2020年のヤング的トップニュース 今年聴かれたのはこの10本!
Voicyで放送中の「ヤング日経」。「ヤングなら、これだけは知っておこう!」というニュースを月曜から金曜まで1日5本厳選し、サクッと短くお届けしています。新型コロナウイルスの感染拡大で世の中が大揺れとなった今年、どんなニュースが聴かれたのでしょうか。2020年の年間上位10位をご紹介します。
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Voicyヤング日経の12月31日配信分で、パーソナリティーもちづきさんもお届けしています▼
1位 歯列や視力の矯正、新興が価格破壊 新技術で参入
2位 不測の時代の良い会社 まだPDCAですか
3位 10万円給付金「してはいけない」ただ1つのこと
4位 正社員の座を手放すな 生涯賃金で「億」の差も
5位 一人暮らし始める費用 家賃5カ月分+20万円
6位 プレゼン術 資生堂社長兼CEO 魚谷雅彦
7位 話し下手を克服するコツ学ぶ 視線は縦移動、口は開く
8位 コロナ後の給料どうなる 意識すべきは賞与より基本給
9位 給料の高い会社は? キーエンス、商社が上位に
10位 ウェブ面接、人事はみている 「カンペばれてますよ
今年を振り返って
ヤング日経は若い世代が未来に希望持てるニュースや日々の生活に役立つニュースをお届けしています。今年リスナーの皆さんに興味を持っていただいたニュースには次のような傾向がありました。
まず、雇用への不安です。4位の「正社員の座を手放すな」や8位の「コロナ後の給料どうなる」は、転職が前提となっている話題です。コロナの拡大で自らの仕事がこれからどうなるのだろう、と感じた人は少なくなかったはずです。職探しを考えた人も多かったと思います。そうした人々の目や耳にとまったニュースが年間ランキングの上位に入ったと考えられます。9位の「給料の高い会社は?」も就職や転職をするなら給料が多い会社に入りたいという思いが強く表れたランク入りだったかもしれません。
次に、コロナによる生活の変化もランキングに影響したと感じられます。6位の「プレゼン術」、7位の「話し下手を克服するコツ学ぶ」はともに話し方のノウハウに関するニュースでした。オンラインの会議は、リアルの会議のようにただ座っていたり、ちょっとだけ発言したりするのではなく、積極的に効果的にプレゼンする必要が高まりました。どうしたら、うまくプレゼンできるかを考えたリスナーの関心を集めたニュースがランクインしました。3位の「10万円給付金」や10位の「ウェブ面接、人事はみている」も、コロナ禍の生活や就活で自分事として興味を持ったニュースがランクインしたとみられます。
最後に、コロナ後の前向きな暮らしへの希望を象徴するニュースも上位に入りました。1位の「歯列や視力の矯正、新興が価格破壊」や、5位の「一人暮らし始める費用」が該当していると感じます。「歯列矯正」の話題を放送したのは8月18日でした。緊急事態宣言が解除され、少しずつ人々が外に出て、これまでの生活を探り始めていた時期でした。歯列矯正をする若い世代は以前からいましたが、コロナの感染を懸念して通院を先送りしていた人も多かったはずです。そんなリスナーに「割安に矯正できる」というニュースは興味を持たれたようです。「一人暮らし始める費用」も今後を見据え、親から独立して暮らそうと考える人の心をつかんだかもしれません。放送したのは11月19日。2021年が視野に入る時期に、このニュースを通じて、コロナがおさまった春には一人で暮らそう、と決意した人もいたかもしれません。
来年もヤング日経はニュースを発信していきます。TwitterやInstagramからの発信と、Voicyからお送りしている音声のニュース、日経電子版の記事を組み合わせていただくと、世の中の動きがきっと分かりやすくなると思います。20年もお世話になりました。21年もどうぞよろしくお願いします。
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