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経済ニュースを分かりやすく伝えたい 「ながら日経」パーソナリティ勉強会

音声メディアVoicyで放送中の「ながら日経」。9月17日、日本経済新聞本社にパーソナリティの皆さんが集まって勉強会を開きました。

経済ニュースをわかりやすく伝えるにはどうすればいいか。「よりよい放送にするために勉強したい」という声があがり、開催しました。日経、Voicyの担当者も参加しました。
パーソナリティの中には声の仕事が初めての方もいらしゃいます。毎日の放送を聴きながら感想を話し合う。声の出し方や抑揚・感情の入れ方、収録スタイルといった様々な疑問をお互いにぶつけあいました。

いつも安定稼働

まずアナウンサー経験豊富な外村倫子さん(月曜担当)が指導役的な立場でアドバイスします。外村さんはテレビ会議の参加となりましたが、声がよく通り説明も聞きやすかったです。

タイトルなし (2)

アナウンサーの場合、なるべく個人の色を薄める傾向にあるといいますが、外村さんは「Voicyのパーソナリティはとがったものが必要ではないか。ながら日経のパーソナリティはいい意味で色がついている」と全体を評しました。
いつも安定稼働の外村さんの放送はこちら。

疲れていると出ない「サ行」

火曜担当のyoshioさんから「サ行の発音がうまくできない。どうすればいいか」と質問が出ました。外村さんが「サ行は疲れていると出にくい音。良く寝ることです」とアドバイスしてくれました。サ行が疲れていると出にくいというのは私も初耳でした。勉強になります。
DJ.Nobbyさん(土曜担当)が「スマホを直角に持って話して読むともっと声が伝わるのでは」とアドバイスしていました。
yoshioさんの放送はこちら。

水曜担当の中島知さんについては「タイトルコールの『ながら日経』の巻いた感じがいい」との声が上がります。数字の読み方について意見も。たとえば1.8%を中島さんは「いってん はちパーセント」と読んでいましたが、「いちてん はちパーセント」のほうがリスナーが聞き取りやすいとの指摘がありました。
さあ、勉強会翌日、中島さんの本日の放送はどうでしょうか。じっくりお聴きください。

不安な木曜日とは

木曜日担当の渡辺あやかさん。七色の声を駆使し、ニュースを読み分ける「不安な木曜日」として定着しつつあります。
グルメな渡辺さん、5日の放送で「韓国、日本車登録8月57%減」のニュースに続き、「ベニズワイガニ 1匹最高10万円 兵庫・香住漁港で」を読んだのですが、声のトーンが劇的に変わっています。

12日はまたキャラが立った放送になりました。どんな風に不安なのか、皆さんの耳でお確かめください。

金曜担当のしーたさんについて「ヤマを意識して話しては」といったアドバイスがありました。きれいな声ですーっつと読む一方で、ニュースの数が増えると、印象に残らない懸念もあるといいます。
しーたさんのTwitterの感想です。

ウオークインクローゼットで収録

収録環境について聞かれたDJ.Nobbyさん。声を大きく出して収録しているそうです。場所はウオークインクローゼットの中。「閉じこもるため、夏は暑い」と苦笑していました。軽快な放送の裏側にはこんな苦労もあります。
音楽のように一週間のマーケットを振り返るDJ.Nobbyさんの放送はこちら。

「ながら日経」は放送開始からまもなく2カ月目になります。フォロワー数も4500を超えました。
ヤングなら、これだけは知っておこう!「ヤング日経」もよろしくお願いします。

「ながら日経」は放送開始後に大ニュースが発生した場合、臨時ニュースを流すなど工夫してきました。いかがでしょうか。ぜひ、リスナーのみなさんのご意見やご感想、苦情もお聞かせください。
これからもご愛聴ください。「ながら日経」お手元はそのまま。

《お知らせ》

日本経済新聞社とマネックス証券は10月3日(木)、「 就活に役立つニュース活用術~ 企業情報、サクッと収集」と題したセミナーを開きます。就職活動を本格化させる大学生の方が対象です。
日経は音声ITスタートアップのVoicyが運営するボイスメディア「Voicy」内に2つのチャンネルを開設しました。番組名は「ながら日経」と「ヤング日経」。同じVoicyにマネックス証券がチャンネルを開設しているご縁から、今回の企画が実現しました。入場無料。申し込みはこちら。





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