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16歳の頃の自分、そして今その時を生きるみんなに伝えたいこと 17

9、嫌なことは、たとえ必要とされていることでも、やらない勇気を持つ

 つい流されて、やりたくない事をやっている時ってないだろうか。勿論、それ自体は「やりたくない事」でもそれを放棄した場合自分にとってデメリットとなってしまうのであれば、仕方なくやるというのもありだろう。ただ、その「デメリット」は大概楽な道に行くための「障害」でないだろうか。

 例をいくつかあげる。まずは学校の掃除が嫌だとする。ただ、掃除を放棄して遊んだり帰宅したりしていると怒られるだろう。そして、通信簿にこう書かれてしまうかもしれない。「掃除をサボる怠惰で卑怯な奴だ。」と。しかし、本当にその叱るであろう、先生のことを尊敬しているか?そいつに、媚びる必要はあるだろうか?また、その通信簿は必要か?ちなみに、僕は掃除はある程度意味があると思う。なぜなら、あの無垢な時間は意外と心が洗われるから。

 他にもいろいろあるだろう。人に頼まれたからといって、仕方なく人の尻拭いをしていないだろうか。人に頼まれたからといって、自分の経験したことの無い難しいタスクを引き受けてしまってないだろうか。人に頼まれたからといって、時間のかかる片付けを引き受けてないだろうか。

「人に頼まれたから」、「人に言われたから」仕方なくやるのではなく、「自分がやりたいから」、「自分が必要だと思ったから」という理由で没頭出来ることに時間を使った方が有意義なのでないかと思う。そこには、遠慮せず断る勇気が必要だろう。

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