偽典北京妊活大会;エピソード1「北京で不妊治療、めんどくさ~」
こんなポストをしているのに、なんで結局銀ブラするわけになったのか、ちょっと立ち入って事情を説明していく。今さらだが、セックスセックス!は紋切り型の挨拶ではなかっな。
北京での不妊治療病院探し
とりあえず、上記ポストではな~んも深いこと考えずに
「北京で外人の不妊治療も受け付けてくれそうなとこ行こ~」
って感じでそれっぽいところに行ったという記録である。妻氏のもろもろの検査の結果、次のフェーズに進んでもOKそうというところまでは分かった。
一安心である。
中国語わからんし、中国広くないですか
ここで北京在住3年の理系井上と、北京在住初年度の文系妻氏とで、中国語による診療の理解度の違いがあるっぽい。
勿論、妊活はチーム戦であるというのはそらそうやし、勝手にしてくれとは言わん。言わんがしかし、結局妊活の主役は妻氏とエンブリオ氏の二者であり、悲しいかな夫は精子をぴゅっぴゅしたあとはその二者の廻りをおろおろするくらいしかできないのである。
そういうわけで、エンブリオ氏は言語を理解する能力もなし、負担は妻氏一人にかかっちゃうってワケ。
そんな中、中国語も満足に操れない妻氏と、さすがに控えようとはしてもどうしても出張とか外せない仕事(良くない夫の常套句)が発生する井上、妻氏のバイオリズムに合わせて必ずいるかというとそんなことはない通訳。
妻氏と医師の二人きりになった日にはあれよあれよといつの間にか妻氏がバッタの怪人に改造される…!?なんてことも起きちゃう(起きない)。
しかも、一つの医院でパッケージ契約しても、北京で一から十まで済むわけじゃなくて、経過観察はそこ、採卵はあっち、培養はこっちで産むのはそっちという感じ。イメージ的には栗東に住んでいるのに、京都~新神戸の辺りのクリニックをたらい廻されることになりそう。
何もかもが目論見以上にめんどくせぇぞ…!?
セカンドオピニオン!!!!!
もうちょいなんかこう…さぁ…あるじゃん?多分いい感じの。知らんけど。
ということでググった。
(ちなみに、ここでいう「ググる」はVPN接続して中国とwwwとの壁を突破しGoogleで検索することを指す。)
すると、実は結構日本のクリニックでも「海外在住者の不妊治療」なんていうどこにニーズがあんねやみたいなどニッチな市場を開拓している猛者が結構いることを見出す。
べつのお国に住んでいる先輩が曰く「海外妊活は鬼門ぞ…!」とのことだったが、保険適用になって割合イージーになったってことか!
しかもオンライン診療もやってくれる!よっしゃここは素直に日本語でどしっと相談してみっぞ!!!
そういうわけで、オンライン診療の予約に進むのであった。