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嘘の様な本当の話って言うのは嘘という話ですが

「嘘のような本当の話」というフレーズは、非常に驚くべき事実や出来事を指すためによく使われます。このフレーズを使って語られる話は、初めて聞いた人には信じられないほど奇妙で驚くべき内容であることが多いです。しかし、その話が真実であることを強調するために「嘘のような本当の話」と表現されます。以下に、そのようなエピソードをいくつか紹介します。

1. フィンランドの妻
フィンランド人の女性は、結婚してから数十年後に、夫が実は幼い頃に失踪した自分の兄弟であることに気づいたという話があります。DNAテストによって判明したこの事実は、当事者たちを驚かせましたが、実際にはこの話はフィクションでした。

2. ネッシーの正体
スコットランドのネス湖に住むとされる伝説の怪物「ネッシー」が、実は1934年に撮影された有名な写真は、おもちゃの潜水艦に取り付けた偽物であったことが後に判明しました。多くの人がこの写真を信じていましたが、最終的には「嘘のような本当の話」ではなく「本当のような嘘」でした。

3. 偽のエベレスト登頂
1970年代に、ある登山家がエベレスト登頂に成功したと主張し、その後しばらくの間その偉業が信じられていました。しかし、後に証拠が不十分であることが判明し、その登山家の主張は嘘であることが明らかになりました。

4. チャールズ・ポンジの投資詐欺
1920年代にチャールズ・ポンジという男が「90日間で資金を倍にする」として多くの人々から投資を募り、大きな利益を上げたように見せかけていました。しかし、実際には新しい投資家から得た資金を古い投資家に支払う「ポンジ・スキーム」として知られる詐欺であり、多くの人々が被害に遭いました。

5. 南極のミニエクスペディション
ある探検家が南極大陸を一人で横断したと主張し、その偉業が称賛されました。しかし、後にその探検家は実際には主要な補給拠点や支援を受けており、完全に一人での探検ではなかったことが明らかになりました。

6. 宇宙人の解剖ビデオ
1995年に公開された「エイリアンの解剖」という映像は、1947年のロズウェル事件に関する証拠として注目を集めました。しかし、その後この映像は特殊効果を使って作られた偽物であることが判明し、映像制作者自身が嘘を認めました。

これらの例は、いずれも「嘘のような本当の話」として広まったものの、最終的には真実ではなかったことが明らかになった話です。人々が驚くような話には、時折「本当のような嘘」が混ざっていることもあるので、情報の真偽を確認することが重要です。

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