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お千代保稲荷と名物

「京都の伏見稲荷、愛知の豊川稲荷とともに、日本三大稲荷の一つともいわれることもある。地元の岐阜県西濃地方など中京地方ではお千代保稲荷(おちょぼいなり)と呼ばれることが多く、通称「おちょぼさん」として親しまれている。」

とのことです。


さて。

「おちょぼさん」は私が子供の頃に実家が商売をして、商売繁盛の神様ってことで毎月、月の終りに必ず家族で行っていた場所でもあります。

父親が早く他界した為にそれ以降は行ってなかったのですが、結婚してからは、家族の思い出がてら年に一、二度くらい姉と行ったりはしてましたが。

で、気付く。

「旦那と行った事、無ぇっ!」

丁度前日「マツコの知らない世界」で参道にある店を紹介していたこともあり、

「行ってみるか」

と、いうくだりになりました。


まずは「おきつね様」なのでここは「あげ」「ろうそく」を買います。

旦那に渡すと不思議そうな顔をしたので、聞いてみたら「来た事ないし、やった事ない」との事。

……なんだと?

くるりと一周してお参りをすますのですが、子供の頃は広く遠くどこまでも人の波があって賑やかな場所と記憶していたけれど、こうして平日の昼間に来ると全く別物のような感じです。

お参りが終わったら参道へ。

名物は「串カツ」「どて煮」「なまず」「草餅」など。
子供時代はこの串カツが楽しみだったのだが、今回のお目当ては「手羽先」
「勝文」というお店のチューリップ部分を使った「でら旨チューリップ」

娘にもたべさせてあげたいので、ここはテイクアウトする。

お昼ごはんは「どて丼」400円と超リーズナブル。

その後、参道をウロウロ。

旦那は「いやげもの」と猫に夢中。

以前、この大学イモを買って帰ったら私の分は全く残っていなかったので、きっと喜ぶだろうと購入。
草餅は私の好物。


帰りの車の中で対抗意識が燃えたのか

「僕、今日どてを作る」

と、旦那が言うのでその日はそのまま某所でモツを買い、その日から二日間かけて煮込む。

実は半端なく美味しいんです、旦那の作る「どて」

これから冬にかけて囲炉裏にどて煮がかかるぞ。

灰の中に「鳩徳利」突っ込んで熱燗飲む。

ちなみにこれが「鳩徳利」
釉薬のかかっていない白い部分は灰に突っ込む部分。

冬場のまったりにはコレが一番なのよねぇ。

「お千代保稲荷」→「どて」→「熱燗」

結局「食うと飲む」話かい。

ってことで(笑)

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