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どうなる米朝関係!?

アニョハセヨ~!今回は次期大統領になることが確実となっているジョー・バイデン氏と北朝鮮戦略についての記事をまとめてみました!

11月8日(日)Yahooニュース「“トランプ氏ロス” の金正恩氏――自身を「悪党」「暴君」呼ばわりするバイデン氏に戦々恐々」より

バイデン新政権誕生により、米朝関係は悪化する? 

先日アメリカ大統領選の投開票が行われ、バイデン氏が新大統領になることが確実となってきた。そのことを喜べない人がいる。北朝鮮の総書記、金正恩氏だ。金委員長は、以前からトランプの再選を願ってきた。それは、トランプの北朝鮮戦略が「トップダウン式」だったことに寄与する。

*トランプ大統領の「トップダウン式」戦略は? 

その場しのぎに首脳会談を行い、非核化などの条件を決めたうえで、北朝鮮の動向を伺うというもの。

つまり、トランプ政権内では、北朝鮮は、条件がクリアされていない中でも、アメリカと交渉ができるという状況であった。しかし、バイデン大統領になると、この戦略が一変、進行方向を変えるかもしれない。バイデン氏は、オバマ政権時の対朝戦略を受け継ぐとみられる。つまりは「ボトムアップ式」である。

*前オバマ大統領の「ボトムアップ式」戦略とは?          

「戦略的忍耐」としても知られる。北朝鮮が実際に行動を起こすまで、経済政策などの圧力をかけ、実務交渉をし、成果が出てきた後に首脳会談を進めるというもの。

この戦略が適用されると、北朝鮮は厳しい状況に立たされる。現在の北朝鮮は、国連制裁や新型コロナウイルス対応、水害・台風被害という、過去最高に苦しい場面にいる。また、実は、トランプ政権発足時から経済圧力は強まっており、外貨収入は激減、経済成長の足かせになっている。この状況下、バイデン新政権の求めるであろう”非核化に向けた具体的な行動”は到底受け入れることができない。                       こうなると頼るのは中国だ。バイデン大統領が新たな対朝戦略を生み出すまでの間、金委員長の妹、崔善姫を中心として対米政策を構築していくと同時に、中国との距離を縮めるために、年明け早々の金委員長による中国訪問が予想される。

参考文献

西岡省二「“トランプ氏ロス” の金正恩氏――自身を『悪党』『暴君』呼ばわりするバイデン氏に戦々恐々」,yahooニュース,2020年11月8日(最終閲覧日2020年11月16日)https://news.yahoo.co.jp/byline/nishiokashoji/20201108-00206475/

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