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2023/04/13(木)=米CPI、インフレ鈍化の兆候受けてNY株上昇後も利上げ見送りまではなしとの見方から下落、日経平均は5営業日続伸


◆日経225先物ミニ6月限の今日の値動き(10分足チャート)

記録用2023/04/13(木)00:00~23:59


◆日経225先物ミニ6月限(日足チャート)

記録用2023/04/13(木)06:00時点

日経225先物ミニ6月限(日足チャート)2023/04/13(木)06:00時点

◆前営業日2023/04/12(水)の経済指標結果

2023/04/12(水)の経済指標結果

◆2023/04/13(木)の経済イベント予定

2023/04/13(木)の経済イベント予定

◆欧州市場サマリー(ロイター)

記録用2023/04/13(木)03:03

[12日 ロイター] -

<ロンドン株式市場> 続伸して取引を終えた。米国のインフレ鈍化の兆候が好感され、製薬やエネルギー株が買われたのが相場を支援した。
中型株で構成するFTSE250種指数<.FTMC>は0.25%高。
FTSE350種製薬・バイオテクノロジー株指数<.FTNMX201030>は1.13%上昇。原油価格の値上がりを背景に石油大手のBP<BP.L>、シェル<SHEL.L>はそれぞれ0.5%、0.6%上げた。
3月の米消費者物価指数(CPI)で総合インフレ率の伸びが減速したことで米連邦準備理事会(FRB)が近く利上げを停止するとの期待感が高まり、世界的に株価が上昇した。
ただ、アナリストはコアインフレ率が依然として高止まりしていると指摘し、FRBは5月の会合で25ベーシスポイント(bp)の利上げを決める公算が大きいとの見方を示した。
その他の個別銘柄では、石油プラントのペトロファク<PFC.L>が13.2%と大幅下落。営業損失の拡大を見込んでいると表明したことが嫌気された。
紙幣やパスポート製造のデラルー<DLAR.L>も19.0%と急落。通期の利益が市場予想を下回るとの見通しを示したことが嫌気され、売りが膨らんだ。
ロンドン株式市場:[.LJP]

<欧州株式市場> 3営業日続伸して取引を終えた。優良銘柄が買われた。
優良株で構成するSTOXX欧州50種指数<.STOXX50>は一時、2001年以来22年ぶりの高値を付けた。
米労働省が発表した3月の米消費者物価指数(CPI、季節調整済み)は前月比伸び率が0.1%と、2月の0.4%から鈍化。一方、変動の大きい食品とエネルギーを除くコア指数は前年同月比上昇率が5.6%と、2月の5.5%から拡大した。[nL4N36F39X]
金利に敏感なSTOXX欧州600種不動産株指数<.SX86P>は1.10%上昇。一方、旅行・娯楽関連株指数<.SXTP>は2.00%、テクノロジー株指数<.SX8P>は0.89%それぞれ下げた。
ディフェンシブ部門のヘルスケア株指数<.SXDP>は0.57%、公益事業株指数<.SX6P>は0.58%とそれぞれ上げた。
個別銘柄では、スウェーデンのトラック大手、ABボルボ<VOLVb.ST>が7.4%上昇。2023年第1・四半期決算で利益が過去最高となったことが好感された。
欧州株式市場:[.FJ]

<ユーロ圏債券> 米国のインフレ率が低下したにもかかわらず、午後の取引で国債利回りが上昇した。市場では、欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのホルツマン・オーストリア中銀総裁の「タカ派」的な発言がユーロ圏国債利回りの上昇圧力になったとの見方が出ている。
米労働省発表の3月の消費者物価指数(CPI、季節調整済み)は前年比伸び率が5.0%と、前月の6.0%から減速。ただ、変動の大きい食品とエネルギーを除くコア指数は前年比5.6%上昇と、6カ月ぶりに伸びが加速した。[nL4N36F39X]
独2年債利回り<DE2YT=RR>は一時低下したものの、その後は上昇に転じ、終盤の取引で9ベーシスポイント(bp)上昇の2.8%。独10年債利回り<DE10YT=RR>は8bp上昇の2.382%。
ホルツマン・オーストリア中銀総裁はドイツ紙のインタビューで、ECBは主要金利の引き上げを続ける必要があり、ユーロ圏のインフレ見通しだけを踏まえても5月に50ベーシスポイント(bp)利上げする必要があると指摘。「現在の根強いインフレは(5月に)さらに50bp利上げする論拠となる」とし、「もしもわれわれが今、十分精力的
に対応しなければインフレの問題は増大するばかりで、さらに厳しくなる可能性がある」と述べた。[nL4N36F3IC]
米CPI統計を受け、米10年債利回り<US10YT=RR>が低下したことで、米独10年債利回り格差は103bpと、2020年7月以来の水準に縮小した。
ECBのデギンドス副総裁はこの日、ユーロ圏の基調的なインフレには粘着性があり、「総合インフレは減速を続けるだろうが、コアインフレについてはそれほど楽観視していない」と述べている。[nL4N36F3DX]イタリア10年債利回り<IT10YT=RR>は8bp上昇の4.24%。独伊10年債利回り格差<DE10IT10=RR>は184bpと、ほぼ横ばい。
ユーロ圏金融・債券市場:[DE/BJ

ロイター

◆主な要人発言

(記録用2023/04/13(木)05:10)

12日06:29 ビルロワドガロー仏中銀総裁
「ユーロ圏はインフレ定着のリスクに直面している」
「利上げの効果は数カ月後に増幅するだろう」
13日03:30
「インフレはより広範囲になっている」
「インフレは潜在的により持続的になっている」
「ECBは次回会合で金利をさらに引き上げる可能性がある」
「ECBが5月に利上げするかどうかを決定するのは時期尚早」
「ECBは利上げの過程をすでにほぼ完了している」
12日07:09 ハーカー米フィラデルフィア連銀総裁
「さらなる行動が必要かはデータを注視して判断」
「すでにFRBの動きが機能している兆候が見られる」
「金融政策の効果を実感するには18カ月かかる」

12日08:57 国際通貨基金(IMF)
「日銀のYCC変更、為替・ソブリン債タームプレミアム・世界のリスクプレミアムの3点で国際金融市場に影響及ぼす可能性」
「日銀のYCC、さらに柔軟性持たせれば後の急激な政策変更阻止に寄与する可能性」

12日09:08 カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁
「インフレ見通しについては債券市場ほど楽観的ではない」
「2%のインフレ目標は変更すべきではない」

12日15:21 植田日銀総裁(内田副総裁が代読)
「賃金上昇伴う形で物価目標を持続的・安定的に実現できるよう金融緩和を継続していく」
「物価上昇率のプラス幅、今年度半ばにかけて縮小していく」
「日本経済、コロナ禍で落ち込んだが現在は持ち直している」
「今後も緩和的な金融環境や政府の経済対策の効果にも支えられて、日本経済は回復続ける」

12日16:40 コテキ・ポーランド中銀金融政策審議委員
「0.25%の利上げが必要と見込む」

12日17:51 米ホワイトハウス
「バイデン米大統領が英国と自由貿易協定について議論すると期待しない」

12日21:34 デギンドス欧州中央銀行(ECB)副総裁
「基調インフレは予想以上に堅調 」

12日23:11 ホルツマン・オーストリア中銀総裁
「インフレ見通しは5月にさらに0.50%の利上げを示唆」
「ECBは5月以降も大幅に利上げを続ける必要がある」
「ECBは7月から量的引き締め(QT)を加速できる可能性」

12日23:04 カナダ銀行(BOC、カナダ中央銀行)声明
「多くの国ではエネルギー価格の下落、グローバルサプライチェーンの正常化、金融政策の引き締めで、インフレが緩和」
「同時に、労働市場は依然として逼迫しており、多くの先進国におけるコアインフレはサービスの物価圧力が持続していることを示唆」
「世界経済の成長は、予想以上に力強いものだった」
「米国と欧州の成長率は上向きで驚くべきもの」
「ただ、金融引き締め政策がこれらの経済に浸透し続けているため、成長は鈍化すると予想」
「中国経済は特にサービス業が回復」
「全体として、コモディティ価格は1月の水準に近づいている」
「カナダでは需要が依然として供給を上回っており、労働市場は引き続き逼迫」
「CPIインフレ率は2月に5.2%に低下し、中銀が注視するコアインフレ率は5%弱だった」
「CPIインフレ率は今年半ばに約3%まで急速に低下し、その後2024年末までに目標の2%まで徐々に低下すると予想」
「金融政策を決定する際、理事会はCPIインフレ率が目標に戻るかどうかを判断するために、これらの指標とコアインフレ率の推移に特に焦点を当てる」
「成長とインフレ見通しを考慮して、政策金利を維持することを決定」
「量的引き締めは、この制限的なスタンスを補完し続けている」
「理事会は経済発展と過去の利上げの影響を引き続き評価し、インフレ率を2%の目標に戻すために必要なら、政策金利をさらに引き上げる用意がある」
「物価安定を回復するという確固たる決意を維持している」

12日23:37 バーキン米リッチモンド連銀総裁
「コアインフレ抑制のためにやるべきことはまだある」
「インフレのピークは過ぎたが、まだ先はある」

13日00:17 マックレム・カナダ銀行(中央銀行、BOC)総裁
「カナダ経済は依然として過剰な需要」
「金利をより長く制限的な水準で維持する必要があるかどうか検討」
「BOCは上振れリスクを引き続き懸念」

13日01:15 デイリー米サンフランシスコ連銀総裁
「FRBは利上げに関してさらにやるべきことがある」
「米経済の力強さとインフレ率の上昇は、利上げに向けたさらなる取り組みを示唆」
「追加利上げがなくても経済が減速し続ける可能性」
「米経済は引き続き堅調、労働市場は極めて逼迫」
「2%のインフレ目標にコミットし、断固たる姿勢を維持」

13日03:05 米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨
「幾人かの当局者が政策の柔軟性が必要と主張」
「多くの当局者がピーク金利の見通しを引き下げた」
「3月会合では0.25%の利上げを全員が支持」
「何人かの当局者は金利を据え置くことが適切かどうかを検討した」
「何人かの当局者は賃金の伸びは依然として2%のインフレ目標と一致する率をはるかに上回っていると指摘」
「当局者は労働需要が供給を大幅に上回っていると認識」
「インフレリスクはより高く傾いている」
「スタッフは今年中に穏やかなリセッションを予測」

13日04:34 ベイリー英中銀(BOE)総裁
「安定性の問題が発生した場合、量的引き締め(QT)を停止する」

※時間は日本時間

出典:SBI

◆今朝の5本(ブルームバーグ)

記録用2023/04/13(木)06:00

・FOMC当局者の利上げ予想後退、3月米CPIは小幅鈍化
・リーク疑惑再び、銀行破綻終わってない、ハイブリッド勤務終了

二十数年ぶりに訪れたニューヨークでは、想像以上にキャッシュレス化が進んでいました。スーパーはもちろん、通りでよく見かけるホットドッグのスタンド、レストランやタクシーのチップまで現金が必要ないというのは新鮮でした。ただ、ホテルでのチップはそうもいきません。キャッシュレスの便利さを享受していた滞在も終盤、十分足りると思っていた1ドル札が底をついたことに気づいたのは夜中でした。近所の店でなるべく多くの1ドル札でおつりが来るよう買い物をしながら、現金の価値を改めて実感しました。以下は一日を始めるにあたって押さえておきたい5本のニュース。

利上げ予想後退

米連邦公開市場委員会(FOMC)が3月に開いた会合では、複数の銀行破綻で同月に市場が混乱したことを受けて、当局者らが利上げ予想を後退させた。また信用収縮が経済を一段と減速させる可能性について警戒を続ける姿勢を強調した。12日に公表された議事要旨で明らかになった。議事要旨は「銀行セクターで最近起きた展開が経済活動とインフレに与え得る影響を踏まえ、十分に景気抑制的となるフェデラルファンド(FF)金利誘導目標レンジの判断を下方修正したと、多くの参加者が指摘した」と記した。

伸び小幅鈍化

3月の米消費者物価指数(CPI)統計では、変動の大きい食品とエネルギーを除くコア指数が鈍化の兆候を示唆したものの、米金融当局に来月の追加利上げを思いとどまらせるほどではなさそうだ。前年同月比ベースでコアCPIの伸びが総合指数の伸びを上回るのは、この2年余りで初めて。今回の統計は先行きのディスインフレの兆候も示した。金融政策当局者らは最近の銀行混乱による景気への影響を注意深く見守っているが、CPIが堅調な伸びを示し、労働市場も依然力強い中、少なくともあと1回は利上げを実施する可能性が高い。

リーク疑惑再び

米国債先物市場では3月CPIの発表を前に取引の急増が見られた。10年債先物2023年6月限では、CPIが発表される午前8時半にかけての1分間に約5000枚が取引され、価格は急上昇。 国債市場では主要経済指標の発表前後に動きが活発になることはよくあるが、発表直前に正確に予測した注文が大量に入ったことには疑問を生じさせかねない。CPIを巡っては、昨年12月の発表時もリーク疑惑が生じていた。労働省は「疑わしい動きに対して継続的に監視しているが、これまでのところ何も検知されてない」とした。

終わってない

著名投資家のウォーレン・バフェット氏はCNBCとのインタビューで、「銀行破綻は終わっていない」と語った。一方、向こう1年に預金者が資金を失わないことに賭けてもよいと発言。ただ、問題のある銀行株への投資はバリュー投資とは言えないとして、政府が預金を保護しても、株主は全てを失う可能性が高いと指摘した。ファースト・リパブリック・バンクなどの地銀株は「掘り出し物」かとの問いに対し、「当局が株主を救済することはない」と述べた。

ハイブリッド終了

米銀JPモルガン・チェースはマネジングディレクターに対し、平日は毎日オフィスに出勤することを義務付けた。新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)で始まった在宅とのハイブリッド型勤務は終了する。経営陣は行内向け文書で、「当行のリーダーは、われわれのカルチャー強化と事業の遂行で重要な役割を担っている」と指摘。「リーダーはフロアにいる必要がある。顧客と会わなければならず、指導や助言をする必要があり、迅速なフィードバックや急なミーティングにも常に対応可能であるべきだ」とした。

その他の注目ニュース

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ブルームバーグ

◆【米国市況】株下落、CPI鈍化も追加利上げ観測-ドルは133円前半(ブルームバーグ)

記録用2023/04/13(木)05:53

・米2年債利回り一時15bp低下、年内利下げの見方も強まる
・円上昇、一時132円74銭-ドルは主要10通貨に対して全面安

  12日の米株式相場は下落。3月の米消費者物価指数(CPI)でインフレ鈍化が示されたことを受けて、買い優勢で取引を開始したが、米金融当局が利上げを見送るには十分ではないとの見方から失速し、終盤にかけてマイナス圏に沈んだ。

  ハイテク銘柄中心のナスダック100指数は0.9%安と、ここ7営業日で6日目の下落。

  3月の総合CPIは前月比0.1%上昇。エコノミスト予想中央値は0.2%上昇だった。変動の大きい食品とエネルギーを除くコア指数は0.4%上昇と、市場予想に一致。前月は0.5%上昇だった。

米CPI、コア指数の伸び小幅鈍化-FOMCは利上げ軌道維持か

  キャンター・フィッツジェラルドの株式デリバティブ(金融派生商品)・クロスアセット担当責任者、エリック・ジョンストン氏は、経済成長の減速を示唆するデータは株下落のきっかけとなる可能性があると指摘。景気は既に減速つつあるとし、「株価はまもなくそれを織り込み始める」と述べた。その上で、「株式相場は商品投資顧問業者(CTA)による米株買いや世界的な流動性のフローに過去1カ月は支えられてきた。この両方が近くストップする、あるいは反転すると考える」と続けた。

  ソーファイの投資戦略責任者リズ・ヤング氏は、CPIは「予想を大幅に下回った」わけではないと指摘。13日の生産者物価指数(PPI)でインフレ動向はさらに明確になるとみている。「今回のCPIデータを完結させるのは、実はPPIだ」と同氏は述べ、「CPIは鈍化しつつあり、それは確かに良いニュースだが、PPIが根強いまま、あるいは予想よりも若干高めとなれば、企業のマージンに波及効果をもたらす」と続けた。

  米連邦公開市場委員会(FOMC)が3月21、22両日に開いた会合では、複数の銀行破綻で同月に市場が混乱したことを受けて、当局者らが利上げ予想を後退させた。また信用収縮が経済を一段と減速させる可能性について警戒を続ける姿勢を強調した。

FOMC議事要旨、信用状況への警戒継続を強調-利上げ予想後退

米国債

  米国債は高安まちまち。金融政策に敏感な2年債利回りはCPI発表後に一時15ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下したあと、下げ幅を縮小。

  金利スワップ市場には5月は利上げが実施される確率の方がまだ高いとの見方が織り込まれているが、債券トレーダーはFOMCが年内に利下げするとの見方を強めた。

債券トレーダー、年内の米利下げ予想強める-3月CPIに反応

  午後に公表されたFOMC議事要旨への国債相場の反応は限定的だった。

  ラザードのチーフ市場ストラテジスト、ロナルド・テンプル氏は「今回のCPIを受けてFOMCへのプレッシャーはやや弱まる」と指摘。「物価圧力の緩和と労働市場沈静化の兆しが相まって、市場には一時的に安堵(あんど)感が広がるだろう。これは明るいニュースだが、引き締めの終了を意味するわけではない」と述べた。

外為

  外国為替市場ではドルが主要10通貨に対して全面安。米CPIの伸びが市場予想を下回ったことが背景。円は対ドルで上昇し、1ドル=133円台前半。CPI発表後には一時0.7%高の132円74銭を付けた。

  ノムラ・インターナショナルの通貨ストラテジスト、ジョーダン・ロチェスター氏は「ドル安は弱まっていない。米CPIの下振れサプライズが続けば、ユーロは向こう数週間に1.11ドルが視野に入り、年内に1.14ドルというのも控えめな見通しに映るだろう」と指摘。「しかし、これはインフレの終了を示すものではまだない」と述べた。

原油

  ニューヨーク原油先物相場は続伸。終値で年初来高値を更新した。ロシアからの供給減速、石油輸出国機構(OPEC)と非加盟産油国で構成する「OPECプラス」の減産、米国の在庫減少など市場の需給が逼迫(ひっぱく)しつつあることが示唆されている。

  海上輸送されるロシア産原油の出荷量は8週間ぶりに日量300万バレルを割り込んだ。米エネルギー情報局(EIA)によれば、米国の主要な原油受け渡し拠点であるオクラホマ州クッシングでの在庫は6週連続で減少し、1月以来の低水準付近となった。

  ニューヨーク原油先物は期近物と期先物がバックワーデーション(逆ざや)になっており、市場の構造も強気なシグナルを発している。

  ニューヨーク商品取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)5月限は、前日比1.73ドル(2.1%)高い1バレル=83.26ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント6月限は1.72ドル上昇し、87.33ドル。



  ニューヨーク金相場は上昇。インフレ鈍化を示唆するCPI発表直後は買いの勢いが強まったが、米金融当局が来月の利上げを思いとどまることはないとの観測が広がったことから、やや伸び悩んだ。

  オアンダのシニアマーケットアナリスト、エド・モヤ氏は「予想を下回るCPI統計を受けた金の上昇は弱まった。米金融当局は5月に利上げで前進する可能性がなお高く、金利はより長期にわたり高めの水準にとどまる必要があるかもしれないと市場は認識した」と述べた。

  金スポット価格はCPI発表後には一時1.2%上昇する場面もあった。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物6月限は、5.90ドル(0.3%)高の2024.90ドルで終了した。

原題:Stocks, Bonds Stuck in Range as Inflation Persists: Markets Wrap(抜粋)

Treasuries Mixed After CPI, Fed Minutes; Curve Sharply Steepens(抜粋)

Dollar Drops After Data Shows Easing CPI Pressure: Inside G-10(抜粋)

Oil Rises to 2023 High on Mounting Signs of Tighter Supplies(抜粋)

Russia’s Diving Oil Exports Suggest Output Cut Beginning to Bite(抜粋)

Gold Pares CPI-Fueled Rally as Fed Is Seen on Track to Hike(抜粋)

ブルームバーグ
米株式
米国債
為替
原油

◆海外経済国際ニュースサマリー(ダウ・ジョーンズ)

記録用2023/04/13(木)06:12

DJ-【海外サマリー】経済・国際ニュース
☆米財政赤字、3月は3780億ドル 前年比ほぼ倍増
 米財務省が12日発表した3月の財政収支は3780億ドル(約50兆3000億円)の赤字となった。赤字幅は前年同月の1930億ドルからほぼ2倍に拡大した。

☆FRB、金融安定へ政策総動員=SF連銀総裁
 米サンフランシスコ地区連銀のメアリー・デイリー総裁は、金融システムを「安全かつ健全」に保つために米連邦準備制度理事会(FRB)が政策ツールを総動員する意向だと述べた。米シリコンバレー銀行(SVB)の破綻に関する新たな説明はなかった。デイリー氏が公の場で発言したのは、SVB破綻後ではこれが初めて。

☆米、ロシア情報工作への対策強化
 米国務省は偽情報を流布して世論を操作しようとするロシア政府の情報工作への対策を強化している。

☆FRB、銀行危機の影響を強く懸念=FOMC議事要旨
 米連邦準備制度理事会(FRB)が12日公表した連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨(3月21~22日開催分)によると、米シリコンバレー銀行(SVB)の破綻から数日後に開かれた同会合では、銀行部門のストレスが米経済成長を減速させるという点で当局者の意見が一致したものの、その度合いを巡っては確かな答えが得られなかった。

☆SVB破綻後の売却に遅れ=米FDIC副総裁
 米連邦預金保険公社(FDIC)のトラビス・ヒル副総裁は、先月破綻したシリコンバレー銀行(SVB)の身売り先をFDICが探す時にもっと素早く動くことができたはずだと述べ、危機感の欠如が事態を悪化させた可能性を示唆した。

☆カナダ中銀、2%のインフレ目標達成へ課題を指摘
 カナダ銀行(中央銀行)はインフレ率について、今年半ばに目標とする1~3%のレンジ上限となる3%まで低下する見込みだと述べた。カナダ中銀は金融政策運営で、インフレ率を2%に戻し維持することを目指している。

☆主要国の政府債務が増加へ、米中が特に顕著=IMF
 国際通貨基金(IMF)は、とりわけ米中など主要経済国は、高齢化やクリーンエネルギーへの転換に伴い、今後数年で政府債務を増やすと予想している。

☆米特使、WSJ記者の解放実現に取り組むと表明
 米政権の人質問題担当特使を務めるロジャー・カーステンス氏は、ロシアが拘束しているウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)のエバン・ゲルシコビッチ記者を巡り、米国大使館職員による面会を許可するようロシアに求めた。同氏と、同じく拘束されている米国人ポール・ウィーラン氏の解放に向け手だてを探ると表明した。

☆ノンバンク金融の成長、銀行部門のリスク高める=英中銀総裁
 英イングランド銀行(中央銀行)のアンドリュー・ベイリー総裁は、2008年の世界金融危機を受け銀行部門の規制が強化された結果、リスクをもたらすノンバンク金融が大幅に増加したと述べた。その上で「システミックリスクの領域が著しく拡大している」との見方を示した。

☆インフレ抑制へ「まだやるべきことある」=米連銀総裁
 米リッチモンド地区連銀のトム・バーキン総裁は12日、インフレを抑制するために、米連邦準備制度理事会(FRB)はまだやるべきことがあるとの見方を示した。

ダウ・ジョーンズ

◆海外企業ニュースサマリー(ダウ・ジョーンズ)

記録用2023/04/13(木)06:13

DJ-【海外サマリー】企業ニュース
☆ビットコイン採掘フューチャーダオ、SPACと合併・上場へ
 ビットコイン採掘(マイニング)業者のフューチャーダオ・ホールディングは12日、特別買収目的会社(SPAC)のメタル・スカイ・スター・アクイジションと合併し、上場を目指すことで合意したと発表した。

☆印タタ・コンサルタンシー、1-3月期は増収増益
 インドのIT(情報技術)サービス大手タタ・コンサルタンシー・サービシズ(TCS)が12日発表した1-3月期(第4四半期)決算は17%増収、15%増益となった。

☆米NPR、ツイッター投稿を停止 プロフィル表示巡る争いで
 米公共ラジオ局ナショナル・パブリック・ラジオ(NPR)は12日、米ツイッターがNPRのプロフィルをどのように表示するかを巡り同社と争う中、ツイッターへの投稿を停止することを明らかにした。

☆米ウォルマート、シカゴの4店閉店 17年赤字続き
 米小売りチェーン大手ウォルマートはシカゴの4店舗の閉店を決めた。同社は都市部での顧客開拓を目指してきたが、収益性で農村部や郊外に劣る都心から撤退しつつある。

☆ツイッター「ほぼ収支トントン」 マスク氏語る
 米ツイッターのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は、同社を買収してからの半年は「ジェットコースター」だったとした上で、自身の変革により早ければ現四半期中にもキャッシュフローが黒字化する可能性があるとの見通しを示した。

☆スカンジナビア航空、3月の旅客数は前月比23%増
 スカンジナビア航空(SAS)は12日、3月の旅客数が前月比23%増の191万人に達したと明らかにした。前年の3月は144万人だった。

ダウ・ジョーンズ

◆米国株=下落、FOMC議事要旨受け(ダウ・ジョーンズ)

記録用2023/04/13(木)06:24

DJ-【米国株】下落、FOMC議事要旨受け
 12日の米株式相場は下落。朝方発表の3月の米消費者物価指数(CPI)でインフレ率が約2年ぶりの低い伸びとなったことを受け、序盤は上昇して始まった。だが引けにかけて売りが先行する展開となった。

 ダウ工業株30種平均の終値は前日比38.29ドル(0.11%)安の3万3646.50ドル。S&P500種指数は16.99ポイント(0.41%)安の4091.95、ナスダック総合指数は102.54ポイント(0.85%)安の1万1929.34で引けた。

 米労働省が発表した3月のCPIは前年同月比で5%上昇だった。この数字は投資家にとって前向きな材料となった。インフレ率は、昨年6月に記録した数十年ぶりとなる高水準から減速を続けている。だが、インフレ率は依然として、新型コロナウイルス流行前の水準を大きく上回っており、米連邦準備制度理事会(FRB)もさらなる利上げを否定していない。先月の連邦公開市場委員会(FOMC)に参加したFRB当局者18人のほぼ全員が、FRBは今年中にもう1回利上げする可能性が高いと予想している。

 個別銘柄では、貨物コンテナのリースを手掛けるトリトン・インターナショナルが32.3%高と急騰した。ブルックフィールド・インフラストラクチャーによる買収に合意したとの発表が好感された。

 アメリカン航空グループは、1-3月期(第1四半期)の売上高見通しを下方修正したことを受け、9.2%安で終えた。

ダウ・ジョーンズ

◆TOP_NEWS_海外主要ニュース一覧(ロイター)

記録用2023/04/13(木)06:04

●米CPI、3月は5.0%に減速 基調インフレ圧力は継続
ワシントン 12日 ロイター - - 米労働省が12日発表した3月の消費者物価指数(CPI、季節調整済み)は前年比伸び率が5.0%と、前月の6.0%から減速し2021年5月以来の穏やかな伸びになった。

●前回FOMC、銀行破綻受け利上げ停止検討、最終的に物価優先=議事要旨
ワシントン 12日 ロイター - - 米連邦準備理事会(FRB)が12日公表した3月21─22日の連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨で、米銀2行の経営破綻で広範な金融ストレスが引き起こされないと明確になるまで利上げを一時停止することが検討されたものの、最終的にはインフレ対応を優先すると結論付けたことが分かった。

●G7財務相・中銀総裁、金融システム安定と供給網の多様化で合意
ワシントン 12日 ロイター - - 主要7カ国(G7)は12日開催した財務相・中央銀行総裁会議で、最近の銀行の混乱を受けて世界金融システムの安定性維持に向けた措置を講じるとともに、サプライチェーンの多様化を通じて低・中所得国の役割を拡大し、供給網をより弾力的にすることで合意した。

●セルビアが対ウクライナ武器供与に合意、流出の米機密文書で判明
EXCLUSIVE
ワシントン/ベオグラード 12日 ロイター - - ウクライナ侵攻に対するロシアへの制裁発動を拒否しているセルビアが、ウクライナに武器を供与することに同意、もしくはすでに武器を供与していることが、流出した米機密文書によって判明した。

●カナダ中銀、金利4.5%に据え置き 23年成長見通し上方修正
オタワ 12日 ロイター - - カナダ銀行(BOC、中央銀行)は12日、政策金利である翌日物金利の誘導目標を4.5%に据え置いた。据え置きは予想通り。同時に、今年の成長率予測を引き上げ、景気後退の可能性を警告する文言を声明から削除した。

●5月FOMCでの0.25%利上げ観測が依然優勢=米金利先物市場
12日 ロイター - - フェデラルファンド(FF)金利先物市場では、米連邦準備理事会(FRB)が5月の米連邦公開市場委員会(FOMC)でFF金利の誘導目標を0.25%ポイント引き上げ5.00─5.25%とするとの見通しが依然として優勢となっている。

●米共和党候補指名の初討論会、8月にミルウォーキーで 24年大統領選
ワシントン 12日 ロイター - - 米共和党全国委員会(RNC)のマクダニエル委員長は12日、2024年大統領選の共和党候補指名に向けた初の討論会を8月に中西部ウィスコンシン州ミルウォーキーで開催する計画を発表した。

●米銀破綻「パニック必要なし」、08年危機と問題異なる=バフェット氏
12日 ロイター - - 米著名投資家ウォーレン・バフェット氏は12日、米国のシリコンバレー銀行(SVB)とシグネチャー銀行の経営破綻を受け、銀行業界や米国の銀行預金の安全性についてパニックに陥る必要はないとの考えを示した。

●米大統領、北アイルランドに「経済機会」つかむよう呼びかけ
ベルファスト 12日 ロイター - - バイデン米大統領は12日、訪問先の英領北アイルランドで、北アイルランドの政治指導者に権力分立政府の維持を呼びかけると同時に、米国の多くの主要企業に投資の用意があると表明した。

●米銀行システムは健全、効果的なリスク管理示す必要=NEC委員長
ワシントン 12日 ロイター - - 米国家経済会議(NEC)のブレイナード委員長は12日、先月の米地銀2行の破綻後も、米銀行システムは「健全」で安定しているものの、効果的なリスク管理を投資家に示せない金融機関は市場の圧力にさらされる可能性があるという認識を示した。

ロイター

◆オーバーナイト・ヘッドライン一覧(ロイター)

記録用2023/04/13(木)06:23

・米金融・債券市場=利回り低下、3月のインフレ率鈍化で
・米財務長官、ウクライナ支援継続呼びかけ IMF総会に合わせ閣僚会合
・NY外為市場=ドル下落、米CPI受け5月以降利上げ停止の観測
・前回FOMC、銀行破綻受け利上げ停止検討 最終的に物価優先=議事要旨
・G7財務相・中銀総裁、金融システム安定と供給網の多様化で合意
・中南米金融市場=域内通貨数年ぶり高値、米CPI受けドル下落
・米国株式市場=下落、FOMC議事要旨受け
・米大統領、北アイルランドに「経済機会」つかむよう呼びかけ
・原油先物2%高、米CPI受け利上げ停止期待高まる
・世界金融危機の再来示す兆候ない=英中銀総裁
・ECB利上げに「もう少し先あり」、大半は終了=仏中銀総裁
・米、排ガス規制案を公表 10年以内に新車EV割合6割超視野
・EXCLUSIVE-セルビアが対ウクライナ武器供与に合意、流出の米機密文書で判明
・米銀行システムは健全、効果的なリスク管理示す必要=NEC委員長
・欧州株式市場=3営業日続伸、優良銘柄一時22年ぶり高値
・ロンドン株式市場=続伸、米インフレ鈍化を好感
・ゴールドマン、6月の米利上げ予想を撤回 融資抑制の兆候で
・カナダ中銀、金利4.5%に据え置き 23年成長見通し上方修正
・米3月CPIは「良いニュース」=SF連銀総裁
・ウクライナ軍、バフムト大部分をロシアが支配との主張を否定
・スイス議会、クレディS救済を再び「不承認」 象徴的採決
・FRB利上げ・停止の双方に「十分な理由あり」=SF連銀総裁
・米インフレ低下へ「まだやるべきこと残される」=リッチモンド連銀総裁
・米CPI、3月は5.0%に減速 基調インフレ圧力は継続
・ユーロ圏金融・債券市場=利回り上昇、ECB当局者のタカ派発言反映
・ウクライナ、米機密文書流出の悪影響重要視せず 「虚実入り混じる」
・ECB、5月に0.5%利上げ必要=オーストリア中銀総裁
・米共和党候補指名の初討論会、8月にミルウォーキーで 24年大統領選
・5月FOMCでの0.25%利上げ観測が依然優勢=米金利先物市場
・世界の公的債務、コロナ禍前予測より迅速に増加=IMF
・ECB、コアインフレに「それほど楽観せず」=デギンドス副総裁
・訂正-EXCLUSIVE-セルビアが対ウクライナ武器供与に合意、流出の米機密文書で判明
・米銀破綻「パニック必要なし」、08年危機と問題異なる=バフェット氏
・米CPI、インフレとの戦い継続の必要性裏付け=IMF財政局長
・米CPIこうみる:追加利上げが基本シナリオ=ウェルズ・ファーゴ
・米CPIこうみる:5月0.25%利上げで打ち止め=アメリプライズ
・米CPIこうみる:FRB利上げあと1回で終了との見方裏付け=コンベラ

ロイター

◆NY株式市場クローズ


◆米CPI、FOMC議事録公表後のFOMC見通し


◆FOMC議事要旨、信用状況への警戒継続を強調-利上げ予想後退(ブルームバーグ)

2023年4月13日 5:21 JST

・最近の展開による影響考慮、金利判断を下方修正したと多くが指摘
・極めて不透明な見通し踏まえ、柔軟性と選択性の維持が必要と強調

  米連邦公開市場委員会(FOMC)が3月21、22両日に開いた会合では、複数の銀行破綻で同月に市場が混乱したことを受けて、当局者らが利上げ予想を後退させた。また信用収縮が経済を一段と減速させる可能性について警戒を続ける姿勢を強調した。12日に公表された議事要旨で明らかになった。

  議事要旨は「銀行セクターで最近起きた展開が経済活動とインフレに与え得る影響を踏まえ、十分に景気抑制的となるフェデラルファンド(FF)金利誘導目標レンジの判断を下方修正したと、多くの参加者が指摘した」と記した。

  今回の議事要旨は全員が利上げを支持していたことを示し、決定は幅広い当局者に支持されたとする、会見でのパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長発言を裏付けた。同時に、5月の追加利上げについて当局者らが完全にコミットするには至っていなかったことも示唆した。当局者らは銀行セクターの混乱が経済にどう影響するかを見極める上で、今後入手するデータの分析が必要になるとの見解を示した。

パウエル議長、インフレ沈静化の決意強調-FOMCは追加利上げ (3)

  幾人かの当局者は「極めて不透明な経済見通しを踏まえ、適切な金融政策スタンスを決定する上では柔軟性と選択性の維持が必要になると強調した」と議事要旨には記された。

  議事要旨によれば、多くの当局者は銀行危機が発生する前の段階で、12月会合後に入手したデータから政策金利の道筋が従来予想より「幾分か高くなった」とみていた。だが3月会合が近づいた状況でシリコンバレー銀行(SVB)とシグネチャー・バンクが破綻したことを受け、当局者らは金利見通しを昨年遅くに示した予想に沿った内容に戻した。

安定化に向けた措置

  幾人かの当局者は銀行セクターの不透明感を考慮し、3月会合で金利を据え置くかどうか検討していたと議事要旨は説明。ただFRBなど当局による安定化に向けた措置が金融ストレスの緩和を助けたと、当局者らは指摘したという。

  また銀行セクターが混乱する前は、インフレ鈍化に向けた進展が想定より遅い期待外れなデータを受けて、より大幅な利上げへの回帰を検討していたとする当局者もいた。

  ただFRBスタッフは、「銀行セクターで最近見られた展開が経済に与え得る影響についての判断を踏まえ」、年内に「穏やかなリセッション(景気後退)」が始まると予想。当局者らは経済活動へのリスクは下方向に傾いているとの認識を示した。

  SVBが閉鎖されたのは3月10日。それから2週間もたたずに開かれたFOMC会合で、当局者らは物価圧力の沈静化に向けた闘いと金融安定確保とのバランスを取ることを余儀なくされた。

  過去10年余りで最大の銀行破綻となったSVBの破綻から2日後には、シグネチャー・バンクが破綻。FRBはその週末、銀行システム全体の信頼性を押し上げるために緊急融資プログラムを設定した。

SVB破綻後の不安連鎖阻止へ、米当局が預金全額保護-緊急融資も

原題:Fed Stresses Vigilance on Credit as Rate Views Scaled Back(抜粋)

ブルームバーグ

◆昨日2023/04/12(水)の米国株式市場

(SMBC日興証券)

2023/04/12(水)の米国株式市場(SMBC日興証券)

◆昨日2023/04/12(水)のNY市場(SBI)

2023/04/12(水)のNY市場(SBI)

◆東京株式市場クローズ 

記録用2023/04/13(木)


◆日本株市場(SMBC日興証券)

記録用2023/04/13(木)

日本株市場(SMBC日興証券)


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