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秋は日帰り旅行で決まり!

最近はカレンダーを見ないと何の日の祝日なのかわからないという人が増えました。若い人だけでなくシニアも同じです。
なにしろ学校や会社がお休みと言うだけでありがたい!嬉しい!となります。

少し暑さが落ち着いた午後、久しぶりのティータイム。「どこかに行きたいね!」となって4人は日帰り旅行をこの10月に計画しましたが、何しろ思いつくのが遅いので、すでにどれも満席。

神社仏閣、風光明媚…。
でも「やっぱりおいしいものが食べたい!」となりこの年齢になると食べ放題より少なくても美味なもの。

そして海鮮。お肉もいいけどいろいろ海の物。この間カキフライに当って3日苦しんでいた一人もすっかりそのことは忘れて赤穂の牡蛎が美味しいと。もう一人は岡山のシャインマスカット狩り。一番若いアラフォーの彼女は松茸と近江牛のすき焼き。私はずーっと一度は生きたいと思っていた三重県の海女小屋料理。いくらでも出ます。

なかなか決まらず私たちの決定方法は阿弥陀くじ。
結局朝早い出発の三重県への日帰りバス旅行となりました。

しかし予約が取れたのは11月。そんな先どうなってるかわからない!と言うのがみんな正直な気持ちです。1年2年ではなくて1ヶ月。それは不安で暗い気持ちの人はいなくてみんなある程度の覚悟!みたいなものを落ち合わせています。

台風で、地震で…自然災害も身近になりました。
あんなに車の運転が好きで連なって行った小旅行は遥か昔。みんな免許証返納して電車やバスに乗るのも億劫ではなくなって、乗れば目的地、勝手に連れて行ってくれる便利さや気楽さが何よりと思えるようになりました。

このグループは趣味のマージャン教室で仲良くなった4人で、あまり深くそれぞれの事情は知りませんが、却ってそれが新鮮、共通の話題は映画や美味しい食べ物を探すこと。

それぞれ歳を重ねていろんな知識や情報が豊なことは話の内容もおのずと味のあるものになります。

自分事を言わない、聞かないはかえって気楽でまた違った楽しさがあります。

あまり家庭の事情を知ったり知らされたりするといろんな場面で気を遣うことになり、話題もそのことばかりになりがちで、場所は違えど同じ内容となり、近くのカフェでも十分となります。

そんなちょっと謎の4人は半年に一度ぐらい急に連絡したり向こうからとこれも波長が合っているということかもしれません。

きっと帰りにはそれぞれの家族や友達へのおみやげを忘れずに買うことでしょうが、それと一緒に小さな旅の思い出もそれぞれの心の中に小さな花を咲かせて、持ち帰ります。

この夏は異常でした。暑いなんてもんじゃない!
でもやっぱり秋はすぐそこに来ていると、その気配を朝夕感じます。
四季を感じることは年を重ねることへのご褒美かもしれません。

今日もいい日にしましょう!








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