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2023/04/21(金)=米国の指標で景気減速が示唆され米主要株価下落/日経平均も安値圏から一時は年初来高値更新も続かず結局93円安で終了/日経先物も28500円で底堅さ確認


◆まとめ

  • 米週間新規失業保険申請件数やフィラデルフィア連銀製造業景況指数、景気先行指標総合指数はいずれも米景気の減速を示唆

  • 米主要株価指数下落

  • 日経平均、10:00に28778円37銭と年初来高値更新。しかしその後、急伸分をほぼ全戻し。結局、93円安の28564円で終了

  • 日経225先物も28500円で底堅さ確認

  • 主要企業の決算控え、積極的な売買は手控えられる


◆日経225先物ミニ6月限の今日の値動き(10分足チャート)

記録用2023/04/21(金)前営業日16:30~本日15:15

日経225先物ミニ6月限10分足2023/04/20(木)16:30~2023/04/21(金)15:15まで

◆日経225先物ミニ6月限(日足チャート)

記録用2023/04/21(金)15:15までの6ヵ月分

日経225先物ミニ6月限日足2022/10/21(金)16:30~2023/04/21(金)15:15まで

◆前営業日2023/04/20(木)の経済指標結果

2023/04/20(木)の経済指標結果

◆2023/04/21(金)の経済イベント予定

2023/04/21(金)の経済イベント予定

◆欧州市場サマリー(20日ロイター)

記録用2023/04/21(金)03:25

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1.ロイターの改行を削除
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2.ロイターの[***]を削除
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3.ロイターの<***>を削除
正規表現モードの置換で <[^<>]> を空白に置換

4.ロイターの<****(例:ロンドン市場)>を検索し改行を入れる

▶プロンプト
以下の文章を要約し(出力は不要)、それを箇条書きにして日本語で出力してください。

文章:  

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●ChatGPT-4による要約--------------------------------------

  • ロンドン株式市場:小幅反発、メルローズ・インダストリーズが急上昇

  • FTSE 250種指数:0.34%安、FTSE 100種指数:商品株上昇により続伸

  • 個別銘柄:セグロ(不動産投資信託)が3.6%上昇、レレックス(情報分析)が1.7%高、ホックシールド・マイニング(金銀生産)が11.3%大幅下落

  • 欧州株式市場:続落、テスラ四半期決算不振で自動車銘柄下落

  • ノルディック・セミコンダクター:17.6%急落、ザルトリウス:11.3%下落

  • STOXX欧州600種自動車・部品株指数:3.73%下落、ルノー:8.0%、ステランティス:5.4%、VW:3.1%下落、BMW、メルセデス・ベンツもそれぞれ3.6%、3.4%下落

  • ユーロ圏債券:国債利回り低下、ドイツ10年債利回り5bp低下

  • ECB:ビスコ総裁が過度な利上げはリスクをはらむと反論、ラガルド総裁はインフレ率が高すぎると述べる

  • 独PPI:前年比7.5%上昇、市場予想の9.8%を下回る

  • フランス製造業景況感指数:101、予想の103を下回る

  • イタリア10年債利回り:4.5bp低下、独伊10年債の利回り格差は185bp拡大

●ChatGPT-4による要約ここまで----------------------------

●本文ここから------------------------------------------------

[20日 ロイター] -
<ロンドン株式市場> 小幅反発して取引を終えた。投資会社メルローズ・インダストリーズが買われて、コモディティー(商品)関連株の下落を相殺した。メルローズ・インダストリーズは21.7%と急上昇。エンジニア会社GKNの元自動車部門の株式をダウライスとしてロンドン証券取引所に上場し、初値で146ペンスを付けたのが材料視されて買いが膨らんだ。中型株で構成するFTSE250種指数は0.34%安。需要低迷懸念で商品価格が値下がりしたことを受け、石油大手のBP、シェルはそれぞれ0.9%、0.3%下落。FTSE350種鉱業株指数は0.44%下げた。FTSE100種指数は最近まで、原油と金属の堅調な価格を背景とした商品株の上昇で続伸していた。だが、高インフレを示す最近の指標を受けて利上げに対する懸念が高まり、成長鈍化への不安が強まった。その他の個別銘柄では、不動産投資信託のセグロが3.6%上昇。高いテナント需要が見られるとしたことが好感された。情報分析のレレックスは1.7%高。基礎的な売上高と利益の増加率が引き続き過去の傾向を上回るとの見通しを示したことが材料視された。金銀生産のホックシールド・マイニングは11.3%と大幅下落。通期決算の調整後コア利益が35%近く減少したことが嫌気された。ロンドン株式市場:

<欧州株式市場>  続落して取引を終えた。低調な決算発表を嫌気した売りが出て、米電気自動車(EV)大手テスラが19日発表した四半期決算が不振だったのを背景に自動車銘柄の下落も目立った。ノルウェーの通信半導体メーカー、ノルディック・セミコンダクター は17.6%急落。2023年第1・四半期決算の売上高が予想を下回ったことが嫌気された。ラボ用機器のザルトリウスは11.3%下落。第1・四半期の売上高が予想を下回り、主要部門の受注が少なかったことが響いた。STOXX欧州600種自動車・部品株指数は3.73%下げた。自動車大手のルノーは8.0%、ステランティスは5.4%、フォルクスワーゲン(VW)は3.1%それぞれ下落。高級車メーカーBMW、メルセデス・ベンツもそれぞれ3.6%、3.4%下げた。テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は第1・四半期決算の粗利益率が大きく低下した後も需要喚起のため値下げを続けることを示唆。価格競争となる恐れがあるとの懸念から欧米自動車メーカーの株価に打撃を与えた。CMCマーケッツのチーフ市場アナリスト、マイケル・ヒューソン氏は「昨夜のテスラの数字(決算)と値下げの示唆に対するネガティブな反応が、欧州の自動車分野の重しとなった。既に低い利益率がさらなる値下げで一層低下することへの懸念がある」と指摘した。欧州株式市場:

<ユーロ圏債券> 国債利回りが低下した。前日には1カ月ぶりの高水準を付けていた。ドイツ10年債利回りは5ベーシスポイント(bp)低下し2.452%。前日には2.54%と3月10日以来の高水準を付けていた。ベレンベルクのチーフエコノミスト、ホルガー・シュミーディング氏は「私にとっては、これは通常の市場の上下動にすぎない。新しい均衡がどこにあるのかを探っている」と述べた。ドイツ2年債利回りは5.5bp低下の2.901%。前日には1カ月ぶりの高水準となる2.988%を付けた。欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのビスコ・イタリア中銀総裁は20日、過度な利上げは十分な利上げを実施しないのと同様にリスクをはらむととし、積極的な利上げ継続を求める一部のECB当局者の見方に反論した。ECBのラガルド総裁は20日、ユーロ圏のインフレ率は高すぎるとし、インフレ率の2%目標への回帰に向けECBの金融政策には「まだ少し先がある」と述べた。独連邦統計庁が20日発表した3月の生産者物価指数(PPI)上昇率は前年比7.5%と、市場予想の9.8%を下回った。2021年6月以来最も低い伸びだった。一方、フランスの4月製造業景況感指数は101と予想の103を下回った。シュミーディング氏は「ECBのハト派の主張を強めるもの」とした。イタリア10年債利回りは4.5bp低下の4.320%。独伊10年債の利回り格差は185bpとわずかに拡大した。ユーロ圏金融・債券市場:

<為替> 欧州終盤 アジア市場 コード終盤ユーロ/ドル    1.0968 1.0959 ドル/円 134.10 134.60 ユーロ/円 147.09 147.55

<株式指数> 終値 前日比 % 前営業日終値 コードSTOXX欧州600種 467.43 -0.70 -0.15 468.13 FTSEユーロファース 1850.76 -1.40 -0.08 1852.16 ト300種ユーロSTOXX50種 4384.86 -8.71 -0.20 4393.57 FTSE100種 7902.61 +3.84 +0.05 7898.77 クセトラDAX 15795.97 -99.23 -0.62 15895.20 CAC40種 7538.71 -10.73 -0.14 7549.44

<金現物> 午後 コード値決め 2007.15

<金利・債券>米東部時間14時8分*先物 清算値 前日比 前営業日 コード終盤3カ月物ユーロ 96.61 +0.02 96.59 独連邦債2年物 105.34 +0.12 105.22 独連邦債5年物 116.97 +0.33 116.64 独連邦債10年物 134.01 +0.58 133.43 独連邦債30年物 136.68 +0.86 135.82 *現物利回り 現在値 前日比 前営業日 コード終盤独連邦債2年物 2.912 -0.067 2.960 独連邦債5年物 2.502 -0.070 2.559 独連邦債10年物 2.455 -0.063 2.505 独連邦債30年物 2.512 -0.041 2.543

ロイター

◆欧州市況=株ほぼ変わらず、決算や利上げを意識-欧州債は反発(ブルームバーグ)

記録用2023/04/21(金)02:59

●ChatGPT-4による要約--------------------------------------

  • 20日の欧州株はほぼ変わらず終了

  • 企業決算消化、高インフレや利上げリスク意識

  • 自動車株下げ目立つ、仏ルノー急落

  • 高級品やパーソナルケア関連銘柄上昇

  • 欧州債市場ではドイツ債反発、ECB利上げ幅低下

  • 米国経済指標が市場予想を下回る

  • ECBのピーク金利見通し低下、利上げ幅も1bp低下

  • 英国債の利回り曲線ブルスティープ化、ピーク金利後退

●ChatGPT-4による要約ここまで------------------------------

●本文ここから------------------------------------------------

  20日の欧州株は下げの大半を取り戻し、ほぼ変わらずで終了した。投資家は一連の企業決算を消化し、根強い高インフレや利上げがもたらすリスクを意識した。

  ストックス欧州600指数は0.1%安。業種別では自動車株の下げが目立つ。仏ルノーは急落。自動車業界全体に広がる価格圧力が同社の回復を頓挫させる恐れがあると懸念された。一方、フランスのスキンケア大手ロレアルの堅調な売上高を好感し、高級品やパーソナルケア関連銘柄は上昇した。デンマークの保険会社トリグは、市場予想を上回った利益と配当を手掛かりに上昇。保険株の上げを主導した。

  欧州債市場ではドイツ債が反発。短期金融市場が織り込む欧州中央銀行(ECB)の利上げ幅は低下。米国で発表された経済指標が市場予想を下回り、米利上げ見通しが後退したことに反応した。

  ドイツ5年債利回りは8ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下して2.49%。

  米国で発表された週間新規失業保険申請件数やフィラデルフィア連銀製造業景況指数、景気先行指標総合指数(LEI)はいずれも米景気の減速を示唆した。

  ECBのピーク金利見通しは4bp低下して10月までに3.82%となっている。来月のECB会合で織り込まれている利上げ幅は32bpと、1bp低下した。

  ECBのラガルド総裁は「インフレ率はECBの目標に対して高過ぎ、この状態はしばらく前から続いている」と指摘。これを2%の目標に戻そうと、当局は「相当のこと」をしてきたが、「この道筋をもう少し進む必要がある」と語った。

  英国債の利回り曲線はブルスティープ化。10年債利回りは低下。前日までは2021年12月以降で最長の連続上昇が続いていた。トレーダーが織り込むイングランド銀行(英中央銀行)のピーク金利は9月までに4.98%と、前日の5.01%から後退した。

4月20日の欧州マーケット概観(表はロンドン午後6時現在)

債券                            直近利回り                 前営業日比
独国債2年物                     2.90%                      -0.07
独国債10年物                   2.45%                      -0.07
英国債10年物                   3.77%                      -0.09

原題:Bunds End Longest Sliding Run Since Feb. 2022: End-of-Day Curves

European Stocks Steady on Busy Earnings Day Amid Rate-Hike Risks

(抜粋)

ブルームバーグ

◆主な要人発言(OANDA証券)

記録用2023/04/21(金)05:10

20日07:36 グールズビー米シカゴ連銀総裁
「次回のFOMCまでに注視すべき要因は物価と信用」

20日08:09 ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁
「インフレはなお高過ぎる」
「FRBは物価圧力を押し下げるべく行動」
「FRBの措置がインフレを押し下げるまでには時間がかかる」
「インフレ率を目標の2%に戻すには2年かかる見通し」
「インフレ率は今年3.25%に鈍化すると予想」

20日09:04 玉木元財務官
「日銀長短金利操作見直し、多少のサプライズ必要」
「日銀は新総裁就任のモメンタム消えないうち緩和修正を」
「時系列的に一番最後に日銀が導入したYCCをどのように秩序だって修正できるか」

20日11:34 ロウ豪準備銀行(RBA)総裁
(9月に総裁の期限が終了することについて)
「任期が延長されるかは政府次第」
「任期の延長を打診されたら、引き受ける」

20日15:00 クノット・オランダ中銀総裁
「利上げの停止について今はなすのは早すぎる」
「十分に制限的なスタンスが必要だ。それがどこにあるのかはわからないが、明らかに現在の状況とは違う」

20日16:13 岸田首相
「消費増税は現在のところ考えていない」

20日20:36 欧州中央銀行(ECB)理事会議事要旨(3月16日分)
「金融市場の緊張が収まるまで、主要金利を引き上げないほうがよかったと考えるメンバーもいた」
「非常に多くのメンバーが0.50%の利上げに同意した」
「インフレは上向きと下向きの両方のリスクがあると主張するメンバーもいた」

20日21:27 ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁
「インフレは依然として高すぎる」
「金融政策にはまだ改善の余地がある」

20日23:35 イエレン米財務長官
「米国の銀行システムは引き続き健全」
「米金融システムが世界で最も強力で安全であることを保証するために必要な措置を講じる」

21日01:27 メスター米クリーブランド連銀総裁
「利上げの必要性は今後の進展次第」
「経済における需要と供給のバランスに歓迎すべき進展が見られる」
「最近の銀行ストレスは信用を引き締め、経済を冷やす可能性がある」
「引き締めサイクルは終わりにかなり近づいている」
「タイトな労働市場である程度の緩和が見られる」
「インフレは依然として高すぎる。FRBにはやるべきことがさらにある」
「今年はインフレ率の低下に大きな進展が見られると予想」
「政策金利を5%以上に引き上げ、しばらく維持する必要がある。ただ慎重さも必要」
「金融環境の引き締まりが経済に与える影響に注目」
「金融環境がどのように変化するかは、将来の利上げの見方に影響を与える可能性」
「今年のインフレ率は3.75%まで低下すると予想」
「雇用は堅調。失業率は4.5-4.75%に上昇すると予想」

21日04:10 ローガン米ダラス連銀総裁
「インフレ率は非常に高くなっている」
「インフレを引き起こすさらなる持続的な要因に注目」

21日04:12 ボウマン米連邦準備理事会(FRB)理事
「FRBはインフレ率の低下に焦点を当てている」
「インフレの低下は経済にとって不可欠」

※時間は日本時間


◆日経225先物:21日夜間取引終値=50円安、2万8600円

記録用2023/04/21(金)06:03

 21日6時00分、大阪取引所の日経225先物期近2023年6月限は前日比50円安の2万8600円で夜間取引を終えた。日経平均株価の現物終値2万8657.57円に対しては57.57円安。出来高は1万4780枚だった。

 TOPIX先物期近は2036ポイントと前日比2.5ポイント安、TOPIX現物終値比3.73ポイント安だった。

銘柄       清算値(終値) 前日清算値比   出来高
日経225先物        28600      -50    14780
日経225mini        28605      -35   254991
TOPIX先物         2036     -2.5    11388
JPX日経400先物      18365      -5    2572
マザーズ指数先物      756      +0     817
東証REIT指数先物  売買不成立

株探ニュース

◆今朝の5本(ブルームバーグ)

記録用2023/04/21(金)06:01

●ChatGPT-4による要約--------------------------------------

  • 5月のG7広島サミット前に、米国主導でロシアへの禁輸強化や中国への投資抑制策が検討されている

  • G7当局者は対ロ輸出をほぼ全面的に禁止する案を協議中

  • バイデン大統領は、中国経済の重要部門への米企業投資制限を目指し、大統領令に署名予定

  • 米国の新規失業保険申請件数が増加し、労働市場の軟化が示唆される一方、中古住宅販売件数は予想以上に減少

  • スペースXのスターシップが発射後数分で上空で爆発し、次の試験飛行は数カ月後の予定

  • 米クリーブランド連銀総裁がインフレ抑制のため1回の利上げを支持する考えを示唆

●ChatGPT-4による要約ここまで----------------------------

●本文ここから------------------------------------------------

・対ロ全面禁輸案、対中投資抑制策、米経済指標
・「スターシップ」打ち上げ、メスター総裁の見解

5月の主要7カ国(G7)首脳会議(広島サミット)を前に、ロシアへの禁輸強化や中国に対する投資抑制策など米国を中心に動きが強まってきました。意見がまとまらない主要20カ国・地域(G20)会議では声明が発表できない状態が続いているだけに、復権してきたG7サミットで議長を務める岸田文雄首相がイニシアチブを発揮できるかどうか。以下は一日を始めるにあたって押さえておきたい5本のニュース。

全面禁輸か

米国などウクライナを支援する一部の主要国は、ロシアへの輸出をほぼ全面的に禁止する方向で検討している。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。G7当局者は5月に開催される広島サミットを控え、対ロ輸出をほぼ全面的に禁止する案について協議している。この案は、例外として認められない限り対ロ輸出を全面的に禁止する内容で、実現すれば既存の対ロ制裁を一変させることになる。医薬品のほか、食品を含む農産物は除外対象となる可能性が非常に高いという。

対中投資抑制策

バイデン米大統領は、中国経済の重要な部門に対する米企業の投資を制限する大統領令に、数週間以内に署名することを目指している。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。バイデン政権はこの措置をおよそ2年にわたり協議してきた。広島サミットの前に行動を取る計画で、他のG7メンバーには投資抑制措置について報告済みだと、関係者は述べた。同会議で支持を取り付けたい考えだが、他国も同様の制限を同時に発表することは見込んでいないという。

軟調な米経済統計

米国では先週、新規失業保険申請件数が増加した。失業保険の継続受給者数(8日終了週)は186万5000人と、2021年11月以来の高水準となり、労働市場の若干の軟化が示唆された。一方、3月の中古住宅販売件数は予想以上に減少した。2月は大幅増を記録していた。住宅市場は一部に安定化の兆しもあるが、依然として回復の足取りが不安定なことが浮き彫りになった。中古住宅価格は2012年1月以降で最大の下落となった。

上空で爆発

イーロン・マスク氏率いる米宇宙開発企業スペースXは開発中の大型ロケット「スターシップ」をテキサス州の施設から打ち上げた。ロケットは発射から数分後、上空で爆発した。今回の打ち上げでは発射から数分後にスーパーヘビー・ブースターの切り離しに失敗し、「予定外の急激な分解」につながったという。同社は今回の試験飛行によって貴重な情報がなお得られる可能性があり、単純に打ち上げだけで成功とも考えられると示唆した。爆発の直後、マスク氏は次の試験飛行が「数カ月後」に行われるだろうとツイートした。

あと1回

米クリーブランド連銀のメスター総裁は20日、インフレ抑制のためあと1回の利上げを支持する考えを示唆した。一方で、最近の銀行セクターのストレスが与信を妨げ、景気を鈍らせる可能性に触れ、銀行を巡る状況を注視する必要性を指摘した。「金融政策は今年、景気抑制的な領域に幾分さらに進む必要があると私はみている。フェデラルファンド(FF)金利が5%を上回り、実質FF金利がしばらくの間プラスの領域にとどまる状況だ」と述べた。

その他の注目ニュース

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ブルームバーグ

◆米国市況=ハイテク中心に株下落、テスラ約10%下げ-134円台前半(ブルームバーグ)

記録用2023/04/21(金)05:58

●ChatGPT-4による要約--------------------------------------

  • 米株式相場下落、労働市場・住宅市場軟化、製造業景況感悪化

  • ナスダック100 テクノロジー銘柄アンダーパフォーム

  • テスラ約10%安、値下げ継続方針

  • S&P500種株価指数続落、オプション満期日迫る

  • メスター総裁、インフレ抑制のため利上げ支持

  • ウィリアムズ総裁、銀行セクターストレスで与信難化

  • 失業保険統計、労働市場軟化示唆

  • 3月中古住宅販売、回復足取り不安定

  • 米国債上昇、ドル下落

  • ニューヨーク原油先物続落、景気減速兆候

  • 金先物上昇、ドル下落と国債利回り低下

●ChatGPT-4による要約ここまで------------------------------

●本文ここから------------------------------------------------

・経済指標は労働市場と住宅市場の軟化、製造業の景況感悪化を示唆
・クリーブランド連銀総裁、あと1回の利上げ支持を示唆

米国株
  
20日の米株式相場は下落。経済指標で労働市場と住宅市場の軟化、製造業の景況感悪化が示唆されたことが背景。企業決算と金融当局者発言も引き続き意識された。

株式                                       終値                 前営業日比             変化率
S&P500種株価指数       4129.79                    -24.73                 -0.60%
ダウ工業株30種平均        33786.62                 -110.39                 -0.33%
ナスダック総合指数         12059.56                  -97.67                  -0.80%
  テクノロジー銘柄中心のナスダック100指数は主要指数をアンダーパフォームした。電気自動車(EV)メーカーのテスラは約10%安。イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は19日、業界トップの利益率を犠牲にしてもEV需要を喚起するために値下げを続ける方針を示唆した。またオプションの満期日を21日に控えてS&P500種株価指数は続落。シカゴ・オプション取引所(CBOE)のボラティリティー指数(VIX)は7営業日ぶりに上昇した。

テスラは値下げ継続とマスク氏示唆-利益率低下でもEV首位維持へ

  クリーブランド連銀のメスター総裁はこの日の講演で、インフレ抑制のためあと1回の利上げを支持する考えを示唆した。一方で、最近の銀行セクターのストレスが与信を妨げ、景気を鈍らせる可能性に触れ、銀行を巡る状況を注視する必要性を指摘した。ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁は前日遅くの講演で、銀行セクターは安定してきたとする一方、同セクターでの最近のストレスを受けて、家計や企業の与信確保は一段と難しくなる可能性があると指摘した。

メスター総裁、あと1回の利上げ支持を示唆-慎重さ必要との認識も

NY連銀総裁、米銀行部門のストレスで信用引き締まりも (2)

  朝方発表された失業保険統計では、失業保険の継続受給者数(8日終了週)が2021年11月以来の高水準となり、労働市場が勢いを失い始めている兆候が強まった。3月の中古住宅販売件数は予想以上に減少。住宅市場は一部に安定化の兆しもあるが、依然として回復の足取りが不安定なことが浮き彫りになった。米住宅ローン金利は3月初旬以来の上昇となった。

米失業保険継続受給者、21年11月以来の多さ-労働市場の軟化示唆 (2)

米中古住宅販売、3月は予想以上の落ち込み-回復の足取り不安定 (1)

フィラデルフィア連銀製造業指数、4月はマイナス31.3に低下

  ウルフ・リサーチのクリス・セニック氏は「連邦公開市場委員会(FOMC)が現在の方針を維持すれば、金融環境全般は引き締まりが続き、経済は減速してリセッション(景気後退)入りし、株式相場は急落するだろう」とリポートで分析。「一方で、われわれの弱気見通しに対する最大の上振れリスクは引き続き、FOMCがあまりに尚早に手を引くことだ。ただFOMCがインフレを持続的に鈍化させられない場合は、向こう1、2年に待ち受ける最終的な痛みはずっとひどいものになる可能性が高い」と指摘した。

米国債
  米国債は上昇。失業保険統計とフィラデルフィア連銀製造業景況指数に反応した。金融政策に敏感な2年債利回りは一時10ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下し4.14%を付けた。

国債                            直近値             前営業日比(BP)             変化率
米30年債利回り            3.74%                    -4.7                       -1.25%
米10年債利回り            3.53%                    -5.7                       -1.59%
米2年債利回り            4.15%                    -9.7                       -2.29%
米東部時間 16時56分

外為
  外国為替市場ではドルが下落。軟調な米経済指標を受けて、トレーダーの利上げ予想が後退した。

  対円では一時1ドル=134円01銭までドル安・円高が進んだ。米国債利回りの低下が手掛かり。

為替                                         直近値         前営業日比           変化率
ブルームバーグ・ドル指数    1225.27             -1.55                -0.13%
ドル/円                                 ¥134.24            -¥0.48               -0.36%
ユーロ/ドル                         $1.0970              $0.15                 0.14%
米東部時間 16時56分

原油
  ニューヨーク原油先物相場は続落。世界的な景気減速の兆候にテクニカル調整が重なり、石油輸出国機構(OPEC)と非加盟の主要産油国で構成する「OPECプラス」によるサプライズ減産を受けて上昇した分のほぼ全てを失った。

  世界のガソリン市場は本来であれば急拡大もしくはピークに達するべき時期に減速しており、産業活動の重要な指標とされるディーゼル油需要は米国とアジアで軟化している。最新の米経済指標で過去数週間の景気足踏みが示されたことも、リスク資産とエネルギー需要の見通しに暗い影を落としている。

  またトレーダーらは、ギャップフィルと呼ばれるテクニカル調整が原油相場の下落に拍車を掛けているとみている。

  BOKファイナンシャル・セキュリティーズのトレーディング担当シニアバイスプレジデント、デニス・キスラー氏は「先物に見られるようなテクニカルチャートの大きなギャップは、多くのトレーダーを非常に神経質にさせる」と指摘。「そうしたギャップが発生すると大抵の場合、相場は下方向に移ることになる」と語った。

  ただ原油先物相場は今週に入って下落しているものの、銀行セクターの混乱を受けて3月中旬に付けた15カ月ぶり安値水準はまだ大幅に上回っている。

  ニューヨーク商品取引所(NYMEX)のWTI先物5月限は、前日比1.87ドル安の1バレル=77.29ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント6月限は2.02ドル下げて81.10ドル。



  ニューヨーク金先物相場は上昇。この日発表の米経済指標が景気失速の初期兆候を示唆する内容となったのを受け、市場では今後の追加利上げの可否が意識された。ドル下落と国債利回り低下は金の相対的な投資妙味を高める。

  ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物6月限は11.80ドル(0.6%)高い1オンス=2019.10ドルで引けた。

原題:Tech Leads Stocks Lower With Tesla Tumbling 10%: Markets Wrap(抜粋)

USTs Climb After Data, Hold Gains as Stocks Drop in Late Session

Dollar Dips to Bottom of Range After Soft US Data: Inside G-10

Oil Extends Fall on Global Slowdown Fears, Technical Correction 

Gold Hovers Around $2,000 as Traders Mull Rate Hikes, US Economy

ブルームバーグ

◆海外経済国際ニュースサマリー(ダウ・ジョーンズ)

記録用2023/04/21(金)06:11

●ChatGPT-4による要約--------------------------------------

  • FRB:インフレ抑制策続行が必要、メスター総裁

  • 米上院司法委:最高裁長官に証言要請、倫理問題

  • イエレン財務長官:米中関係で安全保障優先

  • 米エネルギー省:太陽光発電普及へ30億ドル債務保証

  • 米下院:トランスジェンダー競技参加制限可決

  • 欧州航空管制ウェブサイト:親ロシア派ハッカー攻撃

  • 米政府:ボイジャーからバイナンスへの顧客口座売却認可

  • トランプ氏起訴問題:元検察官証言延期

  • ユーロ圏消費者信頼感:4月改善

  • 米中古住宅販売:3月は2.4%減、ローン金利上昇が影響

●ChatGPT-4による要約ここまで----------------------------

●本文ここから------------------------------------------------

DJ-【海外サマリー】経済・国際ニュース
☆FRB、さらなるインフレ抑制策が必要=クリーブランド連銀総裁
 米クリーブランド地区連銀のロレッタ・メスター総裁は20日、米連邦準備制度理事会(FRB)の金融引き締めは当初よりも終わりに近づいているが、まだインフレ抑制策を続ける必要があると語った。

☆米上院司法委、最高裁長官に証言要請 倫理問題巡り
 米上院司法委員会のディック・ダービン委員長(民主、イリノイ州)は20日、ジョン・ロバーツ最高裁判所長官に対し、同委員会で証言するよう要請した。最高裁のクラレンス・トーマス判事が、共和党の大口献金者の支払いで豪華な旅行を楽しんでいたことが明らかになり、今回の証言要請となった。

☆米中関係では経済より安全保障優先=イエレン氏
 ジャネット・イエレン米財務長官は20日、中国との関係においては、経済成長鈍化のリスクがあっても米国の国家安全保障が優先するとの認識を示した。米中の対話を増やす必要性に触れながらも、中国に対する強硬姿勢をにじませた。

☆米エネルギー省、太陽光発電普及に30億ドルの債務保証
 米エネルギー省は、屋上に設置する太陽光発電設備プロジェクトに伴う資金調達を支援するため、最大30億ドル(約4000億円)の債務保証を付与する。多くの投資家にとって損失のない取引とすることで、再生可能エネルギーの一段の普及を目指す。

☆トランスジェンダーの競技参加制限、米下院が可決
 米議会下院は20日、体と心の性が一致しないトランスジェンダーの女子が学校スポーツの女子種目に参加することを実質的に禁止する法案を可決した。

☆欧州航空管制ウェブサイト、親ロシア派ハッカーが攻撃
 欧州の航空交通管理当局である欧州航空航法安全機構(ユーロコントロール)は20日、親ロシア派のハッカーから攻撃を受けていると明らかにした。

☆米政府、ボイジャーからバイナンスへの顧客口座売却認める
 米国政府は、経営破綻した暗号資産(仮想通貨)ブローカー、米ボイジャー・デジタルの顧客口座を仮想通貨交換業者バイナンスUSに売却することを認めた。これでボイジャーの顧客は再び自分の資金にアクセスできるようになる。

☆トランプ氏起訴問題、元検察官の証言は延期
 ドナルド・トランプ前大統領の起訴に関する調査を巡り、米連邦控訴裁判所は下院委員会が元検察官のマーク・ポメランツ氏に対して発行した召喚状を一時保留とし、20日に予定されていたポメランツ氏の非公開証言を延期した。

☆ユーロ圏消費者信頼感、4月は改善
 欧州連合(EU)の欧州委員会が20日発表した4月のユーロ圏消費者信頼感指数(速報値)はマイナス17.5となり、3月のマイナス19.1(改定値)から改善した。ロシアがウクライナに侵攻した2022年2月以降で最も高い水準となった。

☆米中古住宅販売、3月は2.4%減 ローン金利上昇が重し
 全米不動産協会(NAR)が20日発表した3月の中古住宅販売件数は、季節調整済み・年率換算で前月比2.4%減の444万戸だった。前年同月比では22%減。住宅ローン金利の上昇が重しとなった。

ダウ・ジョーンズ

◆海外企業ニュースサマリー(ダウ・ジョーンズ)

記録用2023/04/21(金)06:11

●ChatGPT-4による要約--------------------------------------

  • アマゾン傘下ホールフーズ、数百人規模の人員削減を実施

  • 豪当局、シーカによるMBCC買収に反対せず、資産売却条件付き

  • ダラー・ゼネラル、ケリー・ディルツ氏を新CFOに指名

  • バズフィード、ニュース部門閉鎖、人員15%削減

  • シックス・フラッグス、1万5000人の採用計画発表

  • イケア、米国で南部中心に17店舗オープンへ

  • テックの事業分離計画、住友金属鉱山が支持

  • ユニオン・パシフィック、1-3月期業績が予想上回り

  • スペースX「スターシップ」、打ち上げ直後に爆発

  • アマゾン、偽造品対策の情報共有手段「ACX」を開始

●ChatGPT-4による要約ここまで----------------------------

●本文ここから------------------------------------------------

DJ-【海外サマリー】企業ニュース
☆アマゾン傘下ホールフーズ、人員削減を計画 数百人規模か
 米アマゾン・ドット・コム傘下の食品スーパー大手ホールフーズ・マーケットが数百人規模の人員削減を実施する。WSJが確認した20日付の文書によると、現在店舗を運営する9地域を6地域に集約する。コーポレートチームの一部が再編され、削減対象となる従業員は同日中に通知を受ける見通し。店舗や施設の閉鎖は計画していないという。

☆豪当局、シーカによるMBCC買収に反対せず 資産売却条件に
 オーストラリアの競争・消費者委員会(ACCC)は20日、工業用化学製品を扱うスイスのシーカが建材メーカーの独MBCCグループを買収する計画を巡り、シーカがMBCCの資産を売却することを条件に買収に反対しない姿勢を明らかにした。

☆米ダラー・ゼネラル、ディルツ氏を新CFOに指名
 米ディスカウントチェーン大手ダラー・ゼネラルは20日、ケリー・ディルツ氏(54)をエグゼクティブバイスプレジデント兼最高財務責任者(CFO)に任命すると発表した。5月1日付で就任する。

☆米バズフィード、ニュース部門閉鎖へ 人員15%削減
 米新興ニュースメディアのバズフィードは人員を15%削減する。報道部門「バズフィード・ニュース」は閉鎖する計画だ。ジョナ・ペレッティ最高経営責任者(CEO)が20日、従業員向けのメモで明らかにした。

☆米テーマパーク運営シックス・フラッグス、1万5000人の採用計画
 米テーマパーク運営会社シックス・フラッグス・エンターテインメントは20日、今月22日~30日に全米の拠点で採用イベントを開催し、1万5000人を雇う計画を発表した。昨年も同時期に同じ規模の採用計画を発表している。

☆イケア、米で積極出店 南部中心に17店オープンへ
 スウェーデンの家具大手イケアは米国での旺盛な需要を見込み、新店舗のオープンに向けて過去最大規模の投資を行っている。

☆加テックの事業分離計画、大株主の住友金属鉱山が支持
 カナダの鉱業大手テック・リソーシズは、非鉄金属事業から製鉄用石炭事業を分離する計画が、大株主である住友金属鉱山から支持されたことを明らかにした。これでスイスの商品取引・鉱業大手グレンコアによるテック買収へのハードルが上がった。

☆米鉄道ユニオン・パシフィック、1-3月期業績は予想上回る
 米鉄道大手ユニオン・パシフィックが発表した1-3月期(第1四半期)決算は、利益と売上高が市場予想を上回った。

☆スペースXの「スターシップ」、打ち上げ直後に爆発
 米実業家イーロン・マスク氏率いる宇宙開発ベンチャー、スペースXの大型宇宙船「スターシップ」が20日、打ち上げから数分後に爆発した。初の試験飛行を無人で実施する計画だった。

☆米アマゾン、業界内の情報共有手段を開設 偽造品対策で
 米アマゾン・ドット・コムは20日、異なるオンライン店舗間での偽造品販売を防止することを目的とした業界内の情報共有手段である「Anti-Counterfeiting Exchange(ACX)」を開始すると発表した。

ダウ・ジョーンズ

◆オーバーナイト・ヘッドライン一覧(ロイター)

記録用2023/04/21(金)06:29

・バイデン氏、来週に再選出馬表明の可能性 動画で=関係筋
・FRB、信用収縮精査へ 5月会合で=クリーブランド連銀総裁
・中南米金融市場=ドル安反映し大半の通貨上昇
・米金融・債券市場=利回り低下、軟調な経済指標で
・NY外為市場=ドル下落、低調な指標が米景気後退懸念あおる
・米アルファベット、AI研究部門と傘下ディープマインドを統合へ
・キーウ市、ロシア大使館との土地賃貸契約を解除
・ロシア太平洋艦隊の演習終了、艦船は基地に帰還=国防省
・ロシア外相、キューバ訪問 中南米の同盟国との関係強化狙う
・米金利上昇、カナダドルにとり大きな懸念材料ではない=中銀総裁
・米国株式市場=下落、低調な決算受けテスラなどに売り
・原油先物2ドル安、景気後退懸念で
・ロシアのワグネル、テロ組織指定巡る決定まだ=米政府高官
・スーダンで戦闘継続、死者330人超に 約2万人が隣国に退避か
・インフレのさらなる持続的な改善を期待=米ダラス連銀総裁
・米仏首脳が電話会談、台湾やウクライナについて協議
・ボウマン理事「FRBはインフレ抑制に注力」、金利の道筋巡り言及せず
・ロシア外相、24日に国連事務総長と会談
・欧州株式市場=続落、低調な決算発表響く
・FRBにはまだ利上げ余地、引き締めは終盤=クリーブランド連銀総裁
・ロンドン株式市場=小幅反発、メルローズが買われる
・ドルはなお世界の基軸通貨=クリーブランド連銀総裁
・BUZZ-南アランド約1%高、米利上げ鈍化観測受けたドル安反映
・米財務長官、「適切な時期」に訪中の意向 米中関係は「緊張」
・FRB、緊急融資のより迅速な処理必要=ウォラー理事
・FRB、AIのリスク管理巡り銀行と定期的に協議=ウォラー理事
・バイデン氏、対中投資制限の大統領令に署名か 5月のG7前に=報道
・米新規失業保険申請、5000件増の24.5万件 労働市場の減速示唆
・バイデン氏、欧州委員長の最近の訪中など巡り協議 電話会談
・ユーロ圏金融・債券市場=利回り低下、前日には1カ月ぶり高水準
・米中古住宅販売、3月は2.4%減 住宅ローン金利上昇が影響
・EXCLUSIVE-独政府、23年のGDP予測を若干上方修正へ=関係筋
・米銀行システムは健全、政府は維持にあらゆる措置=財務長官
・米テスラ急落、目標株価下げ相次ぐ マスク氏が値下げ継続示唆で
・ロシア、第1四半期の輸出35%減 欧米の原油価格上限が一因=中銀
・ECBの過剰利上げ、引き締め過少とリスク同等=イタリア中銀総裁
・スペースXの大型宇宙船、初の打ち上げ試験実施 発射後に爆発
・米フィラデルフィア連銀業況指数、4月はマイナス31.3 約3年ぶり低水準
・米地銀、第1四半期に預金流出相次ぐ 金利収入頭打ちに
・ユーロ圏消費者信頼感指数、4月はマイナス17.5に上昇
・NATO事務総長、ウクライナ訪問 侵攻後初 加盟後押し強調
・ECB、物価見通し穏やかすぎると一部に懸念=議事要旨
・ECBの金融政策「まだ少し先ある」=ラガルド総裁
・台湾TSMC、第2四半期は最大16%の減収予想 在庫処理に苦慮

ロイター

◆TOP_NEWS_海外主要ニュース一覧(ロイター)

記録用2023/04/21(金)06:20

●ChatGPT-4による要約--------------------------------------

  • FRBには利上げの余地あり、金融引き締め終盤

  • 米新規失業保険申請、5000件増で24.5万件、労働市場減速示唆

  • スペースXのスターシップ、初打ち上げ試験で爆発

  • テスラ株急落、目標株価下げ相次ぎ、マスク氏が値下げ継続示唆

  • 米フィラデルフィア連銀業況指数、4月はマイナス31.3で約3年ぶり低水準

  • 米中古住宅販売、3月は2.4%減、住宅ローン金利上昇影響

  • ECB、物価見通し穏やかすぎると一部に懸念

  • イエレン財務長官、適切な時期に訪中意向

  • スーダン戦闘継続、死者330人超、約2万人が隣国退避

  • 米地銀、第1四半期に預金流出相次ぐ、金利収入頭打ち

●ChatGPT-4による要約ここまで----------------------------

●本文ここから------------------------------------------------

●FRBにはまだ利上げ余地、引き締めは終盤=クリーブランド連銀総裁
米クリーブランド地区連銀のメスター総裁は20日、米連邦準備理事会(FRB)にはまだ利上げの余地があると述べるとともに、昨年から行ってきた積極的な金融引き締めが終わりに近づいていることを指摘した。

●米新規失業保険申請、5000件増の24.5万件 労働市場の減速示唆
米労働省が20日発表した4月15日までの1週間の新規失業保険申請件数(季節調整済み)は前週から5000件増加し24万5000件となった。ロイターがまとめたエコノミスト予想(24万件)を上回り、労働市場が徐々に減速していることを示唆した。

●スペースXの大型宇宙船、初の打ち上げ試験実施 発射後に爆発
米実業家イーロン・マスク氏率いる宇宙企業スペースXは20日、開発中の大型宇宙船「スターシップ」の無人の打ち上げ試験を初めて実施した。テキサス州にある宇宙基地「スターベース」から打ち上げられたが、機体下部の「スーパーヘビー」と呼ばれるロケットブースターが設計通り分離せず、発射後4分足らずで上空で爆発した。

●米テスラ急落、目標株価下げ相次ぐ マスク氏が値下げ継続示唆で
20日の取引で米電気自動車(EV)大手テスラの株価が8%超急落し、時価総額約500ドルを消失する勢いとなっている。第1・四半期決算は値下げが重しとなり、粗利益率が約2年ぶりの水準に沈んだ上、イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)が値下げを継続する可能性を示唆したことが不安をあおった。

●米フィラデルフィア連銀業況指数、4月はマイナス31.3 約3年ぶり低水準
米フィラデルフィア地区連銀が20日発表した4月の製造業業況指数はマイナス31.3と、前月のマイナス23.2から低下し、約3年ぶりの低水準を付けた。予想はマイナス19.2だった。

●米中古住宅販売、3月は2.4%減 住宅ローン金利上昇が影響
全米リアルター協会(NAR)が20日に発表した3月の米中古住宅販売戸数(季節調整済み)は年率換算で前月比2.4%減の444万戸となり、2カ月ぶりに減った。ロイターがまとめた市場予想450万戸に届かなかった。住宅ローン金利が一時上昇に転じたことが購入希望者を敬遠させた可能性が高い。

●ECB、物価見通し穏やかすぎると一部に懸念=議事要旨
欧州中央銀行(ECB)が20日に公表した3月15─16日の理事会の議事要旨で、賃金、成長、インフレに関する新たなECBスタッフ予想について一部の政策担当者があまりにも穏やかなことに懸念を示していたことが分かった。

●米財務長官、「適切な時期」に訪中の意向 米中関係は「緊張」
イエレン米財務長官は20日、米中経済関係を責任を持って管理する基礎を築くため、新しい中国政府との実質的な対話を行うために「適切な時期」に中国を訪問したいと述べた。

●スーダンで戦闘継続、死者330人超に 約2万人が隣国に退避か
アフリカ北東部スーダンの正規軍と民兵組織「即応支援部隊(RSF)」の軍事衝突は20日も継続し、ではこれまでに330人超が死亡したとみられる。停戦合意が相次ぎ破られる中、数千人の市民が首都ハルツームを逃れ、西部ダルフールでは隣国チャドに退避する動きも続いている。

●米地銀、第1四半期に預金流出相次ぐ 金利収入頭打ちに
米地方銀行で2023年第1・四半期に預金残高が相次いで減ったことが分かった。銀行部門への信頼が揺らいだのを背景に、顧客がより大手の金融機関に乗り換えたり、マネーマーケットファンド(MMF)に資金を移したりする動きが響いた。

ロイター

◆NY株式市場クローズ


◆NY市場サマリー=ドル・株式下落、利回り低下(20日ロイター)

記録用2023/04/21(金)06:56

●ChatGPT-4による要約--------------------------------------

●ChatGPT-4による要約ここまで----------------------------

●本文ここから------------------------------------------------

ロイター

◆日経225先物(寄り前コメント)

記録用2023/04/21(金)08:13

●ChatGPT-4による要約--------------------------------------

  • 主要株価指数下落、テスラが9%超下落

  • 4月のフィラデルフィア連銀製造業景況指数、約3年ぶり低水準

  • ウィリアムズ総裁とメスター総裁、利上げ継続支持

  • S&P500業種別指数、食品・生活必需品小売等上昇、自動車部品等下落

  • シカゴ日経平均先物、大阪比45円安の2万8605円

  • 日経225先物、2万8500円水準で底堅

  • アメックス<AXP>、予想下回る決算で一時6%超下落

  • ラムリサーチ<LRCX>、1株利益予想上回り7%超上昇

  • VIX指数、17.17に上昇、7営業日ぶり反発

  • 日経225先物、2万8500円水準で底堅、2万8700円水準で上値重

  • ボリンジャーバンド、+1σが2万8400円支持線、2万8750円処抵抗線

  • 昨日のNT倍率、14.05倍に上昇

●ChatGPT-4による要約ここまで------------------------------

●本文ここから------------------------------------------------

株価指数先物【寄り前コメント】 2万8500円水準での底堅さは意識されやすく、押し目狙いのロング対応は継続

大阪6月限ナイトセッション
日経225先物 28600 -50 (-0.17%)
TOPIX先物 2036.0 -2.5 (-0.12%)
シカゴ日経平均先物 28605 -45
(注:ナイトセッション、CMEは大阪の日中終値比)

 20日の米国市場は、NYダウ、 S&P500、ナスダックの主要な株価指数が下落。前日の取引終了後に決算を発表したテスラ<TSLA>が9%を超す下落となり、主要企業の決算が本格化するなかで企業業績に対する不透明感が強まった。4月のフィラデルフィア連銀の製造業景況指数が約3年ぶりの低水準となり、予想以上に悪化したことが景気の減速懸念につながった。また、ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁が講演で、インフレを抑制するための利上げ継続を支持したほか、クリーブランド連銀のメスター総裁もあと1回の利上げを支持する考えを示し、米連邦準備理事会(FRB)の利上げが長期化するとの観測が重荷となった。S&P500業種別指数は食品・生活必需品小売、商業サービス・用品、耐久消費財・アパレルが上昇した一方で、自動車・同部品、電気通信サービス、銀行が下落。

 シカゴ日経平均先物(6月限)清算値は、大阪比45円安の2万8605円だった。日経225先物(6月限)のナイトセッションは、日中大阪比40円安の2万8610円で始まり、その後下げ幅を広げ、米国市場の取引開始時には2万8490円まで下落。売り一巡後は2万8500円水準での底堅さが見られ、中盤にかけて買い戻されて一時2万8680円とプラスに転じる場面も見られた。ただし、日中につけた2万8700円を捉えることができず、終盤にかけては持ち高調整の売りにより、2万8600円でナイトセッションの取引を終えた。

 日経225先物は、シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや利食い優勢の展開になりそうだ。テスラの下落影響は昨日の段階で織り込まれているほか、FRB高官らによる追加利上げを支持する発言も目新しさはなく、売り圧力が強まる流れとはならないだろう。そのため、引き続き2万8500円水準での底堅さは意識されやすく、押し目狙いのロング対応は継続したい。

 アメックス<AXP>は予想を下回る決算が嫌気され一時6%を超える下落を見せた後に1%安程度まで買い戻されたほか、ラムリサーチ<LRCX>は1株利益が予想を上回ったとして7%を超す上昇となった。来週にかけても主要企業の決算発表が続くため、実績や見通しを見極めたい投資家は多いと見られ、売り買いともに積極的な売買は手控えられるだろう。VIX指数は17.17に上昇し、7営業日ぶりに反発した。依然として下向きのトレンドは崩れておらず、リスク選好の流れは継続するものの、やや投資家心理を神経質にさせそうだ。

 日経225先物は2万8500円水準での底堅が見られる一方で、2万8700円水準での上値の重さが意識されてきた。オプション権利行使価格の2万8500円を中心とした保ち合いが想定されるため、ボリンジャーバンドの+1σが位置する2万8400円を支持線に、上値は権利行使価格の2万8750円処が抵抗線となる。ボリンジャーバンドの+2σは2万8980円辺りまで切り上がってきており、2万8500円水準での底堅い値動きが継続するようだと上へのバイアスは強まりやすいが、トレンドが強まるのは主要企業の決算を見極めてからになるだろう。

 なお、昨日のNT倍率は先物中心限月で14.05倍に上昇し、支持線として意識されている25日移動平均線水準からの反発となった。米国では金融セクターの弱さが目立ったほか、為替市場では1ドル=134円10銭台と前日からやや円高に振れて推移するなか、若干ながらNTロングによるスプレッド狙いが入りやすいと考えられる。

株探ニュース

◆米国株式市場(SMBC日興証券)

2023/04/20(木)の米国株式市場(SMBC日興証券)

◆NY市場マーケットコメント(SBI)

2023/04/20(木)のNY市場マーケットコメント(SBI)

◆東京株式市場クローズ 

記録用2023/04/21(金)


◆〔マーケットアイ〕株式:日経平均・日足は「小陰線」、過熱感はやや後退(ロイター)

記録用2023/04/21(金)15:38

●ChatGPT-4による要約--------------------------------------

  • 日経平均は小陰線、過熱感がやや後退

  • 新興株マザーズが反落、利益確定売り、新規IPO銘柄に売り

  • 後場の日経平均は小幅安、米景気先行き懸念がくすぶる

  • 前場の日経平均は小反落、年初来高値更新も短期的過熱感

  • 半導体関連株が堅調、日経平均がプラスに転換し年初来高値を更新

  • 日経平均は小反落で寄り付く、米業績懸念が重し

●ChatGPT-4による要約ここまで----------------------------

●本文ここから------------------------------------------------

[東京 21日 ロイター] -

<15:30>  日経平均・日足は「小陰線」、過熱感はやや後退

日経平均・日足は上に長く下に短いヒゲを伴う、「上影陰線」の形状に近い「小陰線」となった。終値は2万8564円37銭だった。

25日移動平均線(2万7913円06銭=21日)との乖離(かいり)率は2.33%となり、「過熱感はやや後退している」(国内証券・ストラテジスト)との意見が聞かれる。主要な短期の移動平均線が上を向いていることから、目先は底堅い展開が見込まれるものの、「悪材料が出ると下落しやすく注意が必要」(同)という。


<15:07> 新興株はマザーズが反落、利益確定 新規IPO銘柄に売り

新興株式市場は、マザーズ総合が前営業日比1.74%安の752.88ポイントと反落した。マザーズは10日以降上昇基調が続いていたため、利益確定売りが優勢となった。特に新規IPO銘柄の下げが目立った。東証グロース市場指数は同1.86%安の957.79ポイントだった。

個別では、QDレーザ<6613.T>が売買代金を伴って大幅下落した。ヘッドウォータース<4011.T>、ジェノバ<5570.T>も軟調に推移した。
一方、Arent<5254.T>が商いを伴って買われたほか、ジャパン・ティッシュエンジニアリング<7774.T>、ファンデリー<3137.T>が堅調だった。


<13:24> 後場の日経平均は小幅安で小動き、米景気先行き懸念くすぶる

後場に入り、日経平均は小幅安の水準で小動きの展開となっている。前場引け時点よりやや下げ幅を広げ、前営業日比約80円安の2万8500円台後半で推移している。指数寄与度の大きい銘柄の一角が軟調で、指数を押し下げている一方、半導体関連株は引き続き堅調。業種別では、後場に電気・ガスが上げ幅を拡大しているが、銀行、保険などがじり安となっている。

日本株は底堅さがみられるものの、「米景気の減速懸念がくすぶっている上、英国や日本でもインフレの伸びが収まらない中、景気の先行きに対する警戒感もある」(国内証券・アナリスト)という。日経平均が上値を追うには、好材料が必要との見方が聞かれた。


<11:45> 前場の日経平均は小反落、年初来高値更新し短期的過熱感 

前場の東京株式市場で日経平均は、前営業日比19円33銭安の2万8638円24銭と、小幅に反落した。米景気懸念がくすぶる中、短期的な過熱感から利益確定売りが強まった。一方、半導体関連株がしっかりと推移し指数の押し上げに寄与。取引時間中の年初来高値を更新する場面もあった。

日経平均は67円安で寄り付いた後、いったん107円安まで下げを深めた。米国で低調な企業決算が嫌気され株安となった流れを嫌気して売りが先行した。米フィラデルフィア地区連銀が20日発表した4月の製造業業況指数がマイナス31.3と約3年ぶりの低水準を付け、米景気懸念が重しになった。

売り一巡後は切り返し、プラスに浮上。ディスコ<6146.T>の好決算を受けた連れ高や政策期待が後押しとなって、半導体関連株が総じて堅調に推移して指数を押し上げた。一時120円高の2万8778円37銭に上昇し、3月9日につけた取引時間中の年初来高値を更新した。ただ、上昇の勢いは長続きせず、日経平均は再び小幅マイナスに押し返された。
 
市場では「昨年来、2万8000円台後半で何度も上値を抑えられており、壁になっている。過熱感もあり、年初来高値を取ったことでいったんスピード調整」(三菱UFJ国際投信の石金淳チーフストラテジスト)との声が出ていた。

一方、国内経済再開(リオープン)への期待感や東証による低PBR企業への改善要請、米著名投資家バフェット氏の強気な見方、海外勢の見直し買いへの思惑もあり「下値を徐々に切り上げていくのではないか」(石金氏)との見方も聞かれた。

TOPIXは0.06%安の2038.45ポイントで午前の取引を終了した。東証プライム市場の売買代金は1兆2898億3900万円だった。東証33業種では、値上がりは機械や電気・ガス、金属製品など16業種で、値下がりは銀行や鉱業、保険など17業種だった。

みずほFG<8411.T>や第一生命HLDG<8750.T>は軟調。INPEX<1605.T>はさえなかった。一方、東京エレクトロン<8035.T>やアドバンテスト<6857.T>がしっかり。東証プライム市場に新規上場した楽天銀行<5838.T>の初値は公開価格を32.5%上回る1856円となった。その後、初値を上回る1949円で前場の取引を終えた。

東証プライム市場の騰落数は、値上がりが953銘柄(51%)、値下がりは742銘柄(40%)、変わらずは140銘柄(7%)だった。 



<10:20> 日経平均はプラス転換、年初来高値を更新 半導体関連が堅調

日経平均はプラスに転換し、3月9日につけた取引時間中の年初来高値を更新した。一時前営業日比で一時120円高の2万8778円37銭に上昇した。

半導体関連株が堅調に推移し、指数に寄与。東京エレクトロン<8035.T>、アドバンテスト<6857.T>、信越化学工業<4063.T>、SCREENホールディングス<7735.T>が寄与度の上位に並んでおり、4銘柄で日経平均を80円程度押し上げている。

市場では「ディスコ<6146.T>の好決算への連れ高に加え、政策期待も引き続き追い風になっている」(国内証券のストラテジスト)との声が聞かれる。前日には岸田文雄首相が、日本に投資・人材を呼び込むため、半導体など戦略物資の供給網強化に関する行動計画を月内に公表すると表明したことが伝わり、半導体関連は堅調だった。

一方、ファーストリテイリング<9983.T>、ソフトバンクグループ<9984.T>は軟調で、指数を70円程度、押し下げている。


<09:10> 日経平均は小反落で寄り付く、米業績懸念が重し

寄り付きの東京株式市場で日経平均は、前営業日比67円02銭安の2万8590円55銭と、小幅に反落した。その後もやや下げ幅を広げている。米国で低調な企業決算が嫌気され株安となった流れを引き継ぎ、売りが先行した。


<08:32> 寄り前の板状況、トヨタは売り買い拮抗・ファストリは売り優勢

市場関係者によると、寄り前の板状況は、トヨタ自動車<7203.T>、NTT<9432.T>、信越化学工業 <4063.T>は売り買い拮抗。ソニーグループ<6758.T>、キーエンス<6861.T>、リクルートホールディングス<6098.T>は売り優勢。

指数寄与度の大きい東京エレクトロン<8035.T>、ファーストリテイリング<9983.T>は売り優勢。

メガバンクでは、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>、三井住友フィナンシャルグループ<8316.T>、みずほフィナンシャルグループ<8411.T>が売り優勢となっている。

ロイター



◆今日の国内市況(株式、債券、為替市場)(ブルームバーグ)

記録用2023/04/21(金)15:44

●ChatGPT-4による要約--------------------------------------

  • 日本株小幅安:米景気懸念、車や銀行株下落、半導体関連見直し買い

    • TOPIX終値:前日比4.67ポイント安の2035.06

    • 日経平均株価:93円20銭安の2万8564円37銭

    • 楽天銀行株新規上場、他銀行株安

    • 半導体関連株:見直し買い入る

  • 債券上昇:米金利低下、日銀オペ無難通過、超長期債反発

    • 長期国債先物6月物終値:前日比23銭高の147円71銭

    • 新発10年債利回り:前日比1bp低い0.46%

    • 新発20年債利回り:一時1bp低い1.115%

  • ドル・円下落:米景気懸念、133円台後半、日本CPI円高圧力

    • ドル・円:前日比0.4%安の133円77銭

    • 円:主要10通貨全てに対して上昇、対オーストラリアドルで一時0.9%高

●ChatGPT-4による要約ここまで------------------------------

●本文ここから------------------------------------------------

●日本株は小幅安、米景気懸念-車や銀行下落、半導体関連は見直し買い

  東京株式相場は小幅に下落。雇用や製造業などの米経済指標が景気の悪化を示し、投資家の買い意欲が後退した。外国為替相場での円相場の強含みに加え、米電気自動車(EV)メーカーのテスラの株安を受けて自動車株に売りが出た。銀行や保険、証券など金融株も安かった。

  一方、半導体の受託生産世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)が通期設備投資予想を据え置き、需要減速の懸念が出ていた半導体関連には見直し買いが入った。

・TOPIXの終値は前日比4.67ポイント(0.2%)安の2035.06
・日経平均株価は93円20銭(0.3%)安の2万8564円37銭

東海東京調査センターの仙石誠シニアエクイティマーケットアナリスト
・自動車株が安かったのはテスラの影響と円高だろう。テスラが値下げをして市場シェアを取りにいっており、EVの後発組に対して警戒感が漂っている
・きょう新規上場した楽天銀行株に買いが集まったのに対し、他の銀行株が安かったのはネット銀行に資金が流れた可能性がある
・一方で、ディスコなど半導体関連株には見直し買いが入った

東証33業種
・下落率上位    銀行、保険、鉱業、精密機器
・上昇率上位    電気・ガス、機械、食料品、化学


●債券は上昇、米金利低下や日銀オペ無難通過で安心感-超長期債が反発

  債券相場は上昇。労働市場や製造業の景況感悪化から米国の長期金利が低下したことに加え、日本銀行の定例国債買い入れオペを無難に通過したことで買い安心感が広がった。前日に20年国債入札の低調で下落した超長期債が堅調となったことも相場にプラスとなった。

  三菱UFJ国際投信債券運用部の小口正之氏は「このところ海外金利が上昇してもあまり売られない雰囲気になっていたが、きょうは海外金利の低下や日銀買い入れオペでしっかり」との見方を示した。

  日銀の政策修正がいつあるかという点でややちゅうちょする面はあるものの、「今年度は円債回帰がテーマになりつつあり、多少は買わないとまずいのではないかという雰囲気になっている」と言う。

・長期国債先物6月物の終値は前日比23銭高の147円71銭。買い先行で取引を開始し、午後の取引で一時147円77銭まで上昇した
・新発10年債利回りは前日比1ベーシスポイント(bp)低い0.46%
・新発20年債利回りは一時1bp低い1.115%


●ドル・円下落、米景気懸念で133円台後半-日本のCPIも円高圧力に

  東京外国為替市場ではドル・円相場が1ドル=133円台後半に下落した。米国の景気減速懸念から米金利が低下し、日米金利差縮小を意識したドル売り・円買いが先行。日本銀行の金融政策決定会合を1週間後に控えて、全国消費者物価指数(CPI)が強めだったことや、米中関係のさらなる悪化を警戒したリスク回避の動きも円高圧力となった。

・ドル・円は午後3時13分現在、前日比0.4%安の133円77銭。134円29銭を高値に一時133円70銭まで下落
・円は主要10通貨全てに対して上昇、対オーストラリアドルで一時0.9%高

  クレディ・アグリコル銀行資本市場本部の斎藤裕司シニア・アドバイザーは、前日発表された米経済指標が悪かったことに加えて「対中投資抑制の話でリスクオフのドル買い、円買い、豪ドル売り」になったと説明。ドル・円については、生鮮食品とエネルギーを除いた「コアコアCPIの伸びが加速したことで、日銀による早期の政策修正期待も出て円買いになりやすかった面もある」と話した。

ブルームバーグ

◆今日の日本株市場(SMBC日興証券)

記録用2023/04/21(金)

2023/04/21(金)の日本株市場(SMBC日興証券)

◆日経225先物(引け後コメント)

記録用2023/04/21(金)18:30

●ChatGPT-4による要約--------------------------------------

  • 株価指数先物、日経225先物:前日比90円安の28,560円で終了

  • TOPIX先物:前日比4.5ポイント安の2,034.0ポイントで終了

  • 底堅さ:2万8500円水準

  • 売り先行もハイテク株が物色され買いが入る

  • 主要企業の決算控え、積極的な売買は手控えられる

  • オプション権利行使価格のレンジ:2万8375円~2万8750円

  • ボリンジャーバンド:押し目狙いのスタンス継続

  • NT倍率:14.04倍で若干低下、25日移動平均線水準を支持線としたトレンド継続

  • 決算発表予定の指数インパクトの大きい株:アドバンテスト、ファナック

  • 日経225先物、TOPIX先物の手口:売り越しと買い越しの銘柄あり

●ChatGPT-4による要約ここまで------------------------------

●本文ここから------------------------------------------------

株価指数先物【引け後コメント】 2万8500円処での底堅さが意識されるが、主要企業の決算を控えて積極的な売買は手控えられる

大阪6月限
日経225先物 28560 -90 (-0.31%)
TOPIX先物 2034.0 -4.5 (-0.22%)

 日経225先物(6月限)は前日比90円安の2万8560円で取引を終了。寄り付きは2万8560円と、シカゴ日経平均先物清算値(2万8605円)を下回り、売り先行で始まった。売り一巡後は米ラムリサーチ<LRCX>の大幅上昇を受けた東京エレクトロン <8035> [東証P]など指数インパクトの大きい値がさハイテク株が指数をけん引し、前場中盤にかけて2万8780円まで買われた。日経平均株価が3月9日に付けた高値を更新したことが目先的な達成感につながり、前場中盤以降は持ち高調整もあって、2万8600円~2万8680円辺りで保ち合いを継続。後場半ばにはレンジを切り下げ、一時2万8520円まで売られた。ただし、引き続き2万8500円近辺では押し目狙いのロングが見られ、寄り付き水準まで下げ幅を縮めて終えた。

 日経225先物は売り先行で始まったものの、ラムリサーチのほか、ディスコ <6146> [東証P]が14%を超す上昇となるなか、ハイテク株が物色されており、日経平均型の買いにつながったようだ。また、日経平均株価の3月9日高値への接近に伴い、高値更新からの一段高を狙ったロングも入ったとみられる。

 ただし、来週も日米ともに主要企業の決算を控えるなかで様子見姿勢は強く、商いは膨らみづらいため、上値追いのロングは限られたようである。半面、目先的な達成感から利食いは入りやすかったが、2万8500円水準では底堅さが見られ、ショートを仕掛けてくる流れにもなりづらかった。今週は概ね2万8500円を中心としたオプション権利行使価格の3万83755円~2万8750円辺りでのレンジ推移だった。

 ボリンジャーバンドの+1σは2万8460円まで切り上がっており、同水準での押し目狙いのスタンスを継続。この水準を下回り、2万8400円辺りまで下げる場面があると、パラボリックでは陰転シグナルを発生させてくるため、投資家心理を神経質にさせる可能性はある。一方で、ボリンジャーバンドの+2σは2万9020円まで上昇し、上値のターゲットが切り上がっており、ショートに傾けるのは避けておきたい。

 NT倍率は先物中心限月で14.04倍と若干低下したが、25日移動平均線水準を支持線としたトレンドは継続している。来週にはアドバンテスト <6857> [東証P]、ファナック <6954> [東証P]など指数インパクトの大きい値がさ株の決算発表が予定されていることもあり、決算評価となれば200日線が位置する14.10倍辺りを意識したNTロングが入りやすいだろう。

 手口面では、日経225先物はフィリップが500枚、ゴールドマンが420枚、野村が330枚、BofAが300枚程度の売り越しに対して、JPモルガンが820枚、ソジェンが410枚程度の買い越しだった。TOPIX先物はJPモルガンが1330枚、ABNアムロが680枚、三菱UFJが440枚程度の売り越しに対して、HSBCが1220枚、BofAが390枚、UBSが380枚、ソジェンが340枚程度の買い越しだった。

株探ニュース

◆海外ヘッドライン一覧(ロイター)

記録用2023/04/21(金)20:35

・ノルウェー年金基金、第1四半期運用収益率5.9% 株高が寄与
・キャッシュファンドから8週ぶり資金流出、株式・金も=BofA
・FRB、中堅銀行の損失開示で抜け穴ふさぎ検討=WSJ
・クレディSファンド、3月に過去最大の資金流出=モーニングスター
・VW、第1四半期の納車台数7.5%増 中国は不振
・中東最大の決済会社巡り買収合戦、加ブルックフィールドが対抗買収案
・ラーブ英副首相が辞任、いじめ問題で調査
・ECB、フォワードガイダンスは当面再開せず=副総裁
・ツイッター、「政府出資メディア」ラベル削除 中国でも
・クレディAT1債保有者、無価値化巡りスイス当局を提訴

・ユーロ圏総合PMI、4月速報11カ月ぶり高水準 サービスと製造で明暗
・独総合PMI、4月は53.9に上昇 サービス業が好調
・英総合PMI、4月速報53.9と予想超え 1年ぶり高水準
・仏サービスPMI、4月速報56.3に上昇 年金改革デモの影響受けず

・〔アングル〕米株見通し複雑に、テクニカルとファンダメンタルズで強弱交錯
・〔アングル〕ドイツ車、中国市場で劣勢 EVが変えた業界勢力図
・〔アングル〕日本株「割安のわな」脱却へ、海外勢が注目する東証の圧力
・〔アングル〕中国企業の欧州上場制度、流動性伸びず裁定取引のえじきに
・〔ロイター調査〕韓国、第1四半期は景気後退回避か

・海外勢の中国債保有、3月に増加 資本流入継続へ=外為管理局
・中国「断固反対」、岸田首相が靖国神社に供物奉納
・今年の中国GDP予想、大手金融機関の上方修正相次ぐ
・英小売売上高、3月は予想以上の落ち込み 天候不順で客足鈍る
・欧州銀株の空売り、4月は一転10億ドルの損失 危機収束で
・BUZZ-南アランド軟調、米利上げ観測がドル支援
・クレディAT1債保有者、無価値化巡りスイス当局を提訴=FT
・米ツイッター、認証バッジ削除開始 ビヨンセやトランプ氏も対象
・バイデン氏、フィリピン大統領と5月1日にホワイトハウスで会談
・海外勢の中国債保有、3月に増加 資本流入継続へ=外為管理局
・韓国輸出、4月1─20日は前年比11.0%減=税関

・中国の空母遼寧、西太平洋の一部海域で軍事訓練実施=国営メディア
・マクドナルド中国部門、カーライルが新たな投資家模索=BBG
・WHO、南ア・ケープタウンのワクチン技術移転拠点を開業
・中国EV大手BYD、チリに電池材工場を建設へ 2.9億ドル規模
・中国リチウム輸出、第1四半期は前年比+72% 電池向け需要増
・銅は向こう10年需要超過、新鉱山開発なければエネルギー移行に打撃

・スーダン準軍事組織、72時間の停戦合意を発表 正規軍は反応なし
・チリ大統領、リチウム産業の国有化発表
・国連のアフガン特使会議、タリバン承認は焦点でない=副報道官
・中国衣料品通販シーイン、ブラジルに1.5億ドル投資へ
・独、ポーランド・スロバキアへのパトリオット配備年内に終了
・カナダ、VWの新電池工場誘致で巨額の公的支援決定=政府筋
・テスラ、米国で一転値上げ
・米下院共和党、議長の債務上限引き上げ案巡り溝も
・ブラジル財務相、電子商取引企業からの商品出荷に「デジタル税」提案

・バリューアクト、セブン&アイ井阪社長を名指しで批判 退任に圧力
・中国は長らく「障壁」に、途上国債務問題で=イエレン米財務長官
・ハンガリー、ウクライナ産はちみつなど禁輸拡大 EUに支援要請

・英外相が太平洋歴訪中断、スーダン危機対応で帰国へ
・原油先物は続落、米景気後退や需要減退を懸念
・半導体製造装置のラムとASML、中国向け販売が今年大幅増加へ
・スーダン首都で激しい砲撃、軍とRSFの停戦案受け入れ不透明
・シドニー外為・債券市場=豪ドル堅調、NZドルはインフレ統計後の軟調続く
・アマゾン、事務用品オンラインストアを欧州や世界各地で拡大へ
・世銀は数カ月内に一段の改革を、地方当局への融資など=米財務長官
・台湾海峡の両岸ともに中国に属する=中国外相
・EU独禁法当局が高級品業界を調査、グッチなど家宅捜索
・バイデン氏、フィリピン大統領と5月1日にホワイトハウスで会談

・ステランティス、合成燃料を既存28車種で試験中
・穀物輸出合意、ロシアの懸念対処に何も行われず=外相
・仏LVMH、パリ五輪スポンサー契約で交渉中 調印は未定=CEO
・広島サミットは核軍縮演説の歴史的機会、米大統領に元高官ら書簡
・ウクライナ大統領、メキシコ議会で演説 和平への貢献訴え
・デサンティス知事が日韓など外遊へ、岸田首相や林外相と会談予定
・米18州の司法長官、盗難多発の現代・起亜車のリコール要請
・2%物価目標、直ちに変更の必要ない=米フィラデルフィア連銀総裁
・FRBの利上げ終了近い=米フィラデルフィア地区連銀総裁
・中南米・カリブの23年GDPは1.2%増に、国連委が下方修正
・インド中銀、追加利上げの可能性にらむ=4月MPC議事要旨
・FRB、幾らかの追加引き締め必要=フィラデルフィア連銀総裁

・米下院の対中特別委、台湾有事の机上演習実施 「徹底武装」訴え
・FRB、幾らかの追加引き締め必要=フィラデルフィア連銀総裁
・AT&Tの第1四半期、売上高が予想下回る 株価大幅安
・PAHO、武田薬品のデング熱ワクチン発注に向け予備交渉
・スペースXの大型ロケット、初の打ち上げ試験 発射後に爆発
・米仏首脳が電話会談、声明は台湾部分で相違も
・韓国PPI、3月は前年比+3.3% 25カ月ぶりの低い伸び

・G7の非核化要求は「内政干渉」、主権侵害なら強力な措置=北朝鮮
・米アメックス、第1四半期は利益予想下回る 引当金積み増し
・米バズフィードがニュース部門を閉鎖、15%の人員削減へ
・UBSのクレディ救済合併後の展開に注目=ブラックロック副会長

・米テスラ急落、マスク氏が値下げ継続示唆 他の自動車株にも売り
・バイデン氏、来週に再選出馬表明の可能性 25日にも=関係筋
・アルゼンチン中銀が3%の大幅利上げ、政策金利を81%に
・米FRB、インフレ抑制の取り組み継続の必要=ボウマン理事
・ブラックストーン、第1四半期利益は36%減 不動産市況の低迷受け
・北朝鮮、核兵器保有国の地位は否定できない事実=KCNA

ロイター


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