記事の続きをスマホアプリで見る機能も。スマートウォッチ派の方は是非、日経電子版のアプリもお試しください。

スマートウォッチアプリでできることなどはこちらの記事にまとめています。watchOS対応についてまとめたエンジニアのブログもご覧ください。

初割キャンペーン始まりました

最後に、キャンペーンの告知をさせてください。

日経電子版を2カ月無料でお試しいただける「初割」キャンペーンがスタートしました。新しいことにチャレンジしたいと考えている方、日経電子版で幅広い情報をインプットして2023年に備えてみませんか。

キャンペーン期間や適用条件などについては、こちらのサイトでご確認ください。池松壮亮さん、杉咲花さんが登場する新しいCMもご注目ください。


ここでは書き切れませんでしたが、2022年は大きなニュースがたくさんあり、電子版のコンテンツでも様々な切り口、表現方法のものをお届けしていました。また新型コロナが落ち着いたタイミングでは久しぶりにリアル開催のイベントも実施できました。

2023年も日経電子版の読者の方に少しでもお役立ちできるような取り組みを続けていきたいと考えています。それでは皆様、良いお年をお迎えください。