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気づいたら理想のお客さまを引き寄せていた?【#3応援されるお店】

都内路面店サロンオーナーとして20年、
気がついたら「理想的なお客様を引き寄せていた!」
こちらでは
机上の手法ではない
20000名の接客経験をもとに
【理想的なお客さま・引き寄せメゾット】
を伝えさせていただきます。

サロンオーナー、接客業の方、企業内の人間関係
プライベートの繋がりなどのヒントになれば幸いです。




オープン前の告知


お店のオープン前のお話です。
素敵なホームページも出来上がったとはいえ、
20年前のことです。
お店オープンの告知は、タウン誌とチラシ代わりのパンフレット配布のみ。
今なら、SNS告知は必須ですね。


ロゴとパンフレットはギリギリに仕上がりました。
デザイン会社さんと何度も打ち合わせて、
とても気に入ったロゴも作っていただきました。

オープン3日前、
タウン誌に隣接するエリアのみ
オープン告知のチラシを配布してもらうことにしました。

また、改装中のお店には出来る限り、見に行き
店舗の大家さん、
リフォーム屋さんにもまめに挨拶も欠かしませんでした。
出来上がったパンフレットは、
私とAさん、スタッフで駅までの道のりを
配りながら帰りました。
この習慣は1年近く続けたのです。

他に広告も出さずに、私たちのチラシとパンフレット配りだけ。
お店は、ご予約が全くない日もありました。
そんな日はじっとして入れらず
率先してチラシを配りに行ったものです。

一軒一軒、ポストに投函します。
ーネイルやエステに興味ある方が住んでますように…
ーチラシを見てくれるといいな
と、祈るような気持ちで配っていました。

雨の日は、在宅率が高いだろうと
チラシが濡れないように気をつけながら、配りに行きました。
暑い日は、フットのキャンペーンも差し込んだチラシを投函しました。

梅雨時の雨の匂い。
今もこの季節になると思い出す、よい経験でした。
このときに、ポスティング業者に頼まず
私たちだけで配ること。
友人、知人0の地域でした。
挨拶の気持ちを込めて
お店の人間が配ることにきっと意味があると考えたのです。
1枚1枚
願うように配りました。

ですから
「チラシを見て」
とご予約をいただくと、本当に嬉しかったですね。

こうして少しづつ
お客様が足を運んでくれるようになったのです。

地域の雑誌掲載とき画像

応援されるお店に


「ポストに入ってたわよーもったいないから、持ってきたわ」
たまに既存のお客様のお宅にパンフレットを投函してしまうこともありました。
そんな時は、
「新しいお客様にお渡して」
と痛まないようにパンフレットを持って来てくださるんです。

いきなりできたサロンですから
近所のお客さまは
まだまだ遠巻きに見ていらっしゃったようです。
ヘアサロンで
アパレルショップで
「爪が綺麗と褒められたわ」
「とてもいいサロンだからと紹介しておいたわ」

少しづつお客様が応援してくださるようになったのです。

オープン当初からのお客様は
お店が少しづつ周りに認知されていくことを
とても喜んでくれました。

こうした積み重ねで
少しづつお店が作り上げられてきました。

ちなみにリピーター様が増えてきたころ
パンフレット配布は終了しました。
リピーターのお客様が
何年もパンフレットを配布しているお店に通うのも
心地よくないかな、と。
『お客様にとって自分が知ってるちょっと自慢のお店でありたい』
という想いからです。

お客様にも応援されるプロセスを


スタートアップ編はこちら⇩


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