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2023/04/28(金)=欧州株、銀行部門への懸念和らぎ3日ぶり反発/メタ好決算でナスダック大幅上昇、他米株指数大幅上昇/日銀YCC修正見送り報道受け、日経平均も年初来高値更新/日経225先物は前日比430円高の2万8870円で日中取引終了

◆まとめ

  • 米国実質GDP伸び減速も、コアPCE価格指数上昇

  • 銀行部門への懸念和らぎ、欧州株、3日ぶり反発

  • 英株続落、コモディティ関連株が売られる

  • 欧州のピーク金利見通しは9月までに3.78%(ECB)、英国は4.96%(BOE)

  • ドイツ10年債利回りは4月14日以降で最も上昇(価格は下落)、米PCEとコア指数の伸びが加速したことに反応か

  • 米10年債利回り大幅上昇、インフレ持続示唆

  • 米株式急反発、メタ・プラットフォームズ好決算でナスダック大幅上昇

  • 日経平均株価は398円76銭(1.4%)高の2万8856円44銭-年初来高値を更新

  • 日経平均しっかり、日銀YCC修正見送り報道受け

  • 日経225先物は前日比430円高の2万8870円で取引終了

  • 日銀会合後、政策変更なしと受け止められ、ショートポジションが圧縮

  • 米PCEコア価格、根強いインフレ示唆、5月FOMCで利上げの論拠強まる


◆日経225先物ミニ6月限の今日の値動き(10分足チャート)

2023/04/27(木)[前営業日]16:30~2023/04/28(金)[本日]15:15

日経225先物ミニ6月限10分足2023/04/27(木)[前営業日]16:30~2023/04/28(金)[本日]15:15まで

◆日経225先物ミニ6月限(日足チャート)

2023/04/28(金)[本日]15:15までの6ヵ月分

日経225先物ミニ6月限日足2022/10/28[6ヵ月前]16:30~2023/04/28(金)[本日]15:15まで

◆2023/04/27(木)[前営業日]の経済指標結果

2023/04/27(木)[前営業日]の経済指標結果

◆2023/04/28(金)[本日]の経済イベント予定

2023/04/28(金)[本日]の経済イベント予定 1
2023/04/28(金)[本日]の経済イベント予定 2

▶[NEWS]米GDP、1-3月期は1.1%増 伸び鈍化(ダウ・ジョーンズ)

2023/04/27(木)[前営業日]23:23

●ChatGPT-4による要約--------------------------------------

  • 米国1-3月期GDPは1.1%増、市場予想の2.0%増に届かず

  • 高インフレ、金利上昇、銀行不安が影響

  • 個人消費は堅調だが、企業設備投資は伸び悩み、住宅投資は減少

  • 経済成長の鈍化が続くとの予想で、リセッションの可能性も指摘

  • 銀行不安を受けて融資基準が厳しくなり、景気への影響が注目される

  • エコノミストは消費者が持ちこたえているが、信用収縮の影響が今後顕在化するとの見通し

●ChatGPT-4による要約ここまで----------------------------

●本文ここから------------------------------------------------

米GDP、1-3月期は1.1%増 伸び鈍化

 米商務省が27日発表した1-3月期の実質国内総生産(GDP、季節調整済み)速報値は前期比年率換算で1.1%増だった。高インフレや金利上昇、銀行不安などが影を落とした。
 市場予想は2.0%増。2022年10-12月期は2.6%増だった。
 堅調な個人消費が1-3月期の成長を支える一方、企業の設備投資は伸び悩み、住宅投資は減少した。
 エコノミストの多くは経済成長は鈍化が続くと予想しており、年内にリセッション(景気後退)に陥るとの見方もある。アナリストらは、最近の中堅銀行2行の経営破綻に伴う銀行不安を受けて企業や家計への融資基準が厳しくなり、景気の重しになるかどうかを注視している。
 TD証券のエコノミスト、ジャン・グローエン氏は、インフレと米連邦準備制度理事会(FRB)による極めて積極的な金融引き締めにもかかわらず、「消費者はよく持ちこたえている」とした上で、信用収縮の影響が今後顕在化してくるとの見通しを示した。

ダウ・ジョーンズ

◆欧州市場サマリー(27日ロイター)

2023/04/28(金)[本日]03:31

●ChatGPT-4による要約--------------------------------------

  • ロンドン株式市場:続落、コモディティ関連株が売られる

  • バークレイズ:5.3%高、2023年第1四半期の利益が予想を上回る

  • FTSE350種銀行株指数:1.02%上昇、FTSE250種指数:0.21%高

  • FTSE350種石油・ガス株指数、貴金属株指数:それぞれ1.50%、1.02%下落

  • 投資家:金融引き締めの影響と5月の金融政策決定に注目

  • 欧州株式市場:3日ぶり反発、銀行部門の健全性に対する懸念和らぐ

  • シムコープ:38.3%上昇、ドイツ取引所の買収提案受け

  • STOXX欧州600種銀行株指数:1.09%上昇

  • ドイツ銀行:2.5%高、2023年第1四半期決算で増益幅が予想を上回る

  • バークレイズ:5.3%上昇、第1四半期決算で利益が予想を上回る

  • ユーロ圏債券:国債利回り上昇、来週のECB理事会の利上げ幅に注目

  • ユーロ圏第1四半期GDP成長率など発表予定

  • ECB利上げ確率:0.25%ポイントが70%、0.50%ポイントが30%

  • フランス、スペイン、ドイツのインフレ統計も発表予定

  • ドイツ10年債利回り:6ベーシスポイント上昇の2.45%

●ChatGPT-4による要約ここまで----------------------------

●本文ここから------------------------------------------------

[27日 ロイター]
<ロンドン株式市場> 続落して取引を終えた。コモディティー(商品)関連株が売られたのが相場の重しとなった。ただ、堅調な決算を発表した英銀大手のバークレイズが大幅上昇したため、相場全体の下げ幅は限られた。バークレイズは5.3%高。米国でのクレジットカード事業に支えられ、2023年第1・四半期の利益が予想を上回ったことが好感された。FTSE350種銀行株指数は1.02%上げた。中型株で構成するFTSE250種指数は0.21%高。一方、商品価格の値下がりを受けてFTSE350種石油・ガス株指数、貴金属株指数はそれぞれ1.50%、1.02%下落した。市場参加者は今週、警戒感を強めており、投資家は金融引き締めが企業の業績や見通しに及ぼす影響の手掛かりを探っている。また投資家は、5月の主要中央銀行の金融政策決定を待っている。資産運用会社セント・ジェームス・プレイス(SJP)は3.7%安。厳しい経済環境の中で四半期の純資金流入が予想を下回ったことが嫌気された。エネルギー会社のカプリコーン・エネジーは10.3%と大幅下落。通期で1億6000万ドルの営業損失を計上したことから売りが膨らんだ。英日用品のユニリーバは1.4%高。大幅な商品値上げにもかかわらず、販売数量は小幅な減少にとどまり、四半期決算で売上高が予想を上回ったことが材料視された。


<欧州株式市場> 3日ぶりに反発して取引を終えた。ドイツ銀行と英金融大手バークレイズなどの決算内容が堅調だったのを背景に、銀行部門の健全性に対する懸念が和らいだ。ドイツ取引所の買収提案を受けたデンマークのソフトウエア企業シムコープが急騰したことも相場を押し上げた。シムコープは38.3%上げ、ドイツ取引所が39億ユーロ(43億1000万ドル)の買収案を示したことが材料視された。一方、ドイツ取引所は7.7%下落。STOXX欧州600種銀行株指数は1.09%上昇した。ドイツ銀行が2.5%高。2023年第1・四半期決算で投資銀行部門の収入は不振だったが、金利上昇による利益増加が補い、増益幅が予想を上回ったことが材料視された。バークレイズは5.3%上昇。第1・四半期決算でクレジットカード事業が好調だったことで他の主要部門の低迷をカバーし、利益が予想を上回ったことが好感された。工業株指数は1.30%上げた。スウェーデンのエンジニアリング会社アトラス・コプコが14.5%と急伸した。


<ユーロ圏債券>域内国債利回りが上昇した。来週の欧州中央銀行(ECB)理事会での利上げ幅に対する関心が高まる中、28日に発表されるユーロ圏の第1・四半期国内総生産(GDP)成長率などが注目されている。リフィニティブによると、短期金融市場が織り込む、ECBが来週0.25%ポイントの利上げを決定する確率は70%、0.50%ポイントの利上げの確率は30%となっている。23年11月のESTR先物は3.65%で、ECBの預金ファシリティー金利が3.75%程度でピークに達することを示唆した。28日にはフランス、スペイン、ドイツのインフレ統計も発表される予定。欧州連合(EU)欧州委員会が27日発表した4月のユーロ圏景況感指数は99.3と、前月からほぼ横ばいだった。ドイツ10年債利回りは6ベーシスポイント(bp)上昇の2.45%だった。

ロイター

◆欧州市況=株は小幅反発、バークレイズなど銀行株高い-独債下落(ブルームバーグ)

2023/04/28(金)[本日]03:05

●ChatGPT-4による要約--------------------------------------

  • 欧州株:小幅反発、投資家は企業決算で高インフレや金利上昇の影響を探る

  • ストックス欧州600指数:0.2%高、銀行株が特に上昇

  • バークレイズ:債券トレーディング収入増加で大幅高

  • ドイツ銀行:人員削減計画と増収率目標超え意向が好感されて高い

  • ドイツ債:下落、10年債利回りが4月14日以降で最も上昇

  • トレーダー:来週のECB会合で31bp、6月会合までに合計52bpの利上げ見込み

  • ピーク金利見通し:9月までに3.78%(ECB)、英中央銀行は4.96%(2bp上昇)

●ChatGPT-4による要約ここまで----------------------------

●本文ここから------------------------------------------------

【欧州市況】株は小幅反発、バークレイズなど銀行株高い-独債下落

  27日の欧州株は小幅反発。投資家は根強い高インフレや金利上昇がもたらす影響を探る手掛かりを企業決算に求めた。

  ストックス欧州600指数は0.2%高。前日までは3日続落だった。この日は銀行株が特に上昇した。決算が強材料となり、英銀バークレイズは大幅高となった。同行の債券トレーディング収入は予想に反して増加した。ドイツ銀行も高い。追加の人員削減計画を示したほか、2025年までの増収率目標を超えることを目指す意向を示したことも好感された。

  欧州債市場ではドイツ債が下落。10年債利回りは4月14日以降で最も上昇した。米国で発表された1-3月(第1四半期)の個人消費支出(PCE)価格指数で食品とエネルギーを除くコア指数の伸びが加速したことに反応した。英国債は中期債中心に下落した。

  トレーダーは来週の欧州中央銀行(ECB)会合では31ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)、6月会合までで合計52bpの利上げを見込む。ピーク金利見通しは9月までに3.78%となっている。イングランド銀行(英中央銀行)のピーク金利は2bp上昇して4.96%が織り込まれている。

4月27日の欧州マーケット概観(表はロンドン午後6時現在)
債券                                   直近利回り             前営業日比
独国債2年物                              2.83%                      +0.05
独国債10年物                            2.46%                      +0.06
英国債10年物                            3.79%                      +0.07

原題:European Stocks Muted on Earnings After Sharpest Drop in a Month

Bunds Fall on Faster US PCE Before German CPI: End-of-Day Curves

ブルームバーグ

◆主な要人発言(OANDA証券)

2023/04/28(金)[本日]05:10

27日20:09 トルコ中銀声明
「現在の政策金利は適切」
「地震の影響を注視している」
「地震の地域は予想よりも早く回復している」

※時間は日本時間


◆日経225先物:28日夜間取引終値=300円高、2万8740円

2023/04/28(金)[本日]06:03

日経225先物:28日夜間取引終値=300円高、2万8740円

 28日6時00分、大阪取引所の日経225先物期近2023年6月限は前日比300円高の2万8740円で夜間取引を終えた。日経平均株価の現物終値2万8457.68円に対しては282.32円高。出来高は1万8463枚だった。
 TOPIX先物期近は2055ポイントと前日比25ポイント高、TOPIX現物終値比22.49ポイント高だった。

銘柄       清算値(終値) 前日清算値比   出来高
日経225先物        28740     +300    18463
日経225mini        28740     +300   302150
TOPIX先物         2055      +25    16826
JPX日経400先物      18490     +215    2393
マザーズ指数先物      739      +10    1197
東証REIT指数先物  売買不成立

株探ニュース

◆今朝の5本(ブルームバーグ)

2023/04/28(金)[本日]06:01

●ChatGPT-4による要約--------------------------------------

  • 米GDP減速、市場予想を下回る

  • 三井住友銀行、米ジェフリーズの経済持ち分引き上げへ

  • クレディ・スイス、従業員の繰り延べ賞与の価値がゼロに

  • ドイツ、対中輸出制限協議中

  • FRB議長、いたずら電話によるウクライナ大統領との会話に参加

●ChatGPT-4による要約ここまで----------------------------

●本文ここから------------------------------------------------

・米GDP減速、SMBCがジェフリーズの経済持ち分引き上げへ
・クレディSバンカーに追い打ち、独が対中輸出制限協議、FRB議長

米テレビ司会者のジェリー・スプリンガー氏が27日に79歳で亡くなったと、複数の米メディアが報じました。同氏が司会を務め27年間続いたトーク番組「ジェリー・スプリンガー・ショー」は、出演者による放送禁止用語も飛び交う口論や取っ組み合いのけんかで知られ、一部視聴者から批判があった一方、高視聴率も記録。米国民の「guilty pleasure(後ろめたいけれど、つい夢中になってしまう楽しみ)」だったとAP通信は表現しています。以下は一日を始めるにあたって押さえておきたい5本のニュース。

予想以上に減速

1-3月(第1四半期)の米実質国内総生産(GDP)速報値は前期比年率1.1%増と、前期(2.6%増)から減速。市場予想(1.9%増)も下回った。個人消費が3.7%増(前期1%増)に加速した一方、設備投資は低調で、在庫も縮小した。金融当局が注目する個人消費支出(PCE)価格指数は、総合が前期比年率4.2%上昇。食品とエネルギーを除くコアは4.9%上昇と市場予想を上回り、1年ぶりの高い伸びとなった。

最大15%まで引き上げへ

三井住友フィナンシャルグループ(FG)は、傘下の三井住友銀行(SMBC)が米ジェフリーズ・ファイナンシャル・グループの経済持ち分を引き上げると発表した。戦略的資本・業務提携を深め、米国でのコーポレート・インベストメントバンキング(CIB)事業を強化する。発表によると、同行は現在、発行済み普通株式の約4.5%を保有しており、最終的に、普通株式と優先株を合わせた経済持ち分を希薄化後ベースで最大15%まで引き上げる予定。

追い打ち

クレディ・スイス・グループは、無価値となったその他ティア1債(AT1債)に連動することになっていた繰り延べ賞与の価値もゼロになると、従業員に伝えた。決定について説明を受けた複数の関係者によると、2022年末時点で3億6000万スイス・フラン(約540億円)相当だった繰り延べ賞与の価値は消失した。株式報酬の価値が急減し、賞与の一部が政令によって削減または取り消された上級バンカーにとって、さらなる打撃となる。

独が対中輸出制限を協議

ドイツは半導体の製造で使用される化学品を対象に、中国輸出を制限することを協議している。ショルツ政権は先端半導体の製造に必要な部材やサービスに対し、中国のアクセスを断ち切る措置を話し合っており、輸出制限案もこの措置に含まれている。事情に詳しい関係者が明らかにした。この措置が講じられれば、製薬のメルクや化学品メーカーのBASFといったドイツ企業は半導体向け化学品の一部を中国に販売することが制限されるという。

いたずら電話

米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は1月、ウクライナのゼレンスキー大統領を名乗る人物から電話を受け、インフレ見通しやロシア中央銀行などについて質問に答えた。しかし相手は著名人へのいたずら電話で有名なロシア人の2人組だった。電話のやりとりを記録したとされる動画は約15分で、パウエル氏は相手がゼレンスキー氏だと考えて話している様子だった。加工が施されているどうかは不明。「パウエル議長は1月にウクライナ大統領だと偽る人物との会話に参加した」とFRBの報道官は27日に明らかにした。

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ブルームバーグ

◆米国市況=株上昇、ハイテク決算が経済指標に勝る-ドル133円台後半(ブルームバーグ)

2023/04/28(金)[本日]06:00

●ChatGPT-4による要約--------------------------------------

  • 米株式相場上昇、S&P500種株価指数が1月以来の大幅高

  • テクノロジー企業の好決算が市場に好感される

  • メタの決算がアナリスト予想を上回る

  • 米国債下落、インフレ圧力が予想以上に強まり利回り上昇

  • 米金融当局、金利を長期にわたり高水準で維持する可能性がある

  • 外国為替市場ではドルがほぼ変わらず

  • ドル対円では上昇、一時134円20銭を付ける

  • 日本銀行の政策正常化とインフレショックの弱まりで円が逃避先通貨としての地位を回復すると予想

  • 世界的な要因が円に有利な方向に転じると指摘

  • ニューヨーク原油先物相場は小幅に反発

  • ニューヨーク金先物相場は小幅に反発、1オンス=1999ドルで引ける

●ChatGPT-4による要約ここまで----------------------------

●本文ここから------------------------------------------------

・国債利回りは上昇、インフレ加速をデータが示唆
・円下落、対ドル一時134円20銭-ドルは経済指標受け荒い動き

米国株

  27日の米株式相場は上昇し、S&P500種株価指数は1月以来の大幅高。テクノロジー企業の堅調な決算が好感された。この日発表された経済指標では景気減速と予想以上のインフレ加速の両方が示されたが、市場では好決算の影響が上回った。

株式                                         終値          前営業日比       変化率
S&P500種株価指数         4135.35                79.36            1.96%
ダウ工業株30種平均         33826.16              524.29            1.57%
ナスダック総合指数          12142.24              287.89            2.43%

  ハイテク銘柄中心のナスダック100指数は2.8%高。前日の引け後に発表されたフェイスブック親会社メタ・プラットフォームズの決算は、アナリスト予想を上回った。メタは14%高で終了。通常取引終了後の時間外取引では、決算を公表したアマゾン・ドット・コムが大きく上昇した。

  トールバッケン・キャピタル・アドバイザーズの創業者、マイケル・パーブス氏は「大方は決算発表にかけて当然のことながら、大手ハイテクをショートかアンダーウエートにしていた」と指摘。「大手ハイテク企業は単に効率化を進めることで業績を大きく押し上げることができると、市場は実感しているのかもしれない」と述べた。

  消費財銘柄ではコカ・コーラやプロクター・アンド・ギャンブル(P&G)などに続いて、ハズブロの決算も市場予想を上回った。米企業は物価圧力や金融引き締めをうまく切り抜けているとの見方が広がった。

  フェデレーテッド・ハーミーズの世界株式担当シニアポートフォリオマネジャー、ルイス・グラント氏は「テクノロジー株で大きな反応が見られる。こうした企業では先に実施したコスト効率化の取り組みが実を結び始めつつある」と顧客向けリポートで指摘。「投資家センチメントは引き続きあらゆる点で世界経済と同様に脆弱(ぜいじゃく)で、決算シーズンは企業の総体的な健全性の見通しを提供するとして、強く待ち望まれていた」と話した。

米国債

  米国債は下落。1-3月(第1四半期)にインフレ圧力が予想以上に強まったことから、短めの債券を中心に利回りが上昇した。金融政策に敏感な2年債利回りは一時15ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)余り上昇。

  1-3月の米実質国内総生産(GDP)は前期比で予想以上に減速したが、個人消費支出(PCE)コア価格指数は前期比年率4.9%上昇と予想(4.7%上昇)を上回った。GDP価格指数も4%上昇と、予想(3.7%上昇)を上回る伸びとなった。

米GDP、1-3月速報値1.1%増に減速-インフレは予想より加速 (3)

  こうした物価データを受けて、米金融当局は金利をより長期にわたり高水準で維持する可能性がある。

国債                     直近値        前営業日比(BP)      変化率
米30年債利回り    3.75%              4.7                     1.26%
米10年債利回り    3.52%             7.2                      2.08%
米2年債利回り    4.07%            11.9                      3.02%
米東部時間16時58分

  BMOキャピタル・マーケッツの米金利ストラテジスト、ベン・ジェフリー氏は「市場はインフレの数字に反応している」と指摘。ただし、失業保険申請件数が予想を下回り、「労働面の堅調な数字」も同時に公表されたと付け加えた。

米新規失業保険申請件数、1.6万件減の23万件-3週ぶり減少 (1)

外為

  外国為替市場ではドルがほぼ変わらず。米経済指標で成長鈍化とインフレ加速が示唆される中、日中は荒い値動きだった。

  ドルは対円では上昇し、1ドル=133円台後半。一時は134円20銭を付けた。朝方には円が買われる場面もあった。

為替                                            直近値      前営業日比      変化率
ブルームバーグ・ドル指数       1225.46         -0.83            -0.07%
ドル/円                                    ¥133.99         ¥0.32              0.24%
ユーロ/ドル                             $1.1029        -$0.12            -0.11%
米東部時間16時58分

  バンク・オブ・アメリカ(BofA)のストラテジストらは「米利上げサイクルの終了が近づきつつある中、世界のマクロ見通しは従来のドル過大評価が中期的に巻き戻されることを示唆すると、引き続き予想する」とリポートに記した。

  日本銀行が政策を正常化し、インフレのショックが弱まるのに伴い、円は傑出した逃避先通貨としての地位を取り戻すだろうと、バークレイズは予想している。

  ウェルズ・ファーゴのエリック・ネルソン、ジャック・ボスウェル両アナリストは、円相場を動かす世界的な要因はさらに円に有利な方向に転じつつあると、27日の調査リポートで指摘。世界的にインフレが今後数カ月で和らぐとみられ、中銀政策を巡る市場の織り込みがそれほど一方向でなくなるのに伴い、円は最も恩恵を受ける可能性が高いと記述した。

円買い・スイスフラン売り勧める、世界的状況が円に有利-ウェルズF

原油

  ニューヨーク原油先物相場は小幅に反発。発表された経済指標はまだら模様で、積極的な取引は手控えられた。

  ニューヨーク商品取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物は、前日まで2日間の下げが計5%を超えていた。

  レイモンド・ジェームズのアナリスト、パベル・モルチャノフ氏は「現在続いている決算発表や、ここ数週間に公表されたマクロ経済データは、リセッション(景気後退)リスクについて強弱入り交じったシグナルを送っている」と指摘。「原油相場がやや方向感を失っているのはそのためであり、いずれの方向に対しても確信がない」と述べた。

  NYMEXのWTI先物6月限は前日比46セント(0.6%)高の1バレル=74.76ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント6月限は68セント(0.9%)上昇し、78.37ドル。



  ニューヨーク金先物相場は小幅に反発。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物6月限は、前日比3ドル(0.2%)高の1オンス=1999ドルちょうどで引けた。スポット価格はニューヨーク時間午後3時41分現在、0.1%安の1987.66ドル。

  金相場は4月の大半を2000ドル付近で推移している。 

原題:Tech Shares Surge on Earnings; Treasuries Retreat: Markets Wrap(抜粋)

Treasury Yields Climb as Inflation Surprise Props Up Fed Wagers(抜粋)

Dollar Steady After Choppy Day, Commodity FX Rise: Inside G-10(抜粋)

Oil Stanches Two-Day Loss as Traders Assess Mixed Growth Signals(抜粋)

Gold Rises as Bank Stress Signs Emerge Ahead of Fed’s Rate Move(抜粋)

ブルームバーグ
ICEフューチャーズ

◆海外経済国際ニュースサマリー(ダウ・ジョーンズ)

2023/04/28(金)[本日]06:17

●ChatGPT-4による要約--------------------------------------

  • 米国、ロシアとイランの治安組織に制裁を科す

  • EU、生成AI規制法案で著作権情報の開示義務付けへ

  • パウエル氏、偽ゼレンスキー氏と会話

  • イラン、米国向け航行中の石油タンカーを拿捕

  • 商品価格、2023年は下落見通し=世銀

  • ロシア、WSJ記者との面会認めず

  • 米中古住宅販売成約指数、3月は5.2%低下

  • 米GDP、1-3月期は1.1%増

  • 米新規失業保険申請、先週は23万件に減少

●ChatGPT-4による要約ここまで----------------------------

●本文ここから------------------------------------------------

【海外サマリー】経済・国際ニュース
●米、ロシアとイランの治安組織に制裁 不当拘束けん制
 バイデン米政権はロシア連邦保安局(FSB)とイラン革命防衛隊(IRGC)に制裁を科した。これら治安組織が政治的駆け引きに利用する目的で米国人の不当拘束を繰り返していることを理由に挙げた。

●EUの生成AI規制法案、著作権情報の開示義務付けへ
 欧州連合(EU)が策定中の法案によると、米オープンAIが開発したチャットボット(自動会話プログラム)「チャットGPT」など、人工知能(AI)ツールの開発を手掛ける企業は、システム構築の際に使用する著作権情報の表示を義務づけられる。EUは西側諸国で初の包括的なAI規制に向け、新たな法案の策定作業を進めている。

●パウエル氏、偽ゼレンスキー氏と会話 ロシア人のいたずらで
 米連邦準備制度理事会(FRB)のジェローム・パウエル議長は、相手がウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領だと信じ、米国金利の見通しに関する説明を行った。だが通話の相手はゼレンスキー氏になりすました、いたずらで有名なロシアの2人組だった。

●イラン、米国向け航行中の石油タンカーを拿捕
 イランは27日、米テキサス州に向けオマーン湾を航行していた石油タンカーを拿捕(だほ)した。

●商品価格、23年は下落見通し=世銀
 世界銀行は27日公表の報告書で、食料やエネルギー、金属など商品(コモディティー)価格への下落圧力は2023年も継続するとの見通しを示した。

●ロシア、WSJ記者との面会認めず 米に報復
 ロシア外務省は、米政府関係者が求めていた勾留中のウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)記者との面会を拒否したと明らかにした。米国がロシア人ジャーナリストにビザを発給しなかったことへの報復措置だとしている。

●米中古住宅販売成約指数、3月は5.2%低下 予想外のマイナス
 全米不動産協会(NAR)が27日発表した3月の中古住宅販売成約指数は前月比5.2%低下し78.9となった。低下は4カ月ぶり。金利上昇による住宅部門の縮小が根強い様子が示された。

●米GDP、1-3月期は1.1%増 伸び鈍化
 米商務省が27日発表した1-3月期の実質国内総生産(GDP、季節調整済み)速報値は前期比年率換算で1.1%増だった。高インフレや金利上昇、銀行不安などが影を落とした。

●米新規失業保険申請、先週は23万件に減少
 米労働省が27日発表した4月22日までの週の新規失業保険申請件数(季節調整済み)は前週比1万6000件減の23万件だった。それまでの2週間の増加分をほぼ相殺した。

ダウ・ジョーンズ

◆海外企業ニュースサマリー(ダウ・ジョーンズ)

2023/04/28(金)[本日]06:16

●ChatGPT-4による要約--------------------------------------

  • アマゾン、1-3月期好調

  • 米バイス・メディアが人員削減、報道番組終了

  • 英ボーダフォン、CEOにデラ・バレ氏を正式指名

  • 中国当局、米ベインの上海オフィス従業員を聴取

  • 米配車リフト、1000人以上を追加削減へ

  • 米衛星放送シリウスXM、1-3月期は減収減益

  • 米ドロップボックス、人員16%削減へ

  • ドイツ銀、約800人の削減に着手

  • カジュアル衣料の米ギャップ、1800人削減へ

  • マスターカード、1-3月期は予想上回る

●ChatGPT-4による要約ここまで----------------------------

●本文ここから------------------------------------------------

【海外サマリー】企業ニュース
●アマゾン、1-3月期好調 コロナ後の低迷から回復
 米ネット小売り大手アマゾン・ドット・コムが27日公表した1-3月期(第1四半期)決算は、利益、売上高とも好調だった。新型コロナウイルス流行後の伸び悩みから持ち直した。

●米バイス・メディアが人員削減、報道番組も終了
 米メディア企業バイス・メディアは、グローバルニュース事業の再編を実施中で、その一環として毎週放送の報道番組「バイス・ニュース・トゥナイト」を打ち切ると発表した。バイスは経営難に陥っており、事業の買い手を探している。

●英ボーダフォン、CEOにデラ・バレ氏を正式指名
 英携帯電話サービス大手ボーダフォン・グループは27日、暫定CEO(最高経営責任者)で最高財務責任者(CFO)のマルゲリータ・デラ・バレ氏を正式にCEOに指名したことを明らかにした。

●中国当局、米ベインの上海オフィス従業員を聴取
 米コンサルティング会社ベイン・アンド・カンパニーは26日、中国当局が同社の上海事務所を訪れ、従業員に事情聴取を行ったと明らかにした。

●米配車リフト、1000人以上を追加削減へ
 米配車サービス大手リフトは27日、従業員1076人の追加削減を進めると発表した。全従業員の26%が対象となる。同社では新しい最高経営責任者(CEO)が就任してから1週間余りで、昨年11月にも700人のレイオフを実施していた。

●米衛星放送シリウスXM、1-3月期は減収減益
 米衛星放送会社シリウスXMホールディングスが27日発表した1-3月期(第1四半期)決算は減収減益となった。衛星ラジオサービスの有料会員数は若干減少した。

●米ドロップボックス、人員16%削減へ AI人材確保に注力
 オンラインストレージサービスの米ドロップボックスは27日、成長鈍化に対応するため、全従業員の16%に相当する約500人の人員削減を行う計画だと発表した。

●ドイツ銀、約800人の削減に着手 4-6月期
 ドイツ銀行は27日、対顧客業務以外の上級職の5%に当たる約800人の削減を目指すことを明らかにした。

●カジュアル衣料の米ギャップ、1800人削減へ
 米カジュアル衣料小売り大手ギャップは27日、サンフランシスコとニューヨークの本部を中心に1800人を削減する計画を明らかにした。迅速な意志決定を促し、経営スピードを上げることが狙いだ。

●マスターカード、1-3月期は予想上回る 旅行需要の回復寄与
 米決済ネットワーク大手マスターカードが27日発表した1-3月期(第1四半期)決算は、調整後利益と収入が市場予想を上回った。底堅い個人消費や、海外旅行関連の支出回復が続いたことが追い風になった。

ダウ・ジョーンズ

◆オーバーナイト・ヘッドライン一覧(ロイター)

2023/04/28(金)[本日]06:24

・米スナップ、第1四半期売上高が予想下回る 広告需要低調
・米金融・債券市場=1カ月物利回り急上昇、債務上限巡る攻防睨み
・NY外為市場=ドル小幅上昇、新規失業保険申請件数減で利上げ観測
・ロシアのドローン産業、まもなく122億ドル規模に=プーチン氏
・インテル、第2四半期売上高見通しが予想上回る 株価引け後2%高
・米アマゾン、第1四半期売上高が予想上回る オンライン販売堅調
・米軍機密流出、組織的セキュリティー問題とは限らず=国防総省
・デサンティス氏、ディズニーの訴訟「政治的な動機」と非難
・中南米金融市場=コロンビアペソ弱含み、アルゼンチンペソ2.6%高
・米国株式市場=急反発、好決算が景気懸念を相殺
・米、ロシアとイランの情報機関に制裁 米国民の不当な拘束に関与
・米、自国民に48時間以内のスーダン出国を呼びかけ 状況悪化懸念
・欧州議会委員会、AI利用巡る規則案で予備的合意
・米政府、ファースト・リパブリック銀の動向引き続き監視=報道官
・米新規失業保険申請、1.6万件減の23万件 予想下回る
・日米韓の協力加速が必要、対北朝鮮で 韓国大統領が米議会で演説
・スーダン国軍、72時間の停戦延長で合意=声明
・ロンドン株式市場=続落、バークレイズは買われる
・欧州株式市場=反発、堅調な決算内容を好感 シムコープ急騰
・イランがオマーン湾で石油タンカー拿捕、米海軍が発表
・米、中国経済とのデカップリング模索せず=政権高官
・アルゼンチン中銀が10%利上げ、政策金利91%に ペソ防衛で=市場筋
・ロシア・トルコ大統領が電話会談、協力深化で合意
・米ファースト・リパブリック株価反発、一時20%高
・米ドロップボックス、AI強化に新人材採用 クラウド低迷で16%人員削減
・ユーロ圏金融・債券市場=利回り上昇、28日発表のGDP成長率など注視
・米、スーダンの停戦延長注視 数時間内の詳細入手望む=国務長官
・米リフト、1000人強削減へ 従業員の26% コスト削減策の一環
・マスターカード、第1四半期利益が予想上回る 個人消費堅調で
・米キャタピラー、第1四半期は増益も受注残横ばいで株価下落
・米中古住宅仮契約指数、3月は5.2%低下 予想に反し
・ロシア、核衝突の道選択せず 忍耐試すべきでない=外務省報道官
・米ギャップ、1800人追加削減へ
・米マイクロソフト社長、アクティビジョン買収阻止で英国に反発
・トルコ大統領の健康状態は良好=保健相
・米GDP、第1四半期速報値は1.1%増 予想大きく下回る
・ホンダとGSユアサ、国内に4000億円規模のEV電池工場=日経
・ロシア、米拘束記者との領事面会を拒否 ビザ発給問題の報復
・トルコ中銀、金利据え置き 大統領選挙控え経済成長を重視
・中国金融規制当局、中小企業の資金調達コスト引き下げへ
・訂正-三井住友FG、米ジェフリーズを無議決権株含め最大15%まで追加取得へ

ロイター

◆TOP_NEWS_海外主要ニュース一覧(ロイター)

2023/04/28(金)[本日]06:16

●日米韓の協力加速が必要、対北朝鮮で 韓国大統領が米議会で演説
訪米中の尹錫悦大統領は27日、米上下両院合同会議で演説し、増大する北朝鮮の核の脅威に対抗するため、日米韓の3カ国の協力を加速する必要があると言明した。さらに、世界は北朝鮮の自由を促進する義務から「逃げるべきではない」と述べた。

●米GDP、第1四半期速報値は1.1%増 予想大きく下回る
米商務省が27日発表した第1・四半期の実質国内総生産(GDP)速報値は年率換算で前期比1.1%増と、伸びは昨年第4・四半期の2.6%から縮小した。

●ロシア・トルコ大統領が電話会談、協力深化で合意
ロシアのプーチン大統領とトルコのエルドアン大統領が27日、ロシア国営原子力企業ロスアトムによって建設されたトルコ初の原子力発電所の記念式典を前に電話会談を実施したと、両国の大統領府が発表した。

●米新規失業保険申請、1.6万件減の23万件 予想下回る
米労働省が27日発表した4月22日までの1週間の新規失業保険申請件数(季節調整済み)は前週から1万6000件減少し、23万件となった。ロイターがまとめたエコノミスト予想(24万8000件)を下回った。

●米アマゾン、第1四半期売上高が予想上回る オンライン販売堅調
米アマゾン・ドット・コムが27日発表した第1・四半期(3月31日まで)決算は、ネットショッピングとクラウドサービスへの需要が堅調だったことで、売上高が市場予想を上回った。

●スーダン国軍、72時間の停戦延長で合意=声明
スーダン国軍は、米国とサウジアラビアが仲介した停戦をさらに72時間延長することで合意した。27日に発表された声明で明らかになった。

●米、自国民に48時間以内のスーダン出国を呼びかけ 状況悪化懸念
米ホワイトハウスのジャンピエール報道官は27日、戦闘が続くアフリカ北東部スーダンの状況がいつ悪化してもおかしくないため、米国民に対し24─48時間以内に出国を呼びかけるとした。

●欧州議会委員会、AI利用巡る規則案で予備的合意
欧州連合(EU)欧州議会委員会は27日、欧州委員会が約2年前に提案した人工知能(AI)の利用に関する規則草案を巡り予備的な合意に達した。今後、規制案は欧州議会、EU理事会、欧州委員会の三者対話(トリローグ)に進み、法案の最終的な詳細が検討される。

●米ファースト・リパブリック株価反発、一時20%高
今週25─26日の株価急落で時価総額の約6割が吹き飛んだ米中堅銀ファースト・リパブリック・バンクは、27日の米株市場で反発し一時20%高となった。

●イランがオマーン湾で石油タンカー拿捕、米海軍が発表
米海軍は27日、イランがオマーン湾の国際水域でマーシャル諸島船籍の石油タンカーを拿捕したと発表した。

ロイター

◆NY株式市場クローズ


◆NY市場サマリー=ドル小幅高、1カ月物利回り急上昇 株急反発(27日ロイター)

2023/04/28(金)[本日]06:52

●ChatGPT-4による要約--------------------------------------

  • ドル小幅上昇、新規失業保険申請件数減少で利上げ期待

  • 米国実質GDP伸び減速も、コアPCE価格指数上昇

  • 10年債利回り大幅上昇、インフレ持続示唆

  • 株式急反発、メタ・プラットフォームズ好決算でナスダック大幅上昇

  • 金先物小反発、米長期金利上昇で売り優勢も買い戻し

  • 米原油先物反発、リセッション警戒感後の買い戻し

●ChatGPT-4による要約ここまで----------------------------

●本文ここから------------------------------------------------

[27日 ロイター]
<為替> ドルが小幅上昇した。4月22日までの1週間の新規失業保険申請件数が減少したことで、米連邦準備理事会(FRB)が来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げを停止する可能性は低いとの見方が強まった。ドル指数は0.1%高の101.50だった。また、米商務省が27日発表した第1・四半期の実質国内総生産(GDP)速報値は年率換算で前期比1.1%増と、伸びは昨年第4・四半期の2.6%から縮小した。しかし、投資家はむしろ、コア個人消費支出(PCE)価格指数を材料視した。同指数は4.9%上昇。前四半期は4.4%上昇だった。市場では、来週のFOMCで25ベーシスポイント(bp)の利上げが行われる確率を90%織り込んでいる。また、その後一時停止することも織り込んでいる。ドル/円は0.2%上昇し134円。日本銀行はこの日、植田和男新総裁の下で初めてとなる政策決定会合を2日間の日程で開催した。市場コンセンサスは政策現状維持となっている。ユーロ/ドルは0.1%安の1.1024ドルとなった。


<債券> 10年債利回りが3月以降で最大の上昇を記録した。経済指標でインフレ持続が示唆された。一方、米債務上限を巡る攻防を睨み、1カ月物財務省短期証券の利回りは50bp近く上昇した。1カ月物財務省短期証券の利回りは4.24%と4月14日以来の高水準を付けた。米下院は26日、今後10年間の大幅な歳出削減を伴う連邦債務上限引き上げ法案を辛うじて可決したが、同法案が上院を通過する見込みは乏しいとみられている。また長期金利は上昇。米商務省が27日発表した第1・四半期GDP速報値は年率換算で前期比1.1%増と、伸びは昨年第4・四半期の2.6%から縮小したが、個人消費が伸長したほか、米労働省が27日発表した4月22日までの1週間の新規失業保険申請件数(季節調整済み)は前週から1万6000件減少し、23万件となった。27日の経済指標を受け、市場が織り込む、FRBが6月に0.25%ポイントの追加利上げを決定する確率が前日の14%から約25%に上昇した。インディペンデント・アドバイザー・アライアンスの最高投資責任者(CIO)、クリス・ザッカレリ氏は「インフレを理由にFRBが利上げを続ける必要があることは明らかだ。FRBは景気減速の真っ只中に利上げを行うことになる」と述べた。10年債利回りは9.8bp上昇の3.528%。30年債利回りは7.2bp上昇の3.761%。2年債利回りは17.5bp上昇し4.099%となった。


<株式> 急反発。メタ・プラットフォームズの好決算が米経済減速を巡る懸念を相殺する中、ナスダック総合は2%超高で終了した。S&P総合500種とダウ工業株30種は1月6日以来、ナスダックは3月16日以来の大幅な上昇率となった。メタは1年超ぶりの高値を付けた後、13.9%高で終了。前日に示した第2・四半期の売上高見通しが予想を上回ったほか、マーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)は人工知能(AI)の活用でトラフィックや広告収入が増加していると述べた。メタの急伸を受けてS&P通信サービス指数は5.5%高と、昨年2月以来の大幅な下落率を記録。アルファベットやコムキャストへの買いも同指数を押し上げた。アマゾン・ドット・コムは4.6%高。引け後に発表した決算で売上高が市場予想を上回り、時間外取引でさらに7.6%上昇した。S&P500の主要11セクターでは通信サービスが上昇率トップとなったほか、一般消費財も2.8%高と好調だった。一方、エネルギーは小幅な上昇にとどまった。イーライリリーは通期利益見通しの引き上げを好感して3.7%上昇。コムキャストも四半期利益が予想を上回り、10.3%高で引けた。イーベイは5.1%高。前日に示した第2・四半期の売上高見通しが市場予想を上回った。一方、キャタピラーは下落。受注残高が横ばいだったことで需要がピークに達したとの見方が広がった。製薬大手アッヴィも8%安となった。


<金先物> 米長期金利の上昇などを眺め売りが優勢だったものの終盤にまとまった買いが入り、小反発した。中心限月6月物の清算値(終値に相当)は前日比3.00ドル(0.15%)高の1オンス=1999.00ドル。


<米原油先物> 米国のリセッション(景気後退)への警戒感を背景に急落した後を受けて買い戻しが入り、3日ぶりに反発した。米国産標準油種WTIの中心限月6月物は前日清算値(終値に相当)比0.46ドル(0.62%)高の1バレル=74.76ドル。7月物は0.39ドル高の74.58ドルとなった。相場は前日に3%超下落。金融システム不安の再燃や消費者景況感指数の落ち込みを背景に景気後退懸念が強まる中、リスク資産とされる原油の売りが加速した。この日は急落の後を受けた自律反発で堅調に推移。値頃感の買いや買い戻しが先行し、75ドル台を回復する場面もあった。石油輸出国機構(OPEC)非加盟の主要産油国ロシアの高官の発言も支援要因となったもよう。ロシアのノバク副首相は27日、石油市場の需給は均衡しており、一段の生産縮小の必要はないと語った。

ロイター

◆日経225先物(寄り前コメント)=2万8500円~2万8875円のレンジを想定、ヘッジ対応が強まればボリンジャー+2σが射程に

2023/04/28(金)[本日]08:19

●ChatGPT-4による要約--------------------------------------

  • レンジを2万8500円~2万8875円と想定

  • 米国市場で主要株価指数が上昇

  • 大型テック株の良好な決算が相場を押し上げ

  • ファースト・リパブリック・バンクが反発し金融株にショートカバーが入る

  • 日経225先物はシカゴ先物にサヤ寄せする展開

  • アマゾンの売上高および1株利益が市場予想を上回る

  • ゴールデンウィーク前に積極的な売買は手控えられる可能性

  • FOMC開催を控え、ショートポジションのヘッジが意識される

  • 日銀の金融政策決定会合後のショートカバーも意識される

  • ボリンジャーバンドの+1σを支持線として意識

  • ヘッジ対応が活発化すれば、+2σの2万9040円が射程に入る可能性

  • VIX指数は17.03に低下

  • 昨日のNT倍率は先物中心限月で14.00倍に低下

●ChatGPT-4による要約ここまで----------------------------

●本文ここから------------------------------------------------

株価指数先物【寄り前コメント】 2万8500円~2万8875円のレンジを想定、ヘッジ対応が強まればボリンジャー+2σが射程に

大阪6月限ナイトセッション
日経225先物 28740 +300 (+1.05%)
TOPIX先物 2055.0 +25.0 (+1.23%)
シカゴ日経平均先物 28710 +270
(注:ナイトセッション、CMEは大阪の日中終値比)

 27日の米国市場は、NYダウ、 S&P500、ナスダックの主要な株価指数が上昇。メタ・プラットフォームズ<META>が予想を上回る決算が評価されて14%近く上昇。マイクロソフト<MSFT>やアップル<AAPL>などにも買いが波及した。また、経営不安を背景に前日まで大きく売られていたファースト・リパブリック・バンク<FRC>が反発。金融システム不安を警戒した売りが一巡し、ゴールドマン・サックス・グループ<GS>やJPモルガン・チェース<JPM>が上昇したことで、センチメントの改善につながった。S&P500業種別指数はメディア、小売、自動車・同部品、電気通信サービスが上昇した一方で、医薬品・バイオテクノロジーのみが下落。

 シカゴ日経平均先物(6月限)清算値は、大阪比270円高の2万8710円だった。日経225先物(6月限)のナイトセッションは、日中大阪比20円高の2万8460円で始まり、直後に付けた2万8450円を安値にロング優勢の展開から、米国市場の取引開始直後に2万8600円を回復。買い一巡後は2万8520円~2万8600円処で保ち合いを見せていたが、終盤にかけて一段高となり、2万8740円とナイトセッションの高値圏で取引を終えた。

 日経225先物は、シカゴ先物にサヤ寄せする格好から買い優勢の展開になりそうだ。米国では大型テック株の良好な決算が相次ぎ、相場を押し上げている。ファースト・リパブリック・バンクが反発したことで、金融株にはショートカバーが入った。日経225先物はナイトセッションでは2万8600円辺りで推移していたボリンジャーバンドの+1σを上放れてきており、ショートカバーを誘い込みやすく、+1σの2万8600円辺りでは押し目狙いのロングが入りやすいだろう。

 また、アマゾン・ドット・コム<AMZN>が取引終了後に2023年1-3月期決算を発表した。売上高および1株利益が市場予想を上回り、時間外取引で一時10%近く買われる場面も見られた。大型連休を控えて積極的な売買は手控えられ、買い一巡後は次第にこう着感が強まる可能性はあるが、ショートは入りづらいだろう。一方で、ゴールデンウイーク中に米連邦公開市場委員会(FOMC)が開催されることもあり、アク抜け的な動きを想定した動きも考えられ、ショートポジションをヘッジする動きが意識されそうだ。

 そのほか、日銀の金融政策決定会合の結果判明後のショートカバーも意識される。大規模な金融緩和策について当面は継続する姿勢は示しているものの、植田和男新総裁のもとで金融政策が修正されるのではないかとの観測も出ていたことから、ヘッジの動きはあったと考えられる。会合通過後のアク抜けへの期待から、短期的にはロングを仕掛けてくる動きもありそうだ。このため、ボリンジャーバンドの+1σを支持線として意識しつつ、オプション権利行使価格の2万8500円~2万8875円のレンジを想定。ヘッジ対応が活発化するようだと、+2σが位置する2万9040円処が射程に入ってこよう。

 VIX指数は17.03に低下した。25日移動平均線に上値を抑えられる格好で低下しており、リスク選好に向かわせよう。なお、昨日のNT倍率は先物中心限月で14.00倍に低下した。大型テック株の上昇が指数インパクトの大きい値がさ株の支援材料になるが、金融株への買い戻しも入りやすく、14.00倍を挟んだ推移を継続しそうであり、NTスプレッド狙いの動きは限られそうだ。

株探ニュース

◆米国株式市場(SMBC日興証券)

2023/04/27(木)[前営業日]の米国株式市場(SMBC日興証券)

◆NY市場マーケットコメント(SBI)

2023/04/27(木)[前営業日]のNY市場マーケットコメント(SBI)

▶[NEWS]FRBからの銀行緊急借入残高、2週連続増加-金融システム緊張続く(ブルームバーグ)

2023/04/28(金)[本日]06:40

●ChatGPT-4による要約--------------------------------------

  • 銀行の借入残高が2週連続で増加

  • FRBの2つの制度合計で1週間の借入残高が1,552億ドルに増加

  • 連銀窓口貸出制度の借り入れが739億ドルに増加

  • バンク・ターム・ファンディング・プログラム(BTFP)の借入残高が813億ドルに増加

  • 銀行株に新たな圧力

  • ファースト・リパブリック・バンクの予想外の預金流出で株価が上場来安値

●ChatGPT-4による要約ここまで----------------------------

●本文ここから------------------------------------------------

・連銀窓口貸出制度借り入れ739億ドル、BTFPは813億ドル
・ファースト・リパブリック株急落など、銀行株に新たな圧力

  米連邦準備制度理事会(FRB)の2つの緊急貸出制度で、銀行の借入残高が2週連続で増加した。先月にあった一連の米地銀経営破綻を受け、金融システムの緊張が続いていることを裏付けた。

  FRBが27日に発表したデータによれば、4月26日までの1週間の借入残高は両制度合計で1552億ドル(約20兆7900億円)と、前週の1439億ドルから増えた。

  このうち連銀窓口貸出制度を通じた借り入れが739億ドルと、前週の699億ドルから増加した。3月には過去最大の1529億ドルを記録していた。

  一方、シリコンバレー銀行(SVB)やシグネチャー・バンクの経営破綻を受けて3月12日に新設された「バンク・ターム・ファンディング・プログラム(BTFP)」での借入残高は813億ドルと、前週の740億ドルを上回った。

  銀行株は今週、新たな圧力にさらされている。ファースト・リパブリック・バンクの1-3月(第1四半期)決算で、予想を上回る預金流出が示され、同行株価が上場来安値を付けたことなどが背景。

原題:Fed Emergency Loans to Banks Rise For Second Straight Week (1)(抜粋)

ブルームバーグ

◆◆◆日経225先物08:45~15:15取引中◆◆◆


◆◆◆日本株09:00~15:00取引中◆◆◆


◆東京株式市場クローズ 

2023/04/28(金)[本日]


◆〔マーケットアイ〕株式:日経平均・日足は「中陽線」、下ヒゲ長く底堅さ(ロイター)

2023/04/28(金)[本日]15:59

●ChatGPT-4による要約--------------------------------------

  • 日経平均日足、中陽線と下ヒゲ長、下値堅調

  • マザーズ反発、米ハイテク株高と日銀緩和策維持で投資家心理改善

  • 後場の日経平均堅調、日銀決定会合で買い勢い増

  • 前場の日経平均続伸、好決算銘柄と日銀政策報道で支援

  • 日経平均しっかり、日銀YCC修正見送り報道受け

  • 日経平均続伸で寄り付き、米ハイテク株高を好感

●ChatGPT-4による要約ここまで----------------------------

●本文ここから------------------------------------------------

[東京 28日 ロイター]
<15:52> 日経平均・日足は「中陽線」、下ヒゲ長く下値に底堅さ

日経平均・日足は「中陽線」となった。終値は2万8856円44銭。下ヒゲが長く、下値の堅さが示された。前日に陰転したパラボリックは早くも陽転した。一方、プライム市場の騰落レシオは137.49%に高まっており過熱感も警戒される。短期的に調整する場合、25日移動平均線(2万8168円79銭=28日)が目先の下値めどに意識される。


<15:40> 新興株はマザーズ反発、米ハイテク株高が支援 ispace初値迫る下落

新興株式市場は、マザーズ総合は1.01%高の745.24ポイントと反発した。米国市場でハイテク株高となったほか、日銀が大規模緩和策の維持を決め、投資家心理が改善した。東証グロース市場指数は前営業日比0.79%高の947.6ポイントだった。ニューラルポケットやカバーが一時ストップ高。サイバートラストは堅調だった。一方、Ridge-iはストップ安。ジェノバは軟調だった。月面着陸の失敗が伝わって以降、2日間ストップ安比例配分となっていたispaceは14%安の大幅安だった。初値の1000円に迫る場面もあった。


<13:25> 後場の日経平均は堅調、日銀決定会合受け日中高値更新

後場に入り、日経平均は堅調な展開となっている。日銀が27―28日に開いた金融政策決定会合で政策の現状維持を決定し、買いの勢いが強まった。日経平均は、一時前営業日比約300円超高となり日中高値を更新した。「政策変更がなかった点が(株価の)支援材料となっている」(国内金融機関・投資調査部長)という。日銀は1990年代後半以降の金融緩和策を対象に、1年から1年半程度かけて検証することも決めた。「レビュー期間中に政策修正があるのか、レビューを終えてから修正するのか(修正の)タイミングを見極めるのが難しく、この後の植田和男総裁の発言でヒントが出るか確認したい」(同)との指摘もあった。業種別では、ゴム製品や電気・ガスが上げ幅を拡大し、電気製品はプラスに転じた。一方、銀行はマイナスに転じ、保険は上げ幅を縮小している。


<11:45> 前場の日経平均は続伸、好決算銘柄に買い 日銀政策巡る報道も支え

前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比198円51銭高の2万8656円19銭と続伸した。大手ハイテク企業の好決算を受けて主要3指数が上昇した米国市場の流れを引き継いだうえ、日本企業の好決算銘柄への個別物色が相場を押し上げた。前場中ごろに、日銀が今会合で長短金利操作(イールドカーブ・コントロール=YCC)の修正を見送ると伝わったことも支援材料となった。日経平均は248円高と、堅調にスタートした。米ハイテク株高を受け半導体や電子部品関連の一角がしっかりと推移したほか、好決算銘柄への買いが相場を押し上げた。ただ、買いが一巡すると一時、40円高の水準まで値を消す場面もあった。日本経済新聞電子版が前場中ごろに、この日決定会合2日目を迎えた日銀が過去の金融緩和策を総合的に評価する検討に入り、YCCの修正は見送るとみられると報じると、日経平均は切り返した。業種別では銀行や保険が動意づく場面があった。市場では「市場関係者は(YCC修正に)身構えていたため、報道を受けて買い戻されたようだ」(T&Dアセットマネジメントのチーフ・ストラテジスト兼ファンドマネージャー・浪岡宏氏)との声が聞かれた。浪岡氏は、日銀が併せて公表する「経済・物価情勢の展望」(展望リポート)の物価見通しに市場の関心が集まっているとし、「特に各政策委員の物価見通しで上振れリスクと下振れリスクのバランスがどのように示されるか注目」と話した。TOPIXは0.69%高の2046.61ポイントで午前の取引を終了。東証プライム市場の売買代金は1兆6409億6400万円だった。東証33業種では、電気・ガス、パルプ・紙、保険など30業種が値上がり。海運、化学工業、電気機器は値下がりした。個別では、指数寄与度の大きい東京エレクトロンが堅調だったほか、ファーストリテイリングが小幅高で推移。前日に好決算を発表した山崎製パン、キッコーマンは大幅上昇した。東証プライム市場の騰落数は、値上がりが1553銘柄(84%)、値下がりが243銘柄(13%)、変わらずが38銘柄(2%)だった。


<11:07> 日経平均はしっかり、日銀YCC修正見送り報道で

日経平均はしっかりの展開となっている。一時、前営業日比約40円高の水準まで上げ幅を縮めたが、足元では180円高まで戻している。セクター別では、電気・ガス、パルプ・紙、銀行などが堅調に推移している。日本経済新聞電子版は、日銀が過去の金融緩和策を総合的に評価する検討に入ったと伝える一方、イールドカーブ・コントロール(長短金利操作、YCC)の修正は今会合では見送るとみられると報じた。「これまでYCC修正に対して警戒する見方もあったが、ひとまず(株価は)切り返している」(国内運用会社・チーフ・ストラテジスト)という。きょう発表される「経済・物価情勢の展望」(展望リポート)では、「物価見通しが早期の政策修正を示唆するような内容になるか注目される」(国内証券・ストラテジスト)との指摘もあった。


<09:05> 日経平均は続伸で寄り付く、好決算受けた米ハイテク株高を好感

寄り付きの東京株式市場で日経平均は、前営業日比248円23銭高の2万8705円91銭と、続伸してスタートした。前日の米国市場では好決算を受けハイテク銘柄が大幅上昇しており、東京市場でも幅広い業種で買いが先行している。指数寄与度の大きいファーストリテイリングや東京エレクトロンが小じっかり。ソフトバンクグループは1%超高。主力のトヨタ自動車や三菱UFJフィナンシャル・グループはそれぞれ堅調に推移している。


<08:31> 寄り前の板状況、小松ウオール工業が買い優勢 バリューコマースは売り優勢

ロイター

◆今日の国内市況(株式、債券、為替市場)(ブルームバーグ)

2023/04/28(金)[本日]15:46

●ChatGPT-4による要約--------------------------------------

  • 日経平均株価、一時300円超上昇

  • 外国為替相場で円安、自動車や機械株が高い

  • 銀行株は下落

  • 米ハイテク企業の好決算で市場に安心感

  • 日銀の金融政策レビューが株式市場や景気にサポート要因

  • TOPIX終値は1.2%高、日経平均株価は1.4%高

  • 債券相場上昇、長期金利は0.39%まで低下

  • 日銀の金融緩和政策維持で長短金利操作のYCC政策が軸

  • マイナス金利の解除が遅れると見られ、債券が買われる

  • 外国為替市場では円下落、対ドルで7週間ぶりの135円台前半

  • YCCを含む金融緩和策維持で円売りが優勢

●ChatGPT-4による要約ここまで----------------------------

●本文ここから------------------------------------------------

●東京株式相場は一段高

(記事全文はこちらをクリックしてご覧下さい)

  日経平均株価の上げ幅は一時300円を超えた。日銀が金融政策を発表した後に外国為替相場が円安に振れ、好感した買いが優勢になっている。自動車や機械株が高い。一方、銀行株は下落に転じた。

  午前の日本株市場は、メタ・プラットフォームズやアマゾン・ドット・コムなどの米ハイテク企業が想定以上に収益を上げ、市場に買い安心感が広がっていた。

  三菱UFJモルガン・スタンレー証券の藤戸則弘チーフ投資ストラテジストは、金融政策のレビューに1年から1年半かけるとの発表は、結果的に当面は超緩和策を維持するとの観測から、株式市場や景気にはサポート要因となると指摘。3月の米地銀破綻の影響が大きいとし、「いま拙速に政策変更するタイミングではないというのが日銀の判断だ」と述べた。

・TOPIXの終値は前日比24.97ポイント(1.2%)高の2057.48
・日経平均株価は398円76銭(1.4%)高の2万8856円44銭-年初来高値を更新  


●債券相場は上昇

(記事全文はこちらをクリックしてご覧下さい)

  長期金利は0.39%まで低下した。日銀が金融政策決定会合で長短金利を操作するYCC政策を軸とした現行の金融緩和政策維持を決めたことを受けて買いが優勢となった。

  三菱UFJ国際投信の加藤章夫戦略運用部長は、「日銀がこれから1年以上かけてしっかり検証していくことになると、少なくてもマイナス金利の解除は点検を踏まえてやるということに当然なる。マイナス金利の解除がより伸びたということで債券が大きく買われている」と指摘。

・長期国債先物6月物の終値は前日比54銭高の148円60銭。午前に147円42銭まで下落したが、日銀会合結果を受けて水準を切り上げた
・新発10年債利回りは一時前日比6.5べーシスポイント(bp)低い0.39%


●外国為替市場では円が下落

(記事全文はこちらをクリックしてご覧下さい)

  日銀がYCCを含めた金融緩和策の維持を決めたことを受け、売りが優勢となり、対ドルでは7週間ぶりとなる135円台前半まで値を下げている。会合結果が発表される前には、政策修正を巡る思惑から、133円台前半まで円高に振れるなど、神経質な値動きが見られた。

  三菱UFJモルガン・スタンレー証券の植野大作チーフ為替ストラテジストは、「何らかの修正に対するにおわせがあるのではないかという期待が外れたことから円売りになっている」と説明。ただ、「YCCの修正に対する思惑は残る」とし、来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げ打ち止めが示唆される可能性がある中、「ドル・円はどんどん上がっていく感じにはならない」との見方を示した。

・円は前日比0.9%安の1ドル=135円23銭

ブルームバーグ

◆今日の日本株市場(SMBC日興証券)

2023/04/28(金)[本日]

2023/04/28(金)[本日]の日本株市場(SMBC日興証券)

◆日経225先物(引け後コメント)

2023/04/28(金)[本日]18:28

●ChatGPT-4による要約--------------------------------------

  • 日経225先物は前日比430円高の2万8870円で取引終了

  • 買い先行で始まり、後場は日銀会合の結果待ち

  • 2万8500円水準が支持線、ショートカバーで買い戻される

  • 日銀会合後、政策変更なしと受け止められ、ショートポジションが圧縮

  • 次はFOMCの結果待ち

  • 国内では大型連休や決算発表ピークで積極的なポジション取りづらい

  • NT倍率は先物中心限月で14.02倍

  • 日経225先物はABNアムロが2380枚、ドイツが730枚、モルガンSが640枚、ソジェンが510枚程度の売り越しに対して、SBIが1500枚、野村が890枚、JPモルガンが850枚程度の買い越し

●ChatGPT-4による要約ここまで----------------------------

●本文ここから------------------------------------------------

株価指数先物【引け後コメント】 日銀会合の結果受けたヘッジ外す動きは一巡、次はFOMCの結果待ち


大阪6月限
日経225先物 28870 +430 (+1.51%)
TOPIX先物 2058.0 +28.0 (+1.37%)

 日経225先物(6月限)は前日比430円高の2万8870円で取引を終了。寄り付きは2万8720円と、シカゴ日経平均先物清算値(2万8710円)にサヤ寄せする格好から、買い先行で始まった。買い一巡後は軟化し、前場中盤には一時2万8490円まで上げ幅を縮める場面も見られた。ただし、2万8500円水準を支持線に前場終盤にかけてはショートカバーが入り、2万8680円まで買い戻された。後場は日銀の金融政策決定会合の結果待ちとなるなか、いったんは2万8530円まで上げ幅を縮めたものの、日銀会合の結果を受けてショートカバーの動きが強まり、終盤にかけて2万8870円まで買われ、高値引けとなった。

 日経225先物は買い先行で始まったが、決算を受けて時間外取引で一時10%近く上昇したアマゾン・ドット・コム<AMZN>が、その後下落に転じたことで、短期的なショートを誘い込んだようだ。ただし、2万8500円水準での底堅さが見られるなかで買い戻され、再びボリンジャーバンドの+1σを回復。後場は日銀会合の結果を受けてショートカバーが強まった。

 4月25日に付けた2万8800円に迫るなか、利食いに押される場面もあったが、日銀会合でこれまでの金融政策の点検・検証に1年から1年半程度を充てる方針が示されると、今年度中の政策変更はないと受け止められ、終盤にかけてショートポジションを圧縮する動きが一段と強まったようだ。オプション権利行使価格の2万8500円~2万8875円のレンジ推移ではあったが、レンジ上限で終えており、今後は節目の2万9000円が意識されてきそうだ。

 とはいえ、日銀会合を控えてのヘッジを外す動きは一巡したことから、次は米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を受けた米国市場の動向を待つことになる。国内では大型連休に入ったほか、5月第2週は決算発表のピークとなるため、積極的なポジションは取りづらく、押し目狙いのスタンスになりそうである。

 NT倍率は先物中心限月で14.02倍だった。前場には13.96倍まで低下したが、日銀会合の結果を受けてインデックスに絡んだ買いが断続的に入っており、一時14.04倍まで上昇した。ただし、14.01倍辺りに位置する25日移動平均線を挟んだ推移が続いているため、NTスプレッド狙いのトレードは限られるだろう。

 手口面では、日経225先物はABNアムロが2380枚、ドイツが730枚、モルガンSが640枚、ソジェンが510枚程度の売り越しに対して、SBIが1500枚、野村が890枚、JPモルガンが850枚程度の買い越しだった。TOPIX先物はソジェンが2290枚、JPモルガンが1940枚、ABNアムロが880枚程度の売り越しに対して、ゴールドマンが2730枚、UBSが1070枚、SBIが1000枚、モルガンSが810枚程度の買い越しだった。

株探ニュース

▶[NEWS]米PCEコア価格、根強いインフレ示唆-5月利上げの論拠強まる(ブルームバーグ)

2023/04/29(土)00:29

●ChatGPT-4による要約--------------------------------------

  • 日コア価格指数:前月比0.3%上昇、前年比4.6%上昇

  • 実質個人消費支出:横ばい

  • 米金融当局は総合価格指数で2%を目標

  • 追加利上げが行われるとの見方を強めるデータ

  • 住宅・エネルギーサービスを除くサービス業の価格指数:0.2%上昇

  • FOMC会合で0.25ポイント追加利上げの可能性

  • 実質PCE:3月に前月比横ばい

  • 財への支出:前月比0.4%減

  • サービス支出:0.1%増

  • 個人所得:前月比0.3%増

  • 実質可処分所得:前月比0.3%増

  • 貯蓄率:5.1%

●ChatGPT-4による要約ここまで----------------------------

●本文ここから------------------------------------------------

・コア価格指数は2カ月連続で前月比0.3%上昇、前年比では4.6%上昇
・実質個人消費支出は横ばい、財・サービスともに振るわず

  3月の米個人消費支出(PCE)統計で、基調的インフレの高止まりが明らかになった。米連邦公開市場委員会(FOMC)が来週の会合で追加利上げを実施する論拠が強まった格好だ。

・キーポイント
・PCEコア価格指数(食品とエネルギー除く)は前月比0.3%上昇
・市場予想に一致-2月も0.3%上昇
・前年同月比では4.6%上昇(市場予想4.6%上昇)
・PCE総合価格指数は前月比0.1%上昇
・市場予想に一致
・前年同月比では4.2%上昇(市場予想4.1%上昇)

  米金融当局は総合価格指数で2%を目標にしている一方、物価のトレンドを測る上ではコア指数の方が優れているとみている。

  今回のPCE価格指数と、別途発表された1-3月の米雇用コスト指数はいずれも、来週のFOMC会合で0.25ポイントの追加利上げが行われるとの見方を強める内容だ。PCE価格指数の前年比上昇率はピークこそ過ぎたが、2%に戻す道のりは平たんではない。

米雇用コスト指数、1-3月に伸び加速-追加利上げの観測強まる (2)

  3月のPCE価格指数で一つの明るい材料は、住宅・エネルギーサービスを除くサービス業の価格指数が、ブルームバーグの試算で0.2%上昇に減速したことだ。パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長がこの指標に注目している。ただ、前年同月比では4.5%上昇と、なお高い伸びが続いている。

  ブルームバーグ・エコノミクスの米国担当チーフエコノミスト、アナ・ウォン氏は「この日のデータは5月2、3両日に開かれるFOMC会合での0.25ポイント追加利上げに向け、強力な支えとなった。一部の当局者は、金利が十分に景気抑制的な水準になお達していないと思うかもしれない。われわれの基本シナリオは来週の会合で追加利上げを実施した後、長期にわたって休止するというものだが、さらなる措置が必要になるリスクが高まっている」と述べた。

  家計は堅調な労働市場と過剰貯蓄を背景に、支出に回せるだけの資金を保有してきたが、その勢いは失われ始めている。実質PCEは3月に前月比横ばいとなった。財とサービスへの支出がともに振るわなかった。2月は0.2%減少(速報値0.1%減)に下方修正された。

  インフレ調整後で財への支出は前月比0.4%減と、3カ月ぶりの大きな減少。自動車購入の落ち込みが特に目立った。サービス支出は0.1%増。

  個人所得は前月比0.3%増。市場予想は0.2%増だった。

  実質可処分所得は前月比0.3%増。賃金・給与はインフレ調整前で0.3%増と、2カ月続けて同じ伸びとなった。貯蓄率は5.1%で、2021年12月以来の高水準。

  統計の詳細は表をご覧ください。

原題:US Inflation Pressures Persist, Reinforcing Case for Fed Hike(抜粋)、US March Personal Spending Unchanged M/m; Est. -0.1%(抜粋)

ブルームバーグ
上段:PCE総合価格指数とコア価格指数(いずれも前年比)、下段:米雇用コスト指数
出所:米経済分析局、労働統計局

◆海外ヘッドライン一覧(ロイター)

2023/04/28(金)[本日]21:24

[28日 ロイター]
◆海外ヘッドライン一覧
・中国の持続的な景気回復、需要拡大が鍵=共産党政治局
・ノルウェー、ガスパイプライン国有化へ 重要インフラの管理強化
・独雇用統計、4月は失業者が予想以上の増加 失業率5.6%で横ばい
・ユーロ圏GDP、第1四半期は前期比+0.1% 予想下回る
・独GDP、第1四半期は前期比横ばい 景気後退リスク残る
・仏GDP、第1四半期は前期比+0.2% インフレ率は4月加速
・台湾第1四半期GDP、09年以来の大幅減 輸出不振で景気後退入り
・中国の不動産ローン残高、第1四半期末は前年比+1.3%
・ロシア、ウクライナに2カ月ぶり大規模攻撃 少なくとも12人死亡
・米シェブロン、第1四半期は予想上回る増益 精製部門が好調
・スイス中銀、銀行規制見直しへ クレディS経営危機で
・インドネシアFDI、第1四半期は20.2%増 ベースメタルけん引
・メルセデス・ベンツ、米中に回復の兆し 部門利益率予想を上方修正

・〔中国指標予測〕4月製造業PMI、51.4に低下へ 外需や不動産が低迷
・〔焦点〕着実に利用増える人民元の国際決済取引、ドル以外の貿易体制に道開く
・〔ロイター調査〕豪中銀、5月は金利据え置きへ 年内に追加利上げも
・〔ロイター調査〕マレーシア中銀は5月3日に金利据え置き、インフレ急速鈍化で
・〔情報BOX〕趣味は乗馬や生垣作り、素顔のチャールズ国王
・〔情報BOX〕チャールズ英国王の戴冠式、式典の意義とその内容
・〔アングル〕国が「記憶の独占」強化、ロシア人権センター閉鎖へ
・〔アングル〕アパレル製造拠点ベトナム、米のウイグル禁止法で苦境に
・〔アングル〕中国大卒者が厳しい就職難、神頼みや低賃金職受け入れも
・〔アングル〕米大手ITなど成長株、好業績でも強まる割高化懸念
・〔アングル〕金価格上昇、アマゾンの熱帯雨林を荒廃させる理由

・中国の持続的な景気回復、需要拡大が鍵=共産党政治局
・独GDP、第1四半期は前期比横ばい 消費が減少
・独4月雇用統計、失業者数が予想以上に増加 失業率5.6%で横ばい
・第1四半期の仏GDP速報値、前期比+0.2% 消費が回復
・スペインGDP、第1四半期は前期比+0.5%に加速 予想上回る
・伊第1四半期GDP速報値、前期比+0.5% 予想上回る
・ECB幹部、流動性要件など銀行規制修正訴え CDS監視も
・ECB、来年半ばまで利上げ継続を 財政引き締めも必要=IMF

・BUZZ-南アランド下落、財政収支と貿易統計の発表待ち
・独輸入価格、3月は前月比-1.1%・前年比-3.8% 予想以上の低下
・米当局、ファースト・リパブリック銀救済へ緊急協議調整=関係筋
・米哨戒機が28日に台湾海峡上空通過、中国軍機が追跡・監視
・ノルウェー政府系ファンドCEO、各国にAI規制を要請=FT
・スペイン、24年財政赤字の対GDP比目標を3%に引き下げ

・ウクライナ首都など広範囲に攻撃、中部で少なくとも5人死亡
・南シナ海で中国船が「危険な操縦」=フィリピン沿岸警備隊
・米哨戒機が28日に台湾海峡上空通過、仏軍艦も最近航行と元国防相
・インドネシア、パーム油の国内販売義務を5月から緩和 輸出拡大へ
・中国、ネット上のコメント取り締まり開始 民間企業の利益保護
・タイ製造業生産、3月は前年比-4.56% 予想以上に落ち込む
・フィリピンの4月インフレ率予想、6.3─7.1%=中銀
・豪小売りコールズ、1─3月は価格上昇鈍化 需要サイドになお圧力

・EXCLUSIVE-米JPモルガンの職場勤務命令、一部従業員から反発も
・EXCLUSIVE-EU、共同債の国債指数組み入れ促す方針=当局者
・イエメン・ニシュトゥンで船舶に攻撃=英当局
・中国軍の無人機が台湾付近を一周=台湾国防省
・中国は日本をライバル視せず、両国関係は重要な岐路=呉駐日大使
・ネットフリックス、アジア系と女性の主演起用増加 ラテン系は低調
・印ウィプロ、4─6月期IT売上高低迷見込む 顧客の支出減で
・独ダイムラー・トラック、米で中型EVトラックブランド立ち上げ
・米イーライリリーが業績見通し引き上げ、四半期利益は予想届かず
・エルサルバドルのビットコイン債、市場改善まで発行見合わせを=ストラテジスト
・インド、関係改善には「係争地帯の平和が前提」 中国国防相に表明

・チャールズ英国王の支持率低下、なお半数が評価=イプソス調査
・原油先物横ばい、利上げ巡る不透明感で2週連続で下落
・バイデン氏に子どもが質問攻め、ホワイトハウスで職場体験イベント
・欧州議会委員会、AI利用巡る規則案で合意 著作権の透明性確保
・中国恒大の外貨建て債務再編案、合意期限を延期
・ウクライナ首都で爆発音=地元メディア
・ブラジルレアルに強気、トルコリラは市場ほど悲観せず=IIF
・米韓、半導体補助金巡る企業の不透明感低減で合意
・米コムキャスト、1─3月は予想上回る増益 テーマパークなど堅調
・イランがオマーン湾で石油タンカー拿捕、米シェブロンがチャーター
・英自動車生産、3月は前年比6.1%増 2カ月連続の伸び
・英、預金保険改革を検討 対象外でも即時引き出し可能に=BBG
・ロシアのドローン産業、120億ドル規模に拡大も=プーチン氏
・仮想通貨交換コインベース、証券法違反疑惑を否定 米当局に回答
・ロシア軍、バフムト周辺で補給路遮断試みる 戦闘激化

・中国、韓国に厳正な申し入れ 米韓共同声明巡り
・米航空各社、高収益見込むも航空機納入の遅れを懸念
・米ギリアド、1─3月調整後1株利益が予想下回る コロナ薬販売急減
・NZ消費者信頼感、4月は小幅改善 依然低水準
・ペンス前米副大統領、トランプ氏の2020年選挙問題で法廷証言=関係筋
・米FRBの銀行向け融資が小幅増、高水準続く
・韓国鉱工業生産、3月5.1%増 約3年ぶりプラス幅
・トランプ氏、大統領選出なら「過激な」検察を調査 重要州で演説
・アルゼンチン中銀が10%利上げ、政策金利91%に ペソ防衛で

・EXCLUSIVE-米FDIC総裁ら、昨年11月時点で地方銀行リスク懸念=会合記録
・ドイツ、半導体向け化学品の対中輸出制限を検討=BBG
・中国EVのBYD、第1四半期純利益は5倍増 国内販売が好調
・米アマゾン、第1四半期は予想上回る クラウドは減速
・米インテル、下期の利益率改善を予想 株価上昇
・米大手製薬がM&Aに前向き、研究開発費も軒並み増額
・メタ株が14%急騰、AI重視姿勢や予想上回る業績を投資家好感
・英中銀の政策金利、ピーク予想5%に引き上げ=ゴールドマン
・スーダンで停戦延長合意、米は違反を懸念 首都など戦闘続く
・BUZZ-外株:モービルアイが一時30%超安、中国EV需要鈍化で見通し引き下げ
・米政府、ファースト・リパブリック銀の動向引き続き監視=報道官
・米Tモバイル、第1四半期売上高と新規契約者が予想下回る

株探ニュース




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